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最新更新日:2025/07/10 |
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ちょっといい話―56―![]() ![]() ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 『たった一つの命だから,希望を持って生きたい』 僕は小さいときから,できのいい子と呼ばれる子どもだった。祖父も父も伯父も兄弟も全て一流大学をストレートで卒業し,いわゆるエリート一家という環境で育った。 父と兄は医者の道に進み,僕は人と話すことが苦手なこともあり,司法の道を選んだ。 僕も2年前ストレートで一流の大学に入り,それなりの学生生活を送っていた。しかし,今年の春,僕は希望を突然失った。何のために自分は生まれているのか…僕は誰なのか…僕を知っている人は,僕の何を知っていて,僕がどういう人間なのかを語ることができるだろうか…鏡の中の自分に問いかけた。友人に聞いた。お前は個性のないやつだから,難しい質問はするなと言われた。それから,この先が見えなくなった。外に出ても白黒の世界…人が無表情にしか見えない。外に出るのが怖くなった。人と合うのもイヤになった。教授と話して大学は休学して,夏に帰省した。10キロやせて帰ったので母親が心配した。病院にも行った。 そんな時ラジオから「マイペースで生きなさい」という言葉を聞いた次の週も聞いた。人って生きていてつらい思いをするものなんだなと思った。何週目かに19歳で声が出なくなり,体が動かなくなった大学生の話を聴いた。大学を受けなおしたと聞いた。 ショックだった。 なぜなら,僕は親にも誰にも言い出せずどこかで悶々としていた自分の姿を重ね,違う道に進ませてくれと心が叫んでいることに気づいたからだ。また,違う悩みが始まった。親にどう説明したらいいのかわからない。 今日公園に行った。お昼に老夫婦が隣のベンチに座って僕におにぎりを差し出してくれた。かしわ餅…僕の好物だった。僕はこのおばあちゃんに悩みを打ち明けた。そしたら,「そんな魂の抜けた息子の姿を見ることほど親は辛いものはない。思い切って話してごらん。」と言ってくださった。 やっと今日親に相談した。やりたい道に進んだらいいと両親が言ってくれた。兄貴は早く言えと僕をしかった。 やっと心が晴れました。やっとトンネルから抜け出しました。もう一度受験勉強をやります。そして僕は誰なのか,堂々と人に言えるよう頑張ってみます。 たくさんの人のメッセージが,僕を生き返らせてくれました。ありがとう。今日のおばあちゃんありがとう。ドリームさんありががとう。ワンライフプロジェクトさんありがとう。僕は心を打ち明けることが出来る人をすごいなあと思っていました。でも,今日そんな自分になれた。まだまだ,この先いろいろなことがあると思う。思うけれど昨日までの自分ほど悩むことはないと思う。 僕は医者の足りない国で働く医者になります。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 紆余曲折・試行錯誤しながらも、自分を見つめなおし、本当の自分を探し出した彼にエールを送りたい気持ちになりました。家族をはじめ、公園のおばあちゃん、またラヂオの聴講者の皆さんの支えが、悩んでいた彼を元気づけ、勇気を与えてくれたのだと思いました。(写真は、春日丘中学校区地域生徒指導連絡協議会のカレンダーで掲載されました人権ポスターです。) ちょっといい話―55―![]() ![]() そこで、朝の散歩の途中で、その穴ぼこを埋めようと考え、近くの海岸から砂を持ってきて、埋めたそうです。そして、何日かかけて5メートルほど平らにしたある日の朝、その友人宅の玄関先に1本の大根と、 「いつも見ています。ありがとう!」 と書かれた手紙があったそうです。 友人もご主人もとても嬉しくて、その大根を家の仏壇に備え、今日夕飯に頂くのだ、と話してくれました。 その話をきいて、私も嬉しいやら感動やらで、涙が出そうでした。昔話のかさ地蔵を想いだしたりして・・・。そのありがとうの気持ちのこもった大根は、きっととろけるようにおいしかったでしょうね。友人がうらやましく、また誇りに思えました。 (志賀内 泰弘「感動する話し」より) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ※「人のために・・・」と考えることもステキな行為ですが、見返りを求めていなくても、温かい心を頂くと、更に心が温かくなるものです。そんな心のバトンパスがどんどんとつながっていけばいいですね・・・!! (写真は小さな巨匠展での生徒の作品です。) ユニセフ校外募金2![]() ![]() ![]() <校内募金(3日間)> ・25,778円 <校外募金1(地域)> ・68,114円 <校外募金2(四条)> ・35,494円 <合 計> ・129,386円 たくさんの善意にあらためて感謝いたします。 ユニセフ校外募金1![]() ![]() ![]() 5ヶ所の募金合計・・・・68,114円 でした。途中冷たい雨が降り、雪に変わっても頑張り続けた皆さんの姿を、地域の方々は温かく見守ってくださいました。たくさんの温かいお心遣い、本当にありがとうございました。 ユニセフ校内募金活動2![]() ![]() いよいよ本日放課後には、地域へ出ての校外募金活動です。1月27日(金)の校外募金は、午後3時30分〜4時30分の間に、ダイゴロー緑道・イトーヨーカドー・マツヤスーパー・新鮮館・京阪六地蔵付近で行います。 また、1月28日(土)の校外募金は、午後1時30分〜3時30分の間に、四条河原町角の東南角と西南角の2ヶ所で行います。お近くにお寄りの際には、是非ご協力をお願いします。 寒い中ですが、心からの精一杯のお願いが、また人の心に伝わっていきます。そしてその温かな心が、また生徒会の人たちに返ってきます。募金活動はそのような心と心の交流になっていきます。保護者・地域の皆様、よろしくお願い致します。 第34回 小さな巨匠展 始まる!![]() ![]() ![]() 明日の27日(金)には、7組の人たちが校外学習として他校の作品を見学に行きます。大きな刺激を受けて帰ってきてください。 ユニセフ募金活動始まる!![]() ![]() 春日丘中学校生徒会 〜ユニセフ募金校外活動のお知らせ〜 1.日時・・・ア.平成24年1月25日(水)〜27日(金) 学校にて募金活動 午前8時15分〜35分 イ.平成24年1月27日(金) 校外募金1(地域)午後3時30分〜4時30分 ウ.平成24年1月28日(土) 校外募金2(四条河原町)午後1時30分〜3時30分 2.校外募金場所 ア.校外募金1:1月27日(金)は地域で行います。 ・ダイゴロー緑道、イトーヨーカドー、マツヤスーパー、新鮮館 京阪六地蔵 イ.校外募金2:1月28日(土) ・四条河原町 ※募金は「財団法人日本ユニセフ協会」を通じて、医療補助や途上国のこども達への寄付として活用していただきます。 3年生 中学校最後のテスト!![]() ![]() ちょっといい話―54―
今日はもう1つ「ちょっといい話」を・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「お母さんのテープ」 俺、小さい頃に母親を亡くしてるんだ。 それで中学生の頃、恥ずかしいくらいにぐれた。親父の留守中、家に金が無いかタンスの中を探しているとビデオテープがあったんだ。俺、親父の変なビデオとかかな?なんて思って見てみた。そしたら・・・病室のベットの上にお母さんがうつってた。 『〇〇ちゃん二十歳のお誕生日おめでと。なにも買ってあげれなくてゴメンね。お母さんがいなくても、〇〇ちゃんは強い子になってるでしょうね。今頃、大学生になってるのかな?もしかして結婚してたりしてね・・・』 10分くらいのビデオテープだった。 俺、泣いた、本気で泣いた。次の瞬間、親父の髭剃りでパンチパーマ全部剃った。それからみんなにバカにされるくらい勉強した。俺が一浪だけど東京の有名私立大学に合格した時、親父、まるで俺が東大にでも受かったかのように泣きながら親戚に電話してた。そんで、二十歳の誕生日に、案の定、親父が俺にテープを渡してきた。 また、よく見てみたら…。ビデオを撮ってる親父の泣き声が聞こえてた。お母さんは、笑いながら『情けないわねぇ』なんて言ってるんだ。俺また泣いちゃったよ。父親も辛かったんだろうな、親父にそのこと言ったら、知らねーよなんて言ってたけど、就職決まった時、親父が『これでお母さんに怒られなくて済むよ』なんて言ってた。俺,このビデオテープがあったからまっとうに生きられてる。 お父さん、お母さん、ありがとうございます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (写真は、保健委員会からの今月のメッセージです) ![]() ![]() ![]() ちょっといい話―53―
冷たい雨がシトシトと降っていますが、心温まるいいお話がありました。普段は、笑い声や歓声が聞こえる遊園地ですが、その日ばかりは暖かな拍手の音が鳴りやみませんでした・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「あひるさんの思い出」 二度の脳梗塞で重度の障害が残った夫は、狭心症発作を繰り返しながら自宅療養を続けている。人との接触を求めて、時々外出する。 ある冬の一日、急に思い立って遊園地へ行った。広場の隅に車椅子を止め、私は傍らに立って元気に走り回る子供達を見ていた。思ったより寒く、早く帰らねばと思った。 その時広場に歓声があがった。ドナルドダックの着ぐるみを着た人が現れ、子供達がどっと駆け寄ったのだ。ところがそのあひるさんは、子供達をかき分けてどんどん駆けて、こちらへ近付いてくる。広場の隅にいる私たちの方へ……。 車椅子に乗った夫の前へ来ると、大きく一礼して大きな手で夫の背中を撫でてくれる。二度、三度、突然の出来事に私達も周りの人も驚いた。夫の背中を大きく撫でて、今度は私の腕をさすり、両手で包み込んでくれる。大きな白い温かい手で……。 優しさが老いた二人を静かに包み、その温かさが周りに広がり、見ていた人達の間から拍手が起こった。夫の顔を見ると、涙がほろほろ頬を伝っている。風の冷たさを忘れた。「優しさをありがとう」と言うのが精一杯の感謝の言葉。あひるさんはウンウンと頷いてもう一度夫の背中を撫でて、子供達の方へ駆けていった。 思いがけない出来事だった。着ぐるみだからお顔は見えない、お声も聞けなかった。けれど、優しさと励ましのお心はしっかりといただいた。病む夫にも、介護の私にも元気をくださったあひるさん、ありがとう。(新聞投稿からの抜粋) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 写真は、1月18日(水)に行われました「自主公開授業」の様子です。1年2組のみんなに、しっかりと学び合う姿がありました。本当に良く頑張っていました!!授業後、先生たちは授業を見に来られたたくさんの先生方と研修会を持ちました。先生たちも、学びの小グループでしっかりと学び合いました。ご参観された多くの皆様に、感謝いたします。 ![]() ![]() ![]() |
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