前日からの雪で、3期初日の1月5日、みんなが無事登校できるかを心配していました。しかし、当日の朝に外を見ると、思ったほどは雪も積もっておらず、8時25分のチャイムで、予定通りに3期の学校生活が始まりました。
この日1限目は全校集会です。最初に伝達表彰が行われ、吹奏楽部2年生のIさんとSさん、1年生のAさんとTさんの計4名が表彰されました。続いて校長先生や生徒会副会長Yくん、そしてF先生からそれぞれ、「新年を迎え、気持ちを新たに頑張ろう」という思いを込めたメッセージが伝えられました。その表彰と話の内容は最後に書いておきます。
寒かった体育館での全校集会が終わり、教室へもどり休憩の後、2限目は大掃除、3・4限目は学活が行われました。
3年生ではこの学活の時間を活用し、早速、進路実現に向けての本格的な取組が始まり、まずは私立入試や公立での推薦入試、特色選抜、適性検査のために必要な願書等の配布と、願書の書き方の説明などが行われました。
大切な手続きですので、期限をしっかり守り、漏れなく提出してください。
午後からは部活動が行われ、久しぶりに学校に、生徒たちのにぎやかな声が響き渡りました。
明日からいよいよ給食(昼食)も始まり、午後からも授業となります。この3期は一年間を振り返り、その中で出た反省を来年度の新しい学年で生かせるように、そのための準備をする期間でもあります。君たちが立てた「今年一年の目標」が達成できるように、この3期にしっかりと今年度を振り返ってみてください。
【伝達表彰】 第44回 京都府アンサンブルコンテスト
サックスフォーン4重奏 「銀賞」受賞
【校長先生】◆ 2期終了時の学年集会で話したように、冬休み中に「
今年の目標」をしっかりと持てたましたか?
(ぜひ目標を持つように!)
◆ 今年も「あいさつ・時間・掃除」をしっかりとやれる
(守れる)ように取り組みましょう。
【生徒会副会長Yくん】
◆ 3年生は「進路実現」に向けて頑張ってください。
◆ 1年生はまもなく「先輩」になります。気を引き締め
て頑張りましょう。
◆ 2年生はあと3か月で「最高学年」になります。自覚
をもって頑張りましょう。
【F先生】 ◆ アンブレラ(umbrella:かさ)理論のお話
かさとは本来雨や日光をよけるものです。
かさには布の部分と骨(芯)の部分があり、これは私
たちの“人生”と重ね合わせることができます。
もう少し具体的に言うと、骨の部分が折れてしまった
ら、布の部分が付いてても困るし、骨の部分がしっかり
していても、布がなければかさの意味を成しません。
つまり、かさは、骨があって布があってはじめて「か
さ」になるのです。
骨(芯)の部分を「自分自身」、布の部分を「周囲の先
生や親、家族」と考えると、骨と布の両方がそろっては
じめて「雨や日光をよける役割」をしてくれるかさのよう
に、人生におけるさまざまな困難は、自分自身と周囲の
人たちとの両方の存在があってこそ、うまくからみ合っ
て防げるのではないでしょうか。
そして、かさは前後左右と放射状に均等にのびるよう
につくられています。前だけが、右側だけが極端に長い
(大きい)かさではバランスが悪く困ります。
すべては“バランス”が大切であるということも示し
ているのです。
なお、以下の写真は1限目の「全校集会」のときのようすです。