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最新更新日:2025/08/06 |
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「頌春」![]() ![]() 新しき年の始めの初春の今日降る雪のいや重け吉事(あらたしき としのはじめの はつはるの きょうふるゆきの いやしけよごと) この和歌は、奈良時代末期の歌人で「万葉集」の編纂に携わったとされる大伴家持(おおとものやかもち)の作品で、万葉集(全20巻・約4500首)の最後を飾るものです。歌意は「年の始めの初春の今日降る雪のように、あとからあとから絶えることなく続け(ますます積もれ)よいこと(めでたいこと)。」というもので、年頭にあたり、新しい年が良いものになるように願う気持ちや未来への期待を込める素直な気持ちを表現したものでしょうか。 |
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