京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/07/10
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学校教育目標 社会適応力の育成 〜変化する未来に向けて〜

日野学区 クリーンキャンペーン

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 12月11日(日)、10時から日野学区のクリーンキャンペーンが行われました。本校からは、水泳部・相撲部・卓球部・テニス部の有志の皆さん約40名が参加してくれました。最初は寒さに身を縮めていましたが、地域を回りごみを拾い出すと、だんだんと体も温かくなりました。普段は、地域に支えられているという意識は、あまり感じないかもしれませんが、今日は「少しでも恩返しが出来れば…」という思いでみんな一生懸命に掃除をしました。心も体も温まり、気持ちも晴れやかになりました。参加してくれた部活の皆さん、また地域の方々、ご苦労様でした。

孫 美幸(そん みへん)さんの人権講演会を終えて・・・

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 本日,12月10日は「世界人権デー」です。
今から63年前の1948年12月10日に国際連合第3回総会で,「世界人権宣言」が出されました。2度の世界大戦の苦い経験から「戦争が最大の人権侵害である」との反省の上に立ち出された宣言です。では,なぜ,「世界“平和”宣言」と名付けなかったのでしょうか?それは,「戦争がないという状態では本当の“平和”とはいえない」ということからでした。今,日本の中には,少なくとも戦争はありません。では,今,本当にみんなが安心して生きていける平和な世の中になっているのでしょうか?自信を持って「そうだ」とはいえない現状が,残念ながらこの日本にもあるのです。本当の平和とは何か?それは,一人ひとりの「人権」が大切にされている世の中が,真の平和な世の中だということなのです。「人権」は,長い歴史の中で,たくさんの人たちの血と汗と涙と協同の闘いの中で勝ちとられてきたものです。そのことの意味をしっかりと考え,自分の大切な「人権」,同じようにまわりの人の大切な「人権」を,かけがえないものとして大切に守っていきたいものです!

 昨日の9日(金),孫 美幸(そん みへん)さんから「在日コリアンに対する差別」についての講演がありました。講演会は終わりましたが,孫さんから,「私たちが,これから考えはじめていくこと」についても教えていただいた思いがしました。

 昨年は,韓国併合100年の節目にあたる年でした。当時の首相であった,菅直人前首相から次のような談話も出されました。
 『本年は日韓関係にとって大きな節目の年です。ちょうど100年前の8月,日韓併合条約が締結され,以後36年に及ぶ植民地支配が始まりました。・・・(韓国の人々は)その意に反して行われた植民地支配によって,国と文化を奪われ民族の誇りを深く傷つけられました・・・。』
 菅首相の談話は更に,「歴史に対して誠実に向き合い」,「歴史の事実を直視する勇気とそれを受け止める謙虚さを持ちたい」と続き,「傷みを与えた側は忘れやすく,与えられた側はそれを容易には忘れることが出来ないもの…」と述べています。それから「このような認識の下,これからの100年を見据え,未来志向の関係を構築していきます…」と言っています。「100年前に何があり,そしてこれからの100年をどう迎えていくのか…」ということが私たちに提起されているのです。
 では,「今から100年前に一体何があった」のでしょうか?
 また,「何故日本に韓国・朝鮮の人たち(在日コリアン)が多く住んでいる」のでしょうか?
 更に,「今,在日コリアンの人たちはどのような生活をしている」のでしょうか?
 そして,「どのような思いで“在日コリアン”の人たちは,日本で暮らしている」のでしょうか?・・・等々,孫さんからの講演を終えて,これから考えていく宿題も頂いた思いが,今,しています。
 
 「“近くて,遠い国”韓国・朝鮮・・・」。
なぜそのように言われるのでしょうか?
 “近い”・・・確かに日本から一番近い国です。しかし,これまで韓国・朝鮮の文化や慣習の違いについてはあまり知りませんでした。日本と韓国・朝鮮の文化の違いを知り,その違いを認め合い,2つの異文化の豊かさを感じて欲しいと思っています。
 “遠い”・・・なぜそう思うのでしょうか?これからの中学校の人権学習の中で,一緒に学習していきましょう。それは,私たちにとって大きな大きな仕事です。生きがいのある仕事です。

 たれもかれもが力いっぱいに
 のびのびと生きてゆける世の中
 たれもかれも「生まれてきてよかった」
 と思えるような世の中
 じぶんをたいせつにすることが
 同時に人を大切にすることになる世の中
 そういう世の中をこさせる仕事が
 きみたちの行くてにまっている
 大きな大きな仕事
 生きがいのある仕事

進路決定目前!第3回3年度土曜学習会

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 進路を決定する三者懇談が、いよいよ来週の15日(木)から始まります。進路決定を目前に、12月10日(土)9時半から11時半までの2時間、熱気溢れる「3年土曜学習」が行われました。約20名の参加で、地域等から3名のボランティアの方々にも来ていただき、熱心に学習に取り組んでいました。私学の入試まであと2ヶ月。公立の一般入試まで3ヶ月。自らの力で自らの未来を切り拓いていくときが刻一刻と迫ってきました。「あせらず・なまけず・あきらめず」に、健康に注意し頑張ってください。

人権講演会〜一人ひとりが輝ける未来へ2〜

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 生徒の感想文の続きを紹介します。

・今日の講演会で、日本や韓国やその他の国での文化の共通点がいろいろあるとわかりました。また反対に、違い日本と韓国の文化の違いもわかりました。最後に話されていた「みんなにチャンスはある!」という話が、一番心に残りました。だからそのチャンスを、大切にしていきたいです。(2年生)

・私は今日、孫さんの話を聞いて、韓国などの文化や言葉の違いや特徴についてたくさん知りました。また、孫さんの話の中で、「チャンスは誰にでも同じだけやって来ると思う。でもそれを逃がしてしまう人もいる。そういう人はチャンスが来たときに違う方を見ていたり、最初からあきらめている人だと思う。」というのがあって、私は絶対に逃げ出したくないとあらためて思いました。私は今まで、「差別は自分とは関係ない」と、心のどこかで思っていた気がします。でも今日、「差別は自分たちのすぐそばにあるんだな」と感じました。だから、私は絶対に差別をしない人になります。もし差別されている人に出会ったときに、「私がその人のチャンスになれるようになりたい」と今日思いました。(3年生) 

人権講演会〜一人ひとりが輝ける未来へ1〜

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 世界人権デーを明日に控えた12月9日(金)、「孫 美幸(そん みへん)」さんに来ていただき、「一人ひとりが輝ける未来へ」という演題で、在日コリアンに対する差別の問題についてお話をしていただきました。みんな、孫さんの生き方に自分の生き方を重ねて考えていました。何人かの作文をここで紹介します。

・孫さんの話を聞いて「私が孫さんの立場だったら辛いな…」と思った。でもいろいろなことがあっても「孫さんは強いな」と思った。孫さんのように私も強く生きようと思った。途中で本の読み聞かせをしてもらったとき、あの本は深いっ!て思った。でも読み進めていくうちに、みんなの具材で作れるから、スープを作りはじめたんやー!!て思った。やっぱりみんな協力しなあかんなって思った。私は孫さんみたいに過去も現在も考えられないけれど、自分のことばっかりじゃなくて、今まで辛いことを体験して来た人もいるのだから、考えなあかんなーって思った。人のことを考えられる人にならなあかんなって思った。今月は人権月間なので、今日人権や差別について知ることが出来てよかった。(1年生)

・孫さんはすごく苦労しはって、お母さんも学校にも行かれへんかったし、いろいろあったと思う。私が学校に行けるのも、当たり前のことと違う。学校に行けるということは、家族や友達、身のまわりの人たちに支えられて生きているということがわかった。孫さん、今日はありがとうございました。私もこれから頑張りますので、孫さんも頑張ってください。(2年生)

ちょっといい話―49―

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 今日はもう1つ「ちょっといい話」を・・・。

『喜びを分かち合えば倍になる』

 「喜びを分かちあえば倍になり、悲しみを分かちあえば半分になる」
 一つのケーキを全部一人で食べてしまえばそれでおしまい。でも、好きな人と、半分ずつ分け合って食べれば、喜びは2倍になります。幼い頃、お盆や正月になると、我が家に大勢のイトコたちが集まりました。 夏だと、良く冷えた大きなスイカを切ります。子供のことなので、「これが大きい」「いや、こっちがいい」と、ちょっとでも大きなスイカを手に取ろうとします。幼いうちは、理解できません。大きなスイカを食べるのが、一番幸せだと思っているからです。
 でも、歳を重ねるにつれてだんだんとわかるようになります。一人で大きなスイカを食べても美味しくない。みんなで一緒に食べるから美味しいのだと気づくのです。
            *    *    *    *
 ちょうど、そんな折です。ある新聞の朝刊に書かれている記事に目が留まりました。

 「小雨の降る22日、さいたまスーパーアリーナを訪ねた。東京電力福島第一原子力発電所の事故で、役場と非難した福島福島県双葉町の町民約1200人を含め、2千人ほどが身を寄せている。 (中略)
  印象に残る光景があった。マンガおもちゃなどを無料で配るコーナーに女の子がやってきた。積んである折り紙がほしいという。10枚ほどが入った袋を受け取ると、袋を開けて半分ほどを取り出し、袋を返した。『ほかの人の分だから』という。係の人が『たくさんあるから大丈夫』と袋を渡すと、女の子はニコッと笑った。10枚の折り紙を握りしめて、飛び跳ねるように走って行った。善意で寄せられた物を、競って取り合うのではなく、みんなで分け合う。避難している人々の気持ちが、少女にも伝わっているのだろう」もうそれ以上、多くを語る必要はないでしょう。 この少女のような心を大切にしていきたいものです。
 「喜びを分かちあえば倍になり、悲しみを分かちあえば半分になる」

ちょっといい話―48―

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 12月に入り、寒さも日1日と増してきました。
そこで少し心が温かくなる「ちょっといい話」を紹介します。心が温かくなると、人に優しくなれるかもしれません。この優しい気持ちが、人と人との関係をより豊かな関係にしてくれます。
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             「コンビニで見かけた,幼い紳士」
 先日、こんな光景に出くわしました。
コンビニのレジにて。小学校前ぐらいの男の子。100円玉を持っている様子。手には100円プラス消費税のお菓子。お金を渡そうとすると レジのお姉さんに「ちょっと足らんよ」といわれました。後ろの私は,プチ紳士を気取る半面とやり取りが長くなると待つのがいやなのが半面,また足らない分をだしてあげようか・・・ と考え始めました。
 しかし、すんなりと男の子はあきらめ、別のお菓子を二つ取り「これは買える?」と聞きました。「はい」と少しのおつりを受取るとその男の子はどうしたでしょう?迷うことなく、もらったばかりのおつりすべてを背伸びをし、手を思いっきり伸ばしてレジ脇の募金箱に入れました。レジのお姉さんへの「ありがとう」の言葉も忘れずに。直後の私も、おつりを入れずにはいられませんでした。
 人生、いろんな人から教えられますね。この男の子は、大事なことを実践で教えてくれました。そんな、幼い紳士に「ありがとう!」

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 いよいよ明日、人権講演会があります。平日のお忙しい時間帯ですが、この機会に子供たちえと一緒に「人権」について考えてみましょう。きっと帰るときには、心が温かくなっています。お待ちしております。

                 記

1.日  時  平成23年12月9日(金)
        講演 13:20〜15:10   懇談 15:20〜16:20

2.場  所  講演 春日丘中学校体育館     
        懇談 いきいき交流ルーム

3.講  師  孫 美幸(そん みへん)氏 元朱雀中学校教諭
        
  演題 「一人ひとりが輝ける未来へ」
  内容 戦争と平和の歴史に向き合いながら、孫さんがこれまでに
      歩んでこられたみちのりを振り返ります。また、いのちの
      つながりの中で家族から学ばれたことや多文化社会の
      豊かさ、社会の矛盾や自分の力だけではどうにもならな
      いような現実に立ち向かうとはどういうことかという視点
      で講演をしていただきます。

ちょっといい話―47―

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 明日の5・6限に、人権講演会(12/9(金))の事前学習を行います。そこで今日は、「人権を考えていくことの意味」について綴った「ちょっといい」詩がありましたので紹介します。




          『―いつの日か,かならず―』
                             吉野 源三郎
 
 未開のころ,人間は夜の暗さをどうすることもできなかった。火を使うことになって,人間はやっと暗闇にうちかちはじめた。そして今日,人類の文明は夜の暗さを征服してしまった。
 しかし,世の中には,まだ暗闇がある。夜の暗さに劣らない暗闇がある。人間の世の中が,人間を不幸にしているという暗さは,まだ残っている。
 だが,この暗闇だって,人類は征服できないわけではない。未開人が火を手に入れたように,今日の人類は「人間のとうとさ」をすでに知った。このとうとさを,どこまでもつらぬこう。そのための私たちの知恵,私たちの努力,私たちの協力がぐんぐんのびてゆけば,それだけ世の中の闇はしりぞいていくのだ。そしていつの日にか,今の暗さも必ず征服されるだろう。いつの日か,かならず・・・。

 たれもかれもが力いっぱいに
 のびのびと生きてゆける世の中
 たれもかれも「生まれてきてよかった」
 と思えるような世の中
 じぶんをたいせつにすることが
 同時に人を大切にすることになる世の中
 そういう世の中をこさせる仕事が
 きみたちの行くてにまっている
 大きな大きな仕事
 生きがいのある仕事

学びの共同体 12月校内授業研

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 12月5日(月)6限、「学びの共同体」の校内授業研がありました。
1年1組では社会を、2年3組では理科を、3年2組では国語が行われました。どの授業も学びあう姿が見られ、意欲的に学習に取り組んでいました。
 来週の15日(木)から個人懇談が始まります。今年1年間の総まとめをしていきましょう。

スクールガイダンス 模擬授業2

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 どのクラスからも、皆さんの授業を楽しんでいる声が聞こえてきました。春日野小6年2組は「家庭科」を、日野小6年3組は「美術」を、そして日野小あおぞらさん・春日野小ひまわりさんは「自己紹介カードを作ろう」を行いました。
 本日午後からの2時間余りでしたが、中学校生活を体験することで、不安が少なくなったと思います。皆さんの4月の入学を心待ちにしています。みんなで「安心」「チャレンジ」「感動」溢れた春日丘中学校をつくっていきましょう!
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学校行事
12/12 1年生学習確認プログラム(国・社・数)
12/13 1年学習確認プログラム(理・英)
12/15 午前中授業(〜22日)、個人懇談(〜21日)
京都市立春日丘中学校
〒601-1406
京都市伏見区日野谷寺町50
TEL:075-571-4969
FAX:075-571-4970
E-mail: kasugaoka-c@edu.city.kyoto.jp