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最新更新日:2025/06/24 |
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『山科区民まつり』
23日の祝日、山科中央公園で「山科区民まつり」が行われました。
天候が危ぶまれましたが、何とか雨ももちこたえ、盛大に開催されました。 1:40からは、花山中学校吹奏楽部の舞台です。 10分程度のコンサートでしたが、素晴らしい音色とともに、会場いっぱいに楽しく爽やかで明るい雰囲気を運んでくれました。 「素晴らしい演奏ですね。花山の子の演奏には不思議な魅力があります。」近くに居られた他校の先生から聞かれたコメントです。 テスト前にもかかわらず、出演してくれた吹奏楽部の皆さん、本当にありがとう。 3年生が引退して少々心配しましたが、何のなんの、十分立派なステージでした。 ![]() ![]() 『東山を西に見て』〜Make legend〜![]() 18日(金)京都市内の育成学級で学ぶ生徒たちの合同運動会がありました。普段は、それぞれ別の学校で学んでいる彼らが、一堂に集まりトラブルもなく楽しく過ごします。このことを不思議にも思いますし、それが彼らのもっている特性なのかもしれないとも思います。私は今も、仕事に行き詰まったり気分が滅入ったりした時には育成学級を覗くことにしています。彼らが学習する姿を見ていると、学習に対する純粋な姿勢と、学ぶことの喜びを素直に表現する姿に心が洗われるような気持ちになり、また『がんばろう!』と思えるからです。かねてから、彼らを“天使のようだ”と表現してきましたが、合同運動会に行くと、そんな天使たちが作るのか、広い体育館一杯に温かでゆったりとした空気が流れていることに気付きます。 今年は男子に健脚を誇る生徒が多いため、彼らは学校対抗のリレーで優勝を目指して取り組んできました。体育の時間には、持久走や短距離走に加え、バトンパスの練習に励んできました。周りの教師も彼らの目標を知っており、多くの者から「優勝してきいや!」と声を掛けられてもきました。本人たちもすっかりその気になって大会当日を迎えました。 学校対抗リレーは、大会のメインイベントで最終種目です。だんだん早いチームが出場するように構成されていると聞きます。驚いたことに、うちのチームは最終レースでした。 確かに、出走する子らのスピードはだんだん早くなっていきます。「大丈夫かな!?」内心そう思いました。担任の先生らも不安が隠せないようです。整列している子らの所へ何度もアドバイスに行きます。そのすきに、車いすに乗ったAが、「O先生の方が緊張したはるわ。」と言って笑わせてくれました。因みに、男子で一人リレーチームから外れたAは、招集がかかる直前、みんなで円陣を組み、「行くぞ〜!!」と大声で選手に発破をかけました。 いよいよスタート。第1走者が飛び出ました。直前のアドバイス通り上手くインコースに入ります。そのまま直線で一気に差をつけます。作戦通り3m以上の差をつけて第2走者にバトンを渡します。第2・第3走者は、この差を詰められることなく、アンカーへとバトンをつなぎます。アンカーが、顔を上に向けて必死に走ります。決して格好の良い走りではありませんが、足の回転はすこぶる速いです。“わき目も振らず”一気にゴールテープを切りました。 「先生、勝った?」「勝ったで!優勝や!」「はぁ、よかった〜っ!」レース前、一言も発しなかった彼がすごいプレッシャーと戦っていたことが分かる瞬間でした。 その後の彼らの顔には「やりきった感」が表れていました。充実感と安堵感と緊張から解き放たれて弛緩した表情とが入り混じった何とも言えない“いい顔”でした。 今週はテスト週間です。「第4回定期テスト」に向けて、部活動も休止されています。特に3年生にとっては、進路を決定する上で、重要な意味をもつテストでもあります。終了後、生徒にこの「やりきった感」を味わってほしいと思います。一生懸命に取り組んだ者にしか味わえないこの感覚をです。 第2回学校評議員会
学校評議員会のまとめ
11月10日(木)今年度2回目の学校評議員会を開催しました。 今回は、先日実施した「中間評価」のアンケート結果をもとに、本校の現状についてご意見を伺いました。 生徒・保護者・教職員を対象に、アンケートで同じ内容の質問をし、回答を見比べながら学校の現状を探るという方法をとりました。 評議員の皆さま方からは、概ね本校の教育活動に対して「支持する」という肯定的なご意見を頂きました。 以下に、委員の皆さま方から頂いたご意見を紹介申し上げます。 ○学校行事への意識など、自分が感じていた通りの結果であった。楽しく学校 生活を送ってくれていて嬉しく思う。 ○昨年度、体育祭での先生の服装が気になったが、今年は改善されていた。 ○大体よい評価が得られていて素晴らしい。分析の仕方を工夫すれば、これか らの学校経営にもっと活かしていけると思う。 ○スカート丈など、服装が以前に比べて気にならなくなってきた。下校時の態 度もよくなってきたと思う。 ○中学生の姿を小学生がみているので、気をつけてほしい。 ○学校から離れるとしない場合もあるが、あいさつが随分返ってくるようにな った。かなり良くなったと思う。 ○生徒のコメントの中には、気になるものもあるが、概ね楽しく充実した学校 生活を送ってくれているようである。 ※中間評価のアンケート結果を見るには,HP右欄の配布文書一覧の中の平成23年度中間評価をクリックするか,同じく右欄の平成23年度中間評価をクリックしてください。 『第55回日本学生科学賞 授賞式』
1年2組の恩庄美紗貴さんが「第55回日本学生科学賞」を受賞したことは、10月19日にも紹介しましたが、その授賞式が20日午後、読売京都ビルで行われました。
緊張感のある中、立派な態度で臨んでいました。 本当に、おめでとう。 「日本学生科学賞」は、1956年、学生が科学の発展に寄与することが、敗戦からの復興を早めるという理念の下、読売新聞社が文部省(当時)の後援を得て立ち上げたものであるということです。 恩庄さんの研究は、現在京都府代表として東京での審査中です。 京都府代表に選ばれた研究は、長いものでは9年間にわたるものまであり、「科学する心」の大切さと厳しさとを感じさせられました。 (恩庄さんの研究も6年間にわたって行われています。) ※写真は、受賞の様子・京都府の代表者全員・担任の松尾先生とです。 ![]() ![]() ![]() 『社会福祉協議会主催 吹奏楽部とのふれあい』
19日(土)午前10:00から本校の多目的室で、鏡山学区の社会福祉協議会主催の「健康すこやか学級」が行われました。花山中学校では年に4回行われますが、毎年今回は、本校の吹奏楽部とのふれあいが行われています。
地域のお年寄りの皆さんに、吹奏楽部の演奏を聞いて頂いた後、昼食をともにするという企画です。 この行事を楽しみにされている方が多く、雨の降る中にも関わらず50人以上もの方が参加されました。 核家族化が進み、家にお年寄りがおられない家庭が圧倒的に多く、中学生にとっても有意義な時間になったと思います。 ![]() ![]() ![]() 『第2回土曜学習』
第2回目の「土曜学習会」が行われました。
雨が激しく振る中、3年生が登校し、自ら用意した課題に向かって黙々と学習していました。 今月末には「第4回定期テスト」が計画されています。 3年生にとっては、進路を決定するくらい大切なテストです。 頑張って取り組んでくれることを願っています。 ※写真は、3クラスに分かれて課題に取り組む3年生の様子です。 ![]() ![]() ![]() 『育成学級合同運動会 開催』
18日(金)、府立体育館において、全市の中学校の育成学級で学ぶ生徒たちの合同運動会が開催されました。本校の生徒たちも楽しく参加しました。
今年は、男子を中心に足に自信のある子が多く、学校対抗のリレーで1位をとることを目標に練習してきました。体育の時間には走るだけでなく、バトンパスの練習も繰り返してきました。 タイム順に行われるというリレーで、本校チームの出場は最終レースです。 第1走者から飛び出し、最後までその差を維持して圧巻の優勝を飾りました。 「校長先生、ヤッタ−!ヨカッタ〜!」アンカーを務めた子の、安堵と満足感の入り混じった声が忘れられません。 大会終了後、他校の校長先生から次のような言葉を聞きました。 「花山は、速い子ばっかりやったなあ。」 「先生と生徒の仲がいいなあ。」 ![]() ![]() ![]() 『持久走の授業が始まりました。』
体育の授業で持久走が始まりました。
生徒の声はいろいろです。 「いややなあ〜。」 「頑張るで!!」 来月のクロスカントリー大会では、練習の成果を発揮してください。 私もそろそろ走っておかなければいけませんね。 (今年も出場したいと思っています。) ![]() ![]() 『新入生保護者会 実施』
今日の午後は、来年度の入学生の保護者の方を対象とした保護者会を実施しました。
150人以上の方が参加され、学校側の話に熱心に耳を傾けて頂きました。 また、それに先立って「給食試食会」も行いました。 こちらには32人の方が参加されました。 教育委員会から指導主事の先生をお招きし、献立の作り方や調理の仕方、中学生の栄養についてなど、大変興味深いお話を聞かせて頂きました。 因みに、中学校給食は大好評でした。 ![]() ![]() ![]() 『東山を西に見て』〜Make legend〜![]() 今日僕は今までにないくらいお母さんとお父さんを尊敬した。お父さんやお母さんに対して、働いている、家事をしている、くらいにしか思っていなくて、まさか毎月こんな細かい計算をしているなんて、すごいと思うし、尊敬する。僕はおそらく普通の人の2倍近く食費がかかっていると思う。僕は今回食費をおさえて他の物にお金を回した。それにプラスして高い月謝を支払ってくれてるなんて、お父さんは本当に頑張っているんだということが分かった。お父さんやお母さんには本当に感謝している。(原文のまま) 10日に行われた1年生のファイナンスパーク学習の感想を、あるクラスの学級通信から拾いました。推敲をすればもっとよい文章になるとは思いますが、これを書いた生徒の気持ちが本当によく表れた文章です。 父母に対する感謝の気持ちを言葉にできる中学生は、意外に少ないと思います。道徳の時間に読み物資料やビデオ教材を用いて学習しても、これほどストレートな感想文はなかなか出てきません。おそらく、それが疑似体験であったとしても、約1日かけて体験してみて実感できたのでしょう。かつて、「京都教師塾」塾長の小寺正一先生が、講義の中で「百聞、百見は、一体験に如かず。」という話をされたことを思い出しました。 昨日6限に、生徒会役員の新旧交代式が行われました。 先ずは、認証された者の代表が順々に抱負を述べます。よく吟味された言葉が聞かれました。おそらく、この日のために何度も推敲してきたのでしょう。担当の先生にアドバイスを受けたかもしれません。全員が「立派なスピーチ」をして感心させられました。 次に、退任の旧役員が順番にマイクの前に立ちました。1年間の活動を振り返って、感想や思いを言葉にしました。3年生は、全員がノー原稿です。言葉が重なることもありました。おかしな言い回しになって、会場の笑いを誘った場面もありました。しかし…。 「私は、正直に言うと、引退したくはありません。」女生徒が本当に正直な言葉を放ちました。その子は、そう言った瞬間、言葉に詰まります。数秒の後、何とか言葉をつなぎます。「ありがとうございました。」最後までスピーチしきったところで一気に涙をこぼしました。何とも清々しい気持のよい光景でした。 引退した3年生のスピーチには、それぞれの生徒の「思い」が溢れていました。聴く者は、「言葉」以上にそこに乗った「思い」を受け止めたように思います。生徒会担当の先生や仲間、全校生徒や全教職員に向けて、全員が感謝の言葉を述べましたが、「ありがとうございました」の言葉以上の感謝の気持ちを聴く者は確実に受け止めることができました。 先の感想文や昨日のスピーチから、飾らなくても思いのこもった素晴らしい言葉があることを再認識しました。言葉をつなぐことは思いをつなげることです。今日、体育館に集った生徒と教職員の全員が、本校が今後目指すべき集会のあり様を見たように思います。 |
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