吹奏楽部の定期演奏会が多くの生徒や保護者・地域の方々のご参加のもと、無事終了した後、天体観望会が本校グランドにて行われました。演奏会が終わった午後6時過ぎ頃には、辺りは暗くなっており、生徒や保護者・地域の方が帰りがけに“夜空の観望”を楽しむために、三々五々グランドへと足を運んでくださいました。
この“天体観望会”は、今年で4年目の取組となります。「洛西中おやじの会」が主催となって、“星クラブM57”というNPOの活動グループの方に来ていただき、その方たちが持参された望遠鏡を使って、星の観望を行うというものです。
昨年はちょうど、観望する時間帯に満月と木星、土星などの丸く、大きく見える星が見られたということもあって、100名近くの方が参加されました。今年は、月や惑星(金星や木星、土星といった星)のような、比較的みんながよく知っている星は、観望時間内にはほとんどが見えないとの事前の情報もあったので、参加者があるのかどうか多少不安でしたが、ふたを開けてみると昨年同様、95名の参加がありました。
いろいろな星座を形づくっている星を、その“色のちがい”に注目して見ると、そのちがいに気づき、それが「星の表面温度」と関係があるのだと思うと、何か遠くにある星のことがまるで近くで見たり、感じたりしているような気になり、「すごいことだな」と思いました。
下の写真は、夕方、“星クラブM57”の方が望遠鏡を設置して、観望の準備をしているところです。どれも立派な望遠鏡でした。