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最新更新日:2025/07/07 |
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「桃山だより9月号」より
34日間の夏休みが終わり2期が始まりました。生徒全員が大きな事故やけがに遭うことなく元気に登校してくれました。さて,8月25日より本校に「学校図書館運営支援員」が配置されました。支援員さんには,学校が必要とする図書館運営の補助をして頂き,何よりも生徒たちが少しでも読書好きになるような取組を推進してほしいと思います。食べ物は体の糧,読書は心の糧」という名言があります。食べ物は体を育てる源であり,読書は心を育てる源です。また「知るは楽しみなり」とよく言われます。読書によって人は自分の人生を2倍にも3倍にもすることができます。読書を身近なものとして楽しい世界を広げてほしいと思います。良い本をじっくりと読むことで世界が広がります。読書は,自分の生き方を方向づける船頭の役割を果たすこともあります。ここで「ことば」について考えると,ことばには「話しことば」と「書きことば」の2種類があります。「話しことば:」は会話をする時のことばであり,「書きことば」は文書にする時のことばです。今,この「書きことば」の「書く力」や「活字離れ」が問題となっています。そのために,全国的に朝読書の取組が広がり多くの学校で行われています。本校でも,今年度より取り組んでいます。「書くこと」は自分の考えをまとめることにより論理力や表現力を磨き語彙力を高めます。さらに,コミュニケーション力には,この語彙力が必要であるとも言われています。教科の学習は教科書という活字を通して行われます。「書きことば」の文化に親しむことが勉強そのものだといっても過言ではありません。「読書の秋」自分の生き方を確かめる意味でも,人物史や名作といわれる本をゆっくり読むことをお勧めします。
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