秋晴れの清々しい朝を迎え、第33回「学校祭体育の部」が予定より少し遅れはしましたが、吹奏楽部のファンファーレが鳴り響く中、全校生徒の行進でスタートしました。
校長先生やPTA会長さんのあいさつの後、生徒を代表して生徒会長が、原稿を見ることなく、立派にあいさつをしてくれました。本当に原稿を見ず、前を見てしっかりと話をしました。とても素晴らしかったです。
また、体育委員長の選手宣誓は力強く、さすがは3年生と思えるような堂々としたものでした。
開会式が終わり、いよいよ競技の開始です。
「100m走」はみんな全力疾走で、一生懸命走っていました。走っているときの表情は、真剣そのものでした。
次は「借り物競走」。一輪車を押したり、ケンケンやボールを足にはさんでジャンプしながらゴールを目指したり、腹筋やフラループ、縄跳びなどをこなしてからゴールへと走ったりで、見ている方も思わず笑顔になってしまうような楽しい競技でした。
さらに「四人五脚」、「野越え山越え」と続きます。
トラックの北側と南側から二人三脚でスタートしたそれぞれのペアが、途中合流をして「四人五脚」となり、ゴールへと向かいます。競技をしているみんなのようすを見ていると、四人五脚でこれだけ難しいのだから、テレビでたまに見かける「30人31脚」での小学生のあのスピードは、「すごいんだ!」と改めて感心していました。
「野越え山越え」はとてもテンポ、リズムがよく、飽きることなく、みんなの表情や、みんなの懸命に走る姿を見て楽しめました。
【午前の部】の最後は、PTAも参加の「みんなでジャンプ(大縄跳び)」。各学年、各クラスともこの日を目指し、練習をしてきました。各クラス19名ずつの2チームが、それぞれ連続して跳んだ最高の数を合計して勝敗を競うわけですが、2年3組が2回目に連続52回を達成し、合計69回となり逆転で1位となりました。惜しくも3年3組が合計68回で2位。そして、2年4組が62回で3位と続きました。
練習ではなかなか上手くいかないクラスもありましたが、今日の本番はどのクラスも声を合わせ、一生懸命協力して跳んでいました。そんなみんなのようすに感動し、会場からは温かい拍手が送られていました。
ところで、今日が初めてという「PTAチーム」は、本部役員さんや、その場でお願いをして出場していただいた保護者、地域の皆さんと6組のみんなが一緒になって、記録に挑みました。
ぶっつけ本番なので、そんなに上手くいくはずがありません。しかし、1回、2回と回を重ねるごとに、だんだんと跳ぶ回数が増え、最後には連続13回まで記録を伸ばしました。合計は16回でしたが、立派、立派。思わずその頑張りに、みんな笑顔満点となりました。
なかなか楽しかったですよ。お疲れ様でした。
以上で【午前の部】が終了しました。【午後の部】13時スタートとのアナウンスがあり、一旦教室にもどって待ちに待った「昼食」をとりました。満足、満足。
ちなみに下の写真は「100m走」です。
「後編」につづく