「京都市立北総合支援学校通学区域 PTA地域交流会」が,平成23年9月20日(火)10:00〜12:00に本校視聴覚室にて行われました。
「PTA地域交流会」の趣旨
『居住地域の学校に通い,地域で育つ』…そんな普通のことが,本校の子ども達には難しく,様々な支援を必要とすることから総合支援学校へ通うことになり,そのために居住地域でのつながりがもちにくい状況にあります。本校PTAとしても,子ども達の生活支援の輪を広げるべく,京都市PTA連絡協議会をはじめ,支部の小P,中Pの集まりに参加し,活動しています。その活動をさらに広げたものが今回の「PTA地域交流会」です。通学区域内の小・中学校のPTAの方々にご来校いただき,学校紹介を通して総合支援学校の子ども達の状況を理解していただくとともに,同年代の子どもを持つ保護者同士として交流を深めたく企画いたしました。
また,育成学級から北総合に中学部・高等部で入学した保護者からの,育成学級在学中に感じたという「情報がない」「つながりがつくれない」との意見をふまえ,情報交換・つながりの場になればと,育成学級保護者様にもご案内させていただきます。
当日は学校長挨拶のあと,本校指導部担当副教頭 武富博文 より,『子どもの困りと大人の困り 〜指導と支援の本質を見つめる北総合の教育〜」について講演を行いました。最後は,参加者がグループを作り各校の状況や意見交換を行い交流を深めました。
雨の中,多くの方々にご参加いただきありがとうございました。少しでも北総合の教育についてご理解いただけましたでしょうか。また,これを機会に校区内のPTAの方々もつながりを深めていただけたら幸いです。