8月27日の土曜日に阪急桂駅西口・東口周辺で、東日本大震災で被災した方々の復興支援のために「募金活動」を行いました。
この話はそもそも、7月1日に西陵中学校で開かれた西京区8中学校の生徒会代表者の会議の中で、「何か自分たちにもできることはないのか」という議論の中で生まれました。8校の代表者は各中学校にもどり、夏休み中にリーダー研修会などを活用して、この募金活動のキャッチフレーズ(案)を決めました。そして、8月18日に行われた「京都市中学校生徒会議」に各校で決まった案を持ち寄り、話し合いで、最終的に『愛 can do it! 勇 can do it! 〜東と西は助けあうんや募金〜』を今回の「募金活動」のスローガンとして選びました。
27日当日は、とても天気がよく、立っているだけでも汗が流れるような暑い日でした。
午前10時になると、8中学校(桂・松尾・桂川・樫原・大枝・洛西・西陵・大原野)の代表約20数名が集まり、引率の先生の指示で、桂駅西口の陸橋やバスターミナル周辺や東口側に分かれ、募金活動を開始しました。
「おはようございます!」、「西京区の中学校が集まって、東日本大震災の募金活動を行っています」、「募金のご協力、よろしくお願いします!!」、「ありがとうございました!」というかけ声とともに、各校で用意した大きな手づくりの募金箱を持ってお願いしました。
洛西中の代表で参加してくれたYくん、Nくんの二人も、最初ははずかしそうに、やや小さめの声で遠慮気味に活動していましたが、募金してくれる人が一人二人と増えるにつれ、堂々と大きな声が出せるようになりました。そのうち余裕もでてきて、笑顔とともに、遠くに響き渡る声で募金活動ができるようになっていました。
その甲斐もあってか、少し離れた洋菓子店のお店の方が、わざわざ店にあった募金(?)を持参され、募金箱の中に入れてくれました。とてもうれしかったです。「おばちゃん、本当にありがとう!」
それ以外にも、年配の方や子ども連れの家族を始めとする大勢の人たちが、洛西中の「募金箱」の前に立たれ、復興のための支援となるようにと、募金活動にご協力いただきました。
約1時間半足らずの活動でしたが、洛西中の募金箱には「11,724円」のお金が集まり、8校全体では「99,500円」となりました。
皆さんのご協力に心から感謝するとともに、世の中には「人のために手を差しのべてくれる心温かい人がたくさんいる」ということを改めて実感しました。
なお、今回の募金活動で集まったお金は、京都新聞社を通じて被災地の方に届けていただきます。