京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/09/04
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ハートフルマーク
北にそびえる 鏡山   西に連なる東山 松のみどりに 包まれて 白くあかるく 照りはえる 希望あらたな 学び舎は 我らの 花山中学校

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『東山を西に見て』〜Make legend〜

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「全力プレーは美しい」
「校長先生、今の写真、花山のHPに載せるんですか。」撮影直後に女の子から発せられた声です。それほどHPが子どもたちにもポピュラーになってきたかと思うとやっぱり嬉しいですね。
 写真は、先週末の6月24日に府立体育館で実施された「育成学級の合同球技大会」終了後の記念撮影です。みんな、実にいい顔をしています。おそらくとても疲れたでしょうが、十分に楽しんでもいました。午前中は別の出張があって午後から応援に行きました。「あっ、校長先生や!」の声にみんなの顔が私に向けられます。手を振りながら子どもたちの中へ入っていきました。「調子はどうや?」尋ねた途端、何となく気まずい雰囲気に。どうやら、午前中の競技では思い通りの結果が得られなかったようです。「午後からはドッヂやな。頑張りや!」ニコニコしながら頑張ると言った子どもたちを心から『可愛い』と思います。育成学級で学ぶ子どもたちを“天使”のようだと思ったことはこれまでに何度もありました。
 1年生のN君はバスケット部で毎日頑張って活動しています。そのせいもあるのか、もの凄い剛速球を投げて相手の選手を次から次へと当てていきます。1年生のHさんは、キャッキャ、キャッキャ言いながら逃げ回り、試合終了まで当てられませんでした。3年生のO君。外野とのパスプレーが上手いです。相手を挟んでは何人も当てました。S君も負けてはいません。こんなに頑張るんだと見直したくらい積極的に取り組みます。受け損なってアウトになった時の悔しそうな顔が忘れられません。最近急に背が伸びたM君は、攻撃と逃げのバランスが実に上手です。3年生女子Mさん。うまく逃げ通しました。たまにボールを手にしたときには、豪快にそれを相手目がけて投げつけていました。最後にK君。彼は車いすに乗っての競技です。最近では、車いすだからと運動を抑えられると怒り出すといいます。そんな彼の強気で積極的な姿勢を頼もしく思うのです。
 普通学級の生徒に比べると、出来ないことが少し多かったり、出来るまでに時間が掛かったりはしますが、この子たちが一生懸命競技する姿にエネルギーをもらったのは私だけではないでしょう。
「まだまだやけど、大学でもハンドボール続けて良かった。やっぱり体育会系のノリが一番楽しいし充実してる。勉強もしっかりしようとしてるし、レギュラーとか分からんけど、努力はして上を目指します。何不自由なく生活させてくれてありがとう。」
 21日に19歳になった長男に送ったメールの返信文です。彼には、体育会へ入ることを条件として大学進学をさせました。スポーツ推薦で進学してくる選手が多い中、自分の力のなさを思い知った時期もきっとあったと思います。へとへとになって夜遅く帰ってくる彼に、特に声をかける事もしませんでしたが、このメールを見てホッとしました。様々な人が色々な場面で全力プレーをしています。さあ、夏季大会はもう目の前に迫っています。

『東山を西に見て』〜Make legend〜

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「改めて思うこと」
―略― 先日は、ご多忙中にもかかわらず、校長先生をはじめ、諸先生方にはご丁寧なご指導をいただき、誠にありがとうございました。
 この度の実習で、教師の忙しさも実感しましたが、それ以上に「楽しさ」「やりがい」「喜び」といった感情を強く抱きました。慣れないことばかりで、授業準備だけで精一杯になり、時間に追われる日々でしたが、生徒のことを考えながら授業をつくることが本当に楽しく、充実した日々を送ることができました。忙しくても、それが充実したものであるなら決して苦ではなく、むしろ楽しいと思うことができるのだと実感しました。なにより、生徒の笑顔が元気を与えてくれました。毎日変化のある学校生活の中で、たくさんの発見に出会い、みんなと笑い合う、そのことが私にとって次の日の活力のようなものになっておりました。教師になれば、するべきことがたくさんあり、さらに忙しくなることだとは思いますが、今回の実習で抱いた気持ちを忘れずにいたいと思います。
 また、多くを学び、充実感を得られたのは、貴校で実習させていただけたからこそと改めて思っております。朝の校門前のあいさつでは、大きな声で「おはようございます」と言うことで、とても気持ちの良いスタートを迎える事ができました。「おはよう」は、一日の最も初めに行うあいさつであり、生徒の様子を伺うことができるとても大切なコミュニケーションだと感じました。このような取組を継続して行われていることに感動いたしました。ちゃんとしようWeek、委員会活動、毎日の菜園日記、およびプール清掃など、生徒主体の活動が多くあり、そのことで生徒も学校生活をいきいきと過ごすことができるのだと思いました。現に、授業中生徒同士で注意し合う場面に何度か出会い、私が中学生だった頃にはそのようなことはなかったと驚かされました。毎日遅くまで学校に残ってしまい、先生方には大変ご迷惑をおかけしましたが、貴校で実習させていただいたことに心から感謝しております。
 今後はこの度の実習で学んだことを生かし、一人一人の生徒が活躍できる場をつくることができる教師になれるよう努力してまいりたいと思っております。 −略−
 教育実習生の一人からお礼の手紙が届きました。教育実習を通して学んだことが熱く綴られています。学校や生徒の現状が上手く表現されてもいるので少々長いですがそのまま掲載しました。また、「第三者の目で見た花山中の描写もたまにはいいかな」とも思います。
 先週末から出張続きで、学校を空けることが多くなっています。実習生の手紙を読むにつけ、子どもたちのそばに居られないことを残念に思います。先週末には、鏡山小学校の80周年記念行事で本校のブラスバンド部が見事な演奏をしてくれました。「素晴らしい子どもたちですね。」教育関係者だけでなく行政関係の多くの方々からも褒めて頂き、指導する先生方に感謝すると共に、生徒を愛しいと感じる気持ちが強まる一方です。

日曜参観アンケート

 6月5日(日)日曜参観において参観者の方を対象としたアンケートを実施しました。その結果を配布文書一覧に掲載しましたので,ご一読ください。

『東山を西に見て』〜Make legend〜

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「はじけるエネルギー」
 教育実習が終了しました。教育実習生からエネルギーをもらったのは子どもたちだけではなく、私たち教職員もです。子どもに対して一生懸命な姿は、教師として大切にしなければならないものを思い出させてくれます。それは、…情熱です。7人の実習生達は、性格も担当教科も異なりますが、一様に教育に対する情熱をもっていました。
 私達は、情熱を失ってはいないでしょうか。年齢とともに技量が高まり、情熱に頼らなくても子どもを指導することができるようにはなってくるのですが…。情熱は子どもを変えます。情熱は授業を工夫する力になります。情熱は教師を高めます。情熱は保護者や地域の方にも伝わります。そのことを教育実習生が思い出させてくれました。
 もう一つ実習生から思い出させてもらったことがあります。それは、笑顔の大切さです。教師が笑顔でいれば自然と子どもも笑顔になります。ひとつふたつ、笑顔が増えるとやがて教室に笑顔が溢れ出します。小難しい顔で授業をするのと笑顔でするのとでは雰囲気が異なり、授業の楽しさも違ってきます。『嫌やな』と感じる授業では、当然のことながらその内容も身につきにくいです。教育実習生の研究授業を見ていても、笑顔のある人とそうでない人がいることに気づきます。その違いがどこから来るのか考えてみました。性格、交友関係、育ってきた環境、子どもとの距離、そして何よりも余裕でしょう。
 毎朝、本校生徒の他にも、学校の前を通られるすべての人たちにあいさつの声をかけます。笑顔で答えられる方とそうでない方とがおられます。子どもたちもそうです。そんな時、笑顔の大切さを強く感じます。笑顔は、声の大きさや礼の丁寧さにもまして大切な要素であるように思います。
 私の最も好きな笑顔は、例えば一進一退の試合のような厳しい状況下でポイントを挙げた瞬間のはじける笑顔です。ギリギリの状態でのあの笑顔が、実年齢とは関係のない若さの象徴であり、生きている証拠の笑顔であるように思うのです。仲間の、先生の、家族の、そして知人の顔を思い浮かべたとき、それが笑顔である人はきっとあなたにとって大切な人であるに違いないと思います。
 さて、定期テスト1週間前になりました。前回のテストから約1か月。時間の経つのは本当に早いものです。明日からは子どもたちにとって、とても大切な部活動が一時停止になります。笑顔のはじける場面がひとつ減ってしまうのかもしれません。明日からの一週間、思いっきり勉強に情熱を注いでみてはどうでしょう。何事にも集中して本気で取り組めば楽しいものです。教師も生徒も一時間の授業を大切にしましょう。教師は、一人ひとりの子どもの顔を思い浮かべながら問題をつくることに、生徒は、知識が増え理解が深められることに喜びを感じられる学習ができるように、しっかりと取り組めれば結果を見るとき、きっと笑顔があふれるに違いありません。
 それこそが、自らの次のエネルギーになるのです。

第二回定期テストが近づく・・・「備えあれば・・・」

来週の火曜日〔6月14日〕からテスト一週間前で部活停止となります。早い目の準備にとりかかってはどうでしょうか。特に5月のテストが不本意な部分があれば、「今回こそ」で頑張って欲しいものです。当然、早い目に取り掛かるに越したことはありません。具体的には、1、テスト範囲はだいたいどこらへんかを自分で確認する 2、ノートがしっかり取れているかどうかを点検する 3、プリント類は揃っているかを調べる 4、苦手な教科や、前回もうひとつだった教科は、早い目に少しずつやっておく、などといろいろとちょっと手始めに土・日曜日でやってみてはどうでしょうか。テストの範囲表は週明けに配布されます。ご家庭で、お子様の勉強への姿勢が前回のテスト以上のものが感じられましたら、「ほめて」あげてモティベーションアップにつなげてください。

『東山を西に見て』〜Make legend〜

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「日曜参観」
 京都市立中学校で日曜参観が完全実施されたのはいつ頃だったのでしょう。私が教師になった1984年は、そんな論議のさなかにありました。職員会議でママさん先生が校長先生や教頭先生に対して「保育所が休みなのに、幼児を抱えてどうすればよいのか。」と訴えておられたのを思い出します。事情が何も分かっていない当時の私は、その勢いに圧倒されました。こちらはただ、平日が代休になる事にワクワクしていたのですが…。
 さて5日(日)、今年度の日曜参観を実施しました。422人の生徒に対して425人の皆様が参観に来ていただきました。やっぱりお母さまが多いですが、お父さまの姿もたくさん見られました。教育に父親が積極的に関わるのはとてもよいことです。子育ては母親任せなんてことは、遠い遠い昔の話です。
 そんな昔の話を一つ。私が小学校の中学年の頃、一度だけ父が授業参観に来た事がありました。妹か弟かの何かと重なったのでしょうか、それとも母方の祖父の病状のせいだったのかも知れません。授業開始直後に背広姿の父が、いきなり教室に入ってきてグランド側の窓辺に立ちました。友達がこそこそと囁くのが聞こえました。「何処のお父さんや?」父親が授業参観に来ること自体が滅多にない時代のことだったので、とにかく照れくさくて、一度も父の方を向けなかったのを覚えています。
 時代は変わり、休日の授業参観に父親が参加するのは当然になりました。私もできる限り子どもの日曜参観には出席してきました。息子が幼稚園に通っていた頃、家では見たこともないようなことを難なくこなす様子を見て、感涙しそうになったことが何度もあります。小学校では、40人近くいるはずの児童の中で、我が子にしか目がいかない自分に気づきもしました。
 そんな息子たちも大学生と高校生になり、とうとう親として授業参観に参加することはなくなってしまいました。次は、孫のそれかなと思うとちょっぴり寂しくもあります。
 ところで、本校の教職員は日曜参観をどのように受けとめているのでしょうか。私はというと、普段よりギャラリーの多いこの日が好きでした。いつもより気合が入って、ひと工夫して“見せる授業”を創造したものです。特に、日曜参観に合わせて道徳の授業を組み立てたりもしました。あらかじめ保護者の方に我が子への手紙を書いてもらってそれを使ったり、保護者参加型の授業をしてみたり…。『結構好評だったのではないか!?』密かにそう思っています。
 今年は各教科の授業をするということでこの日に臨みましたが、来年度は道徳の授業を加えてみても面白いのではないかと思います。保護者は、我が子が授業の中でしっかり考え、意見を述べるなどして活躍している姿を見るのが何より嬉しいのです。雰囲気さえできれば、意外と簡単に生徒・保護者の方の“心が温かくなる時間”を作り出せます。
 一生思い出に残るような感動的な授業は、ギャラリーが多いからこそできたりするものです。

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