第48回「京都府吹奏楽コンクール −中学校小編成の部−」が午前10時より、京都会館第1ホールにて幕を開けました。本校吹奏楽部は8時ごろに洛西中学校を出発し、会場へと向かいましたが、出発前には卒業生の応援もあり、みんなの緊張が少しでもほぐれるように、励ましのメッセージをいただきました。
今年度は例年と異なり、午前中の出演となりました。そのため、練習でも早い時間帯からの演奏を繰り返し、本番を向かえました。今回の演奏曲目は「マードックからの最後の手紙」という日本人作曲の曲です。
先ほど10時30分ごろにプログラムの4番目として、顧問指揮の下、演奏が始まりました。ゆったりとした出だしの中、一人一人の奏でる音はとてもきれいで、丁寧な厚みのある演奏となっていました。また、途中から曲がアップテンポで激しくなってきても、みんなには余裕が感じられ、指揮者と演奏者、そして演奏者同士に一体感やまとまりが見られました。顧問の先生からは「今年は短期間で仕上げなければならず、間に合うか心配だ」というようなコメントを聞いてはいたのですが、そんなことを微塵にも感じさせない素晴らしい仕上がりになっており、気がついたらアッという間に演奏は終わり、思わず大きな拍手を何度も何度もしていました。
3年生にとっては目標となるコンクールでの演奏でしたが、自分なりに満足のいくよい演奏となったのでしょうか。終わった後に、会場の外で記念撮影をしていたときのみんなのにこやかな表情を見ていると、きっと力を出し切った納得のいける演奏だったのでしょうね。本当にお疲れ様でした。
遠くにも関わらず、会場まで本校吹奏楽部の演奏を聴きに来ていただいた保護者の皆さまにもお礼を申し上げます。ありがとうございました。
なお、コンクールの審査結果は、今日の午後4時ごろにはわかるようです。その結果は明日にこのホームページに掲載する予定です。楽しみにお待ちください。