京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/06/19
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ハートフルマーク
北にそびえる 鏡山   西に連なる東山 松のみどりに 包まれて 白くあかるく 照りはえる 希望あらたな 学び舎は 我らの 花山中学校

夏季大会7.23速報

□女子バレーボール
 伏見港体育館 準決勝 対樫原中 2−0
        決 勝 対烏丸中 0−2
  惜しくも準優勝。でも感動をありがとう。雪辱は府下で。
□男子バスケットボール
 市スポーツセンター
        準決勝 対山科中 51−91
  善戦及ばず。でも市内3位は立派。府下でもがんばれ。
□男子ソフトテニス
 加茂川中グランド
        2回戦 対洛星中 2−1
        3回戦 対桃山中 0−2 ベスト16
  2回戦突破(ベスト16)もシードの壁は厚かった。

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「夏季大会結果速報」

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本日行われた試合の結果をお知らせします。

○野球 
    伏見桃山球場 対藤森中
    花山中1−3藤森中 
    ☆1−1で延長戦
     9回表に2点を失う。 
     ナイスゲームだっただけに惜しい敗戦でした。

○男子バスケットボール 
    ハンナリーズアリーナ 対西賀茂中
    花山中94−74西賀茂中
    ベスト4 府下大会出場決定 明日準決勝 於)ハンナリーズアリーナ
    ☆念願のベスト4。途中しんどい場面もあったが、よく頑張りました。

○女子バレーボール
    花山中 対向島中 加茂川中
    花山中2−0向島中 花山中2−0加茂川中
    ベスト4 府下大会出場決定 明日準決勝・決勝 於)伏見港体育館
    ☆ここまでは順調に勝ち上がりました。先ず目ざすは、市内優勝です!

『東山を西に見て』〜Make legend〜

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「最高の瞬間」
 いよいよ夏休みが始まります。始業式と入学式で「京都で1番の学校を目指す。」と言ってから、はや4カ月が経ちました。その道はまだ始まってばかりで、ゴールは遥か遠いですが、これまでにも「うちは最高の学校や!」と思える場面は何度もありました。 修学旅行、収穫祭、球技大会、それに1年の学年道徳。行事ばかりではありません。日頃の授業中、先生の話に笑ったり頷いたりしながら学習する子どもたちの姿も「最高の学校や!」と思える瞬間です。
 さて、この3連休中にもたくさんの部活動の試合を見に行きました。残念ながら3年生の中には既に試合に負け、引退をしてしまっている人たちもいます。多くの涙も見ました。その時は声をかけることもできませんでしたが、是非言ってあげたいことがあります。「続けていればこれからもいっぱいいいこと、感動的なことはあるよ。」
 特に印象に残ったシーンを紹介したいと思います。18日、本校の体育館で行われた男子バスケットボールの試合でのことです。
 試合は、大幅に点数の差が開いて、ほぼ勝ちが決定している状況でした。これまでベンチを温めてきた選手たちが次々とコートに送り出され始めました。コートを走り回れる喜びを嬉々として表現する生徒が圧倒的に多かったのですが、中には緊張してか、うまく動けない選手もいました。ベンチや応援団からは、その選手の名前を呼ぶ声がかかります。他の選手もその子がシュートできるように次々とボールを回します。何度めかに放ったシュートが綺麗なマイナスの放物線を描きました。「入れー!」私も思わず声を出しました。そして、… 決まった!!。この日一番の歓声が沸き上がりました。まるで、映画かTVドラマのワンシーンのスローモーション映像のような最高の瞬間でした。
 この選手をコートに立たせた顧問の先生。シュートを決めさせたいとパスを出し続けたチームメイト。それを分かって大きな声で声援を送り続けたベンチのプレーヤーと大応援団。そして、それに応えて見事にゴールを決めた選手。この時、実は目頭が熱くなっていました。それほどに感動しました。私の周りの人たちの中には、涙を流しておられる保護者や先生もおられました。花山中が京都1の学校であると思える瞬間でした。
「心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。
 習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。」
『夏休みの栞』の1ページめの文章は、この詩の引用からはじめました。
 明日から1カ月にわたる夏休み。部活動の試合やコンクールなど、まだまだこれから厳しい戦いをする生徒がたくさんいます。何をするにも強い気持ちで臨んでほしいと思います。終わってしまった“過去”を変えることはできませんが、気持ちの持ちようで、今から始まる“未来”は変えることができます。有意義な夏休みを送ってほしいものです。

7月20日 台風について

 午前9時現在 暴風警報が解除されています。
 午前10時40分に生徒は登校してください。
 時間割は 全校集会・掃除・学活です。

『東山を西に見て』〜Make legend〜

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「三者懇談」
 今週は第1回目の三者懇談会が始まっており、午後からは次々と保護者の方が来られています。懇談の様子を廊下から見ていますが、流石にみな真剣に話をしています。三年生は、やはり進路のことが最大の話題になっているのでしょう。懇談帰りに職員室によって進路指導主事に質問をしている生徒もいるようです。懇談で話題に出た高校などに興味をもち、パンフレットをもらいに来たりオープンキャンパスの日程を尋ねに来たり…、おそらくそういう用件で来ているのでしょう。1・2年生は、学習のことを中心に4月からの生活を振り返っています。なかに、生徒・保護者・教師の3人が楽しそうに話をしている様子を見て羨ましい気持ちになったりもしました。
 ところで、私の初めての三者懇談はどんなだったのでしょう。大学を卒業したばかりで、何もかもはじめてでした。授業は指導案を書いて先輩の先生にみてもらってからでないと不安で仕方なかったし、学活は50分間がとても長く感じられました。初めての掃除は、全員にサボられてしまい、生徒会執行部をやっていた女の子と二人でやりました。自信をもってやれたのは部活動の指導くらいでした。それでも徐々にコツを掴み、4カ月経ったこの時期には偉そうに“先生然”として懇談会に臨んでいたのでしょう。
「うちの子どもの担任の先生に、先生の熱心さを教えたいわ。ホンマに!」
先日、当時の教え子からこのような言葉をもらいました。今考えると本当に恥ずかしいような懇談だったとは思うのですが、『思いと熱意だけは伝えられていたんや』と当時を振り返り、このエッセイを書こうと思うきっかけにもなりました。
 教師の成長は、こういう場面での言葉の数ではかれるのではないかと思います。おそらく、未熟なうちは教師ばかりが話しています。それがだんだんと保護者や生徒に話させる術を覚え、聞き役に回ることができるようになります。成長すると、先徒や保護者が話したくなる話題を上手く提供できるのです。学習や生活面を振り返るにしても、それを生徒に話させるのと教師が話すのとでは随分異なります。後者はどうしても説教じみてしまいます。三者面談は、決して生徒が叱られる説教の場ではありません。生徒が自らこれまでの学校生活・家庭生活を振り返り、その後のことを考える場なのです。
 また、2年では昨日(12日)から学習確認プログラムが始まりました。高校入試に向けて必要な基礎的・基本的な学習の定着度を確認する大切なテストです。ようやく定期テストが終わり、やっと夏休みだというこの時期にテストだなんて大変だとは思いますが、いい加減な気持ちで受けてはいけません。事前・事後の学習をきちんと行い、これまでの学習を復習するとともに、自分の頑張り度を確かめてほしいです。夏休みは目前。振り返りができたら、次にやらなければならないことが自ずと見えてくるはずです。全校生徒の皆さんが、自ら立てた課題に向かって頑張ってほしいと思います。

『東山を西に見て』〜Make legend〜

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「歓声と笑顔」
 前日からの雨でグランドには大きな水たまりが残っていました。学校に到着したときには体育科の教師が二人で水とりと土入れをしていました。玄関まで来るといつもは子どもたちと一緒に玄関周りの掃除をしている先生がどうやらグランド整備に出かける気配です。8:00。校門に立とうと再びグランドに出たときには多くの先生と生徒の姿がありました。見る見るうちに水はなくなり、手際よくバレーボールの支柱が立てられていきます。とてもよい光景でした。行事を盛り上げようと生徒と教職員とが一緒になって準備に励む様子を、校長としてとても嬉しく眺めていました。職員朝礼では、「熱中症に気をつけてください。」と言うのと一緒に、このことにも触れました。
 文書とメールのチェック。日課通りの仕事をしていると、窓外から歓声が聞こえてきました。「始まったな!」外を見ると早くも子どもたちの弾けんばかりの笑顔があふれています。そうなったらもう、じっとしてはおられなくなります。カメラを手にグランドへ出ようとします。途中3年生の女の子らが、「先生、ウチらも見に来てよ!」と言ってくれてさらにテンションが上がりました。
 夜来の曇天がうそのように晴れ渡り、気温がうなぎ上りです。カッターシャツを脱ぎ、体操着に着替えました。これで汗をかいても大丈夫です。子どもたちのプレーを観戦します。
 ラリーが続くと自然と歓声が高まります。ポイントをとっても笑顔。とられても笑顔です。当然のことながら、学年が上がるほどラリーが続き、攻撃も高度になります。バレーボール経験者はやはり上手です。感心するのは、彼ら・彼女らが常に脇役に回っていることです。しっかりボールはキープするものの、肝心なところは別の人に打たせています。そういう指導をされたのでしょうか、いや、そうしたほうが盛り上がるということを経験から分かってのことでしょう。
 すべての試合の終了後、1年生の選抜チームと教職員との対戦に声をかけてもらいました。周りをぐるっと生徒が囲むコートでのエキジビジョンマッチは意外に緊張感がありました。しかし、好プレーにも珍プレーにも歓声と笑顔が絶えません。学校に豊かな時間が流れました。そう言えば、昨年度なかなか“しんどい子どもたち”ともこうしたマッチをしました。そして、同じように豊かな時間が流れたことを思い出します。そうした子たちとの関係が好転したきっかけが、共に行ったバレーボールだったようにも思います。
 夏休みまで10日余り。来週からは保護者懇談会、来週末には夏季大会が始まります。子どもにとっては緊張感のます時期です。そんな中、学校にひと時の楽しく豊かな時間が流れました。
「歓声と笑顔」。いつも学校に溢れていてほしいものです。

『東山を西に見て』〜Make legend〜

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「今を輝け!」
 心を学ぶ大切な時間でした。すごく印象に残った授業でした。こういう授業をやっていたらイイなって思ったし、やっていて楽しかった。いろんな人の意見も聴けたのでよかったです。今、こうやってクラスのみんながいて、家族がいることはあたりまえの事ではないんだなと思いました。次回ある時には、発表したいです。
 4日、1年生の学年道徳で8年ぶりに中学生を相手に授業をさせてもらいました。教頭になって以来、学生や保護者・教職員を相手に授業や研修講師をすることはありましたが、中学生対象の授業というのは久しぶりです。授業前はワクワクよりもドキドキの方が大きかったように思います。始めてみれば、驚くことに感覚を体が覚えてくれていました。『本当に楽しい1時間を過ごせた。』そう思っています。校長が授業をするというので、事前に担任の先生らがレディネスを高めてくれていたからだとは思いますが、生徒もよく食いついてきてくれました。手を挙げて発表する生徒が次々と出てきます。上の文章は1組生徒のワークシートから拾った感想の一部です。
 「言葉づかいや態度、行動などの目に見える部分から生徒に働きかけるのが生徒指導。一方、心に働きかけるのが道徳。子どもへの指導は両方やらにゃいかん。」関西学院大学教授・横山利弘先生の、ある講義での言葉に反応したのが13年前。道徳教育との出会いでした。同僚にも聴かせたくて、あらゆるコネを駆使し熱意でもって、先生に無理やり当時の中学校へ来てもらったのを覚えています。以来、道徳教育の魅力にとりつかれています。仲間とともに教材や指導法の研究もしてきました。外からと内からの指導で、生徒が豊かに変容していった様子も見てきました。たった一回の授業で集団の雰囲気が大きく変化するという経験もしました。昨日の授業は、1年集団の今後に大きな期待のもてるものだったように思います。今後は、1年担当の先生方で、子どもたちの心を揺さぶり、感性を育て、“豊かな心”をもった中学生に育てていってほしいと思います。
 3日の日曜日には、「少年を明るく育てる京都大会」が実施され、円山公園から市役所までのパレードも行われました。今年もそれに本校のブラスバンド部が参加しました。暑い中、素晴らしい演奏をして、パレードする人・路上で見守る人たちを大いに楽しませてくれました。親バカだと言われそうですが、私には他のどの中学校のマーチングより本校のそれが輝いて見えました。
 昨日の道徳の授業もブラスバンド部のマーチングも、それに参加している一人一人がキラキラと輝いています。そう、何かに一生懸命に取り組んでいる人は、生き生きとして、自信にあふれていて、求めるものも大きく、時間を有効に使って、仲間と共に十分に楽しんでいます。
 その瞬間を楽しむ姿がキラキラと輝いて見えるのだと思います。

『東山を西に見て』〜Make legend〜

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「伝統の力」
 「生徒は、なんで、これほどまでに楽しみにするんやろう。」本校の収穫祭をそのように思います。ある生徒が地域の方に言った言葉が特に印象的に残っています。
「おっちゃん、収穫祭に来たらええやん。おもろいし。」
 実際、前日準備の段階から大いに盛り上がっています。それはあたかも、体育祭や文化祭の前日のようですらあります。PTAも同じです。子どもたちが縦割りグループに分かれ、菜園で収穫した野菜を入れた焼きそばやスパゲッティ、カレーライスなどの料理を作るのに便乗するように、PTA本部の方も朝から多くのカレーを作って参観に来られた会員さんにふるまわれます。そう、保護者の方も楽しんでおられるのです。
 教職員の事前の取組も尋常ではありません。職員会議への提案のペーパーは数枚に及び、先週末には地域の工務店から頂いた廃材を薪へと加工していく通称“薪割り”に大汗をかきます。委員会を指導して短冊をつくらせ、前日の準備ではテント張りからコンロや炊事場の整備、短冊を吊るす笹飾り用の大きな笹の調達まで行います。この間、グループ会議を数回もち、グループの目標からメニューの決定、買い出しの準備など驚くべき仕事量です。まさに体育祭や文化祭並の一大行事です。また、管理用務員さんと事務員さんは、生徒の指導のため十分に食べられないであろう教職員のために、40人前のカレーライスを作られます。この準備も数日前から行われるのです。こうした教職員の陰の支えがあって、子どもたちは行事を思う存分楽しむことができるのです。
 文化祭や合唱コンクール、体育祭などが毎年盛り上がるのは、その学校の「伝統の力」があるからに他なりません。先輩が築いてきたものを継承し、更によいものを仕上げようと願う気持ちが「伝統の力」には働いています。本校の収穫祭にもこの「伝統の力」を感じずにはおられません。
 校下にある保育所の所長先生も収穫祭を参観に来られました。PTA会長の紹介だそうです。PTA本部が作られたカレーライスを保育所の卒業生の保護者の方たちと一緒に食べておられました。見学者の飛び入り参加で、思いのほか盛り上がった午後からのブラスバンド部の演奏をご覧になって、「これほど素晴らしいとは思いませんでした。中学生の力というか、ノリの良さというか、自由さというのか、そんなものを感じました。何故かしら涙が出てきます。」そう言って声を詰まらせられもしました。
 子どもを楽しませ能力を伸ばすために、惜しむことなく力を発揮する教職員。教職員の気持ちに応えようと一生懸命取り組む生徒たち。そして、それを支えるPTAと地域のみなさま。今日の収穫祭を見て、これからの行事がますます楽しみになりました。学校教育は「伝統の力」に支えられているところが大きいです。

収穫祭6.30

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 収穫祭の様子です。開会式〜収穫・七夕飾り・諸準備〜食事
 
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