昨日(6月28日)の5・6限に、2年生は外部講師の方をお招きし、体育館にて「体験型防煙教室」の授業を行いました。
「体験型防煙教室」というのは、京都市教育委員会が「子どもの健康を守る地域専門家総合連携事業(文部科学省委託事業)として、京都府医師会、NPO法人京都禁煙推進研究会などとの共催により実施しているものです。
この取組では、たばこに興味・関心を持ち始める時期にあたる中学生期に、たばこによる健康被害に関する知識の普及・啓発を行い、「生涯にわたり、たばこを吸わない」意識を育成し、未成年のうちにたばこ依存に陥ることを防ぐことがねらいとなっています。
この日授業の当日は、天気もよく気温も高く、体育館の中はとても暑かったのですが、講師の方が、たばこに含まれる成分の恐ろしさや、たばこの体への影響についてを、映像を交えながらわかりやすくお話してくださったので、生徒たちも結構集中して真剣に聞くことができました。
お話の後は、4つの体験コーナー(「タバコとからだ」「ニコチンのわなと脱出法」「タバコをめぐる世界の様子」「タバコの成分」)を順番に回り、講師や学生ボランティアのみなさんのサポートを受け、具体的に参加体験しながら、たばこによる健康被害などの学習を深めることができました。
最後には今回の授業で感じたことを感想代わりに「川柳」にしたため、その作品(川柳)の中から優秀なものを講師やボランティアのみなさんに選んでいただきました。(賞品もいただきました)
洛西中学校では今回初めて「体験型防煙教室」という授業を実施しましたが、取組を通して、たばこが成長途上にある私たちの体にとっては大変危険であることや、依存することの怖さなどを知ることができとてもよかったと思っています。そして改めて、「たばこを吸わない」という意識をもつことができたのではないかと感じました。
お世話になった講師の方、学生ボランティアのみなさん、本当にありがとうございました。感謝しています。
なお、下の写真は、体験コーナーに行く前に、講師の方に「たばこ」についてのお話や説明をしていただいているところです。