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最新更新日:2025/07/10 |
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ちょっといい話−35−
ある新聞に載っていた「読者の声」から,心温まる話を紹介します。「どんな場面でも,常に人のことに思いを馳せる人になりたい・・・」,つくづくそう思える「ちょっといい話」でした。
『夜中、娘から交通事故を起こしてしまったと電話がありました。(略)幸い相手の方にけがはなかったが 、大事な車に傷つけてしまい、申し訳なくてオロオロしていると、30代の男性は「車の修理費は後日、連絡します。それより気をつけて帰りなさい」と、アイスクリームなどを下さったそうです。 10日ほどしてファクスが届きました。修理費の見積もりが2通あり、3万円の安い町の修理屋で修理しますとありました。さらに修理費は払わなくてもいいので、その分、東日本大震災の義援金として送って下さい、と口座番号も記入してありました。そう言われてもと思い、その方に連絡すると「大変な思いをされている方が多くおられます。こんな時こそ少しでも役に立てた方がよいので、あなたの名で送っておいて下さい」と言われました。何度言っても返事は同じでした。 事故は反省するばかりですが、本当にやさしい心の持ち主の方に触れさせて頂き、娘は感謝しております。そして私たちでもまだ考えれば何かできることがあるかもしれない、と教えられました…。』 ※「頑張ろうニッポン」「つながろうニッポン」の言葉を,具現化しているここ3ヶ月間のこのような出来事に,私たちは明日への「勇気」と「元気」と「生きる力」をもらってきました・・・。 大自然に大満足!修学旅行フォト(6)![]() ![]() 1日目の感想はどうでしたか?バスでの移動が多く,少し疲れたという人もいるかもしれませんが,1日目のメインは,「信州の大自然を体一杯に感じる!」でした。その目的を十分に達成できた1日ではなかったでしょうか! あと2日間,もっともっと楽しい思い出が作れるはずです。2日目のメインは,信州の大自然の中で行う「文化・スポーツ体験学習」です。一生で1回の体験になるという人もいるかもしれません。大いに楽しみ、大いに学んできてください!! 立山黒部アルペンルート 修学旅行フォト(5)![]() ![]() ![]() 1日目のホテルで 修学旅行フォト(4)![]() ![]() 夜には学年レクレーションがあり,大いに盛り上がりました。先生方のスペシャルな?出し物もあり,これもまた大いに盛り上がりました。センター争いの投票は,どの先生が射止めたのでしょうか…?! 楽しい時間をみんなで共有でき,たくさんの笑顔がはじけたレクレーション大会でした。本当に充実した1日目を過ごすことができました。みんなの笑い声とともに,信州の大自然の夜は更けていきました。 3日間の行程です!修学旅行フォト(3)
2泊3日の行程の概略をお知らせします。
<1日目> 学校・・・立山・・・美女平(立山黒部アルペンルート)・・・ 扇沢・・・ホテル(18:30着)・・・学年レクレーション・・・就寝 <2日目> ホテル・・・選択文化・スポーツ体験・・・白馬47(昼食)・・・ ラフティング・・・ホテル(18時着)・・・入浴・・・就寝 <3日目> ホテル・・・恵那峡・・・ナガシマスパーランド・・・合場川(17:45着) ※一生の思い出に残るすばらしい修学旅行になることを期待しています。 ![]() バスに乗り込みさあ出発です!修学旅行フォト(2)![]() ![]() ![]() いってきま〜す!修学旅行フォト(1)![]() ![]() ![]() 1日目はこれから,「立山・黒部のアルペンルート」に向かいます。まだ雪も残っているそうです。大自然の恵みに大いに心を動かせてください。「安心」「チャレンジ」「感動」で一杯の修学旅行にしていきましょう! 修学旅行結団式![]() ![]() ![]() 君たちの代表である「修学旅行委員」の人たちが考えた「これは守ろう」を確認しておきます。 <これは守ろう> ・来たときよりも美しく!! ・時と場を考えて行動しよう!!(TPO) ・ルールを守ろう!! ・5分前行動をしよう!! ・集団行動を乱さないようにしよう!! ・挨拶をしっかりする!! 修学旅行委員の人たちの指示をしっかりと聞き,一人ひとりにとって一生の思い出に残る修学旅行になることを祈っています。 明日,「午前7時学校集合完了」です。修学旅行をみんなで楽しみましょう!! ちょっといい話−34−![]() ここで,明日からの修学旅行に,更にいい気持ちで出発できるような「ちょっといい話」を見つけましたので紹介します。 ・・・・・・・・『絆』・・・・・・・・ 8年前の出来事です。当時,私は鉄道に勤務していました。 ある当直の日,帰り支度をしていたところ,「線路脇で犬が横たわっています。生きています」との無線連絡が入りました。犬を助けに行こうと思い,見張り要員も必要なのと,線路脇では足場も悪く一人では抱えきれないだろうという事もあり,上司にお願いし一緒に現場に急ぎました。 既に日は沈んでいました。真っ暗の中を進んでいると,懐中電灯の光の先にうずくまっている犬を発見!まだ成犬にはなっていない,猟犬らしき犬です。犬の気を荒立てないよう話かけながら近付くと,右のお尻の辺りを強打したようで血が滲んおり,立つことも出来ない様子でした。持っていったタオルで包みかごに入れ,動物病院に直行。応急処置をしてもらって,家に連れて帰りました。 休日には,現場付近の農家や畑仕事をしている人に聞き回りましたが,飼い主が分かりません。保健所にも問い合わせがないか尋ねましたがありません。私も妻も平日は仕事で家にはおらず,足の悪い母がごはんをあげてくれるものの,このままにしておく訳にもいかず,途方に暮れていました。結局,保健所に相談し預かってもらう事にしました。 一週間程して妻から,「犬にも人権(犬権?)があるんですよ。足が不自由でも散歩は一輪車に乗せて連れっていったらいいし、暖かい所に寝そべったままにしておいてもいいじゃないですか。うちで預かりましょうよ」と言われ,犬の事が気になっていた私も賛成し,引き取ることにしました。数日後,同僚が「駅の待合い室にポスターを貼ったらどうか」と提案してくれ,ご主人を捜してあげる事が一番だと思い,貼ることにしました。それから更に数日たった時,ご主人様が見つかり,迎えに来てくれることになりました。ご主人様も,ずっと捜していたそうです。ご主人様が見つかった嬉しさはもちろんあるものの,犬と別れる辛い気持ちが強くなっていました。 そしてとうとう,お迎えの日がやってきました。ご主人様の声が聞こえ久しぶりに顔を見た瞬間,信じられない出来事がおこりました!!どうしても立つことの出来なかった犬が,倒れそうになりながらフラフラと立ち上がり,「ワン!」と鳴いたのです。「僕は元気ですよ」と言わんばかりに・・・。何とか立ち上がったものの,右のお尻と足はガクガク震え,もう倒れそうです。私はその姿に感動し涙が止まらず,「よくやった,よくやった。もういい,もういい・・・」と言いながら,足を撫でてやりました。それ以上,言葉が出て来ませんでした。帰り際,犬の目は,私達をずっと見つめていました。「ありがとう・・・」と言っているのが分かりました。 それから数日後,犬が天国に行ったと知らせがありました。ご主人様の傍に戻れて良かったと,つくづく思いました。今思えば,震えながら奇跡のように立ち上がったのは,ご主人様に最後の敬意を表したのでしょう。今は,天国で走り回っていることでしょうね。あの子に,かけがえのないものを教えられた気がします。 小学校時代の担任の先生が来られました!![]() ![]() ![]() |
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