京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/06/20
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大枝山 明けのむらさき 桂坂 花咲きにおう はるかなる 真理の道を 君よ 旅行こう 天翔ける 明日にそなえて 拓け 自律の園  誇りあれ 大枝

「授業を支えるもの」

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 昨日の6時限目に、7つの学級で「公開授業」を行い、その後教科ごとに研修会をもちました。避難訓練の後でしたが、それぞれの学級では落ち着いた雰囲気の中で、「教材との対話」「他者との対話」「自己との対話」を目指した「学びの授業」が展開されました。
 今回は3年生の国語の授業を見せてもらいました。教材は「握手」(井上ひさし)という作品で、本文中に何度も出てくる「指言葉」の意味とそれが使われた理由から入り、生徒が考えた「オリジナル指言葉」の意味をみんなで考えるという、とても楽しい雰囲気の中で、生徒たちの活発な発言・学習活動で授業が進められました。
 その授業は、指導されていた先生の教科指導とともに、担任や様々な取組における普段からの指導の賜物だろうと思いました。生徒たちを頑張ろうという気持ちにさせるためには、普段から生徒たちにどのように接しているのか、そのことを抜きにして指導はあり得ないと思います。日常のすべてのことがつながっているのです。叱ることも厳しい指導も必要だろうと思います。しかし、普段にしっかりと生徒の人権を意識した取組を行わなければ、叱っても、厳しい指導をしても空回りするだけです。何か起きた時に、口を閉ざしてしまう生徒はいるでしょう。何も話してくれないと嘆く前に、その生徒としっかりと向き合うことで、ゆっくりでも心は開いていくものです。そういう意味でも私たちは心豊かな教師を目指さなければならないと思います。

5月13日 避難訓練

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 5月12日(木)の5限目に、今年度第1回目の「避難訓練」が実施
されました。
 去る3月11日に東日本大震災が起こり、甚大な被害を受けた状況下で、
私たちも災害等にそなえて、規律正しく、安全かつ迅速に避難できる実践的
な態度と習慣を身につけることが本当に大切です。
 今回は第2理科室から出火した火災を想定し、西京消防署から4名の署員
の方にご来校頂いて訓練を実施しました。
 あいにくの雨模様の天候のため、避難場所を体育館を変更して実施しました。
 全校生徒525名と教職員は、落ち着いて避難はできたのですが、少し私語が
目立つというご講評を、西京消防署から頂きました。
 学校長からも「お・は・し・も・て」の基本的な約束の再確認と、これを訓練
に終わらせず、もしもの時に対応出来る行動をきちんと身につけていってほしい
とのお話がありました。

「知足」

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 以前に、世界文化遺産に登録されている鹿苑寺(金閣寺)、龍安寺、二条城などを訪ねる機会がありました。
 龍安寺を訪ねた時に、有名な方丈の前庭では、「虎の子渡し」と呼ばれる石庭をたくさんの方が腰を下ろして眺めておられました。解説に拠りますと、「石の象、石群、その集合、離散、遠近、起伏、禅的、哲学的に見る人の思想、信条によって多岐に解釈される」枯山水は、やはり何かを感じさせてくれるものでした。
 しかし、一番心を惹かれたのは、方丈の北東に据えてある銭形の「つくばい(茶室に入る前に手や口を清めるための手水を張っておく石)」に刻まれている文字でした。写真にあるように中心の口を共有して、上から時計回りに読んでみると「吾唯足知(吾、ただ足ることを知る)」となります。これは釈迦が説いた「知足のものは、貧しといえども富めり、不知足のものは、富めりといえども貧し」という「知足」の心を図案化した仏教の真髄であり、茶道の精神に通じるものだそうです。また、この「つくばい」は、徳川光圀の寄進とされています。
 お客様が来られたお陰で、世界遺産に登録されている所をいくつか拝見することができ、改めて京都の歴史の奥深さを肌で感じることができました。

5月12日 陸上部女子総合準優勝 (春季大会の結果1)

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 5月3日(火)に西京極陸上競技場で開催された春季総合体育大会陸上競技
大会で、大枝中学校陸上部女子は、堂々の準優勝を飾りました。
 おめでとうございます。当日は女子100mで大会新記録を出すなど、好記録が
続出しました。
 夏季大会は優勝を目指して一層練習に励んで下さい。
 なお、種目ごとの結果は下の通りです。

 女子100m     1位(大会新記録)
 女子走り幅跳び  1位
 女子200m     6位
 女子4×100m 3位

 男子3000m 4位

「自転車の安全利用を」

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 今日から全国交通安全運動(5月11日〜20日)がはじまりました。今年の全国運動の重点のトップに掲げられたのが、自転車の安全利用の推進です。自転車利用者に対する交通ルール・マナーの周知と、街頭指導による自転車の交通ルールの遵守徹底が行われます。

 自転車を利用するときは、
1.車道の左側通行等、自転車の通行方法の遵守と歩道通行時における
歩行者優先。
2.二人乗り、傘差し、携帯電話使用、ヘッドホン使用等をしない。
3.夕暮れ時等における前照灯の早めの点灯、反射材用品の積極的な活用。
4.交差点における信号遵守、一時停止、安全確認の励行。
5.乗車用ヘルメットの着用。
などに注意してほしいというものです。
 本校においても自転車通学など、自転車を利用する機会も多いと思いますので、挙げられたそれぞれの項目について、今一度自己点検してみてください。
 昨日は、阪急桂駅前にてタレントさんが「一日署長」として、人々に交通安全を訴えていたようです。
 

5月11日 PTAオール委員会

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 4月28日(木)PTAルームで、今年度第1回目のPTAオール委員会が
開催されました。
 学校長の挨拶の後、今年度の本部の自己紹介、各委員会の事業と今後の
予定の説明と続き、その後各学年委員と地域委員で集まって専門委員と正副
委員長が互選されました。
 新たに決まった専門委員さんで、引き続き第1回の専門委員会を持ち、
また新旧の正副委員長さんで引き継ぎをしていただきました。
 これで平成23年度のPTAの組織が決定しました。
よろしくお願いします。

5月11日 台風接近に伴う非常措置について(お知らせ)

                             平成23年5月11日
 保護者の皆様へ
                             京都市立大枝中学校
                             校 長 岡 村 信 行

       台風接近に伴う非常措置について(お知らせ)


 初夏の候,保護者の皆様におかれましてはご健勝のことと存じます。
 日頃は本校教育にご理解とご協力をいただき,ありがとうございます。
 さて,台風の接近が伝えられております。本校におきましては,台風により
「京都南部」または「京都市」に『暴風警報』が発令された場合には,
下記のような措置をとりますので,テレビ・ラジオ,インターネットなどの
報道に注意してください。

               記
 
1.登校前に発令された場合

(1)『暴風警報』が解除されるまでは,登校を見合わせ自宅待機。
(2)『暴風警報』が解除された場合については,以下のような措置をとります。

1.午前7時までに解除になった場合→平常登校(8:20),1校時からの授業

2.午前9時までに解除になった場合→午前10時25分登校,3校時からの授業

3.午前11時までに解除になった場合→午後1時登校,5校時からの授業

4.午前11時現在,警報発令中の場合→臨時休業

2.在校中に発令された場合
  
  気象状況,帰宅に要する時間,通学路の状況などに十分配慮し,
帰宅させるかどうかを決定します。

3.臨時休業となった場合は,後日に回復措置を行います。

 なお,『大雨警報』『洪水警報』などは対象外ですので,十分ご注意ください。
 また,今後の『暴風警報』に対する措置は上記の通り行います。生徒手帳7ペ
ージにも掲載されていますのでご活用ください。

 以上,お子様にもその旨ご指導いただきますようお願いします。


「読書からはじまる」

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 「余の辞書に『本を読まない』という言葉はない!! 〜図書館革命〜」と書かれた図書だよりに拠りますと、今日から図書室が開館されました。図書室は(月)〜(金)の昼休みに12時45分から20分間開館するそうです。わずか20分間ですが、朝読書の時間を加えると、1年間を通して図書室を利用したとすると、何と102.5時間の読書となります。
 詩人の長田弘さんが、その著書のあとがきでこんなことを書かれていました。

 人は読書する生き物です。人をして人たらしめてきたのは、そう言い切ってかまわなければ、つねに読書でした。読まないでいることができない。それは人の本質的な在りようであり、それゆえ人のこの世の在りようを確かにしてきたのは、いつのときも言葉です。この『読書からはじまる』であらためて考えたかったのは、そのようなきわめて人間的な行為にほかならない読書というものの未来です。人の不確かな人生に読書がもたらすものは存在の感覚であり、また存在の痕跡です。いつも胸底にある、人生の贈り物としての読書についてうたった幕末の人、橘曙覧(たちばなのあけみ)の歌。

 たのしみは人も訪ひ(とい)こず事もなく心を入れて書(ふみ)を見る時

 たのしみは世に解きがたくする書の心をひとりさとり得し時

 たのしみはそぞろ読みゆく書の中(うち)に我とひとしき人を見し時

         「読書からはじまる」長田弘(NHKライブラリー)より

 読書は皆さん可能性を広げてくれます。若い時の読書はできるだけ多くの本に出会う、つまり「乱読」ぐらいがいいと思います。身近に本を置いて、ちょっとした空き時間に読んでみてください。
 

5月10日 2年生地域の食材を使って調理実習

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 4月26日から2年生家庭科の授業で、「地域の食材を調理する」という主題
で、本校校区の「塚原筍」を使い「筍料理」の調理実習を行っています。
 筍ご飯、若竹煮、筍のお吸い物を、本校卒業生の保護者で筍の生産者の方
お二人に、食材の説明から調理方法やその手順をご説明いただいた後、アド
バイスをいただきながら調理を進めます。
 4時間目の後半には、調理室からお吸い物や、筍ご飯の炊けたいい香りが
校舎内に広がってきました。
 全国的に有名な、地域名産の旬の筍を、調理した生徒たちはおいしくいた
だきました。
 筍を提供していただいた上に、ゲストティーチャーとしてご説明いただい
た皆様、本当にありがとうございました。

「かきつばた」

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 毎年、ゴールデンウィークが終わるころに美しい花を咲かせる北区上賀茂にある大田神社のカキツバタ(杜若)を見てきました。大田神社のカキツバタは平安時代の歌人藤原俊成が「神山の大田の沢のかきつばたふかきたのみは色にみゆらむ」と和歌にも詠んでいるように、自生種として約1200年の歴史があり、国の天然記念物に指定されています。この大田の沢のカキツバタの特徴は、「花の色が濃すぎず上品で、背が高くしっかりと伸びた茎」で、切り花にない野生種の美しさだそうです。しかも1つの株に3回花を咲かせるということで、これから見ごろを迎えて、しばらくの間は花が楽しめそうです。
 カキツバタと言えば、以前の教科書にも有名な和歌が載っていたことを思い出して、図書室で確認してみました。歌物語として有名な伊勢物語にこんな一節がありました。
 主人公たちが旅の途中、三河の国の八橋(今の愛知県東部)という所で、沢のほとりに腰を下ろして休んでいますと、目の前にカキツバタが大変美しく咲いていました。それを見てある人が、「かきつばたという五文字を句の頭に置いて、旅の心を詠みなさい。」と言ったので、その男はこう詠んだ。
 からころも きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる 旅をしぞ思ふ
(大意)新しい着物を段々と着慣れたように、慣れ親しんだ妻を都に残して、はるばるこんな遠くまで来てしまったものだなあ。
 この歌を聞いて、一緒に旅をしていた人々も皆涙を流したというものです。
 たくさんの物語や不思議な世界などに出会える「図書室」を大いに利用したいものです。
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学校行事
5/13 普通授業 眼科検診
5/16 普通授業
5/17 普通授業 再検尿 3年内科検診
5/18 普通授業 再検尿 2年テスト1週間前 部活動停止
5/19 普通授業 5限避難訓練 2年歯科検診 1,3年生テスト1週間前 部活動停止
京都市立大枝中学校
〒610-1102
京都市西京区御陵大枝山町二丁目1-91
TEL:075-333-1112
FAX:075-333-1113
E-mail: ooe-c@edu.city.kyoto.jp