最新更新日:2024/12/20 | |
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「洛風の誓い」と憲法月間(2)
平和とは「どんな物でも分けあう」そして、平和の反対は「ほしい物があったら、とりあう、とりあげる」…これは、憲法学習の時に投げかけた私の問いに対する、ある生徒の答えです。私は率直に凄いなと思いました。短いけど、深く考えている言葉だと思います。
他の生徒も平和のイメージは「安心してねてられるような」「家族のような」、そして「笑顔・笑っていられる」という答えが多かったです。 また、平和の反対のイメージは、「怒り・悲しみ・孤独」「自分勝手な行動・自分のことばかり考えて、人を傷つけてしまう」ことだというふうな答えが多かったです。 特に本校の生徒は「安心して、笑顔で過ごしたい」という思いが強いように思います。 平和・安心の有り難さを身をもって体験しているからかもしれません。 そのような気持ちを、今年一年大切にしたいことを一人一人が標語としてポスターに表現しました。今年一年みんなで「洛風の誓いともに大切にしていきたいと思います。 ゴミ0運動、授業参観、花背合宿説明会、多数の参加ありがとうございました。
28日金曜日の「授業参観、ゴミ0運動、花背山の家・わくわくドキドキオリエンテーション合宿保護者説明会」に、のべ30名近くの参加がありました。多くの方々に生徒たちの様子や取組、学校の雰囲気を知っていただき、大変うれしく思っています。
特にゴミ0運動では、今年初めて保護者の方や地域の京都文化博物館の方々とも一緒に取り組むことができました。 「子どもたちと、楽しく活動ができ、ありがとうございました。近所の方々もあたたかく見守り、協力してくださって、うれしかったです」「皆、校外活動なので私語とか、ふざけたりとかあるのかと思ったのですが、ちゃんと声かけしながら、小さなゴミまでとれていました。地域の人達にも見守ってもらいながら学校生活をおくれているのだなと、あらためてわかり、この活動に参加してよかったと思います」というような保護者方からの一言もいただきました。本当に、ありがとうございました。 もうすぐ、わくわくドキドキオリエンテーション合宿今年のスローガンは「花背で育む洛風の風」、目標は「ウイングの団結を深める」「助け合える仲間になろう」「あせらずゆっくり仲間になろう」です。 野外炊飯の意気込みを見ても、今からウイングの団結の深まりを予感できますね。 28日の金曜日には保護者の方々への説明会もあります。よろしくお願いします。 苺を収穫。また、ゴミ0運動のポスターを掲示しました。
先日お伝えした苺の実を収穫していただきました。甘酸っぱく、苺らしい味に感激しました。
また、来週の28日金曜日に、ゴミ0の日で学校周辺の清掃活動をします。それを前に本日の「風夢風夢」(総合的な学習の時間)では、校内の他にも、こどもパトナ、万華鏡ミュージアム、京都文化博物館など姉小路、三条周辺地域の施設・店舗にお願いをして「ゴミゼロ運動」のポスターの掲示をさせてもらいました。 28日には、花背山の家オリエンテーション合宿の保護者説明会、そして授業 参観もあります。保護者の方はぜひお越しください。 ストロベリー・ブルーベリー
苺の実が赤く色づいてきました。昨年保護者の方から頂いた苺の苗です。冬の間は葉も小さく、凍えているようでしたが、春になって暖かくなると葉も茂り、実が付いてきました。また、3月に緑化推進事業で植樹したブルーベリーの花も実になってきました。
季節の移ろいにあわせて成長する植物に、子どもたちの成長を重ねてみると、ほどよい時期のおとづれを待つ気持ちが大切だと感じますね。 「洛風の誓い」と憲法月間 (1)さて、今月は憲法月間です。本日の4限、ヒューマン・タイムの時間に生徒たちと一緒に「日本国憲法」について考える時間がありました。 日本国憲法前文には、 「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。そして、いずれの国も自分の国のことだけを考えて他の国を無視するようなことがあってはならないと思う。日本国民は、世界の恒久の平和を念願して、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。日本国民は国の名誉にかけ、全力をあげて、この崇高な理想と目的を達成することを誓います。」 と述べられています。 一番の願いは「平和」です。だれもが、安心、安全に暮らしたという当たり前の、しかし一番大切なことが宣言されています。 本校にも、「だれもが心地よい風を感じて、安心、安全に暮らせるように」という思いからできた「洛風の誓い」があります。平成16年の開校当時、落ち着かない状況で不安や混乱の時を経て、平成17年度に生徒の代表による「洛風をよりよくする会」がつくられました。自分たちの学校生活を少しでも「よりよくしたい」という思いで「よりよくする会」が中心になって、マナーやルールを確かめていきました。 そして、平成18年度の卒業生が「洛風の誓い」を残してくれました。そこには、本校に転入学してきて、安心に安全に学校生活を送りたい、お互いを尊重して、一人一人の可能性を最大限に伸ばしていきたい。未来に向かっての希望の言葉が詰まっています。 いわば、「洛風の誓い」は本校の憲法にあたるといえます。 生徒たちが自分たちのでつくりあげた「洛風の誓い」は校歌、校章とならんで本校の誇りです。 本日の憲法学習でも「洛風の誓い」と日本国憲法の前文を見比べながら、今、自分たちができること、大切にしたいことは何かを考えました。 子どもたちは「未来への希望」です。学校が子どもたちにとって安心、安全な居場所になるように、子どもたちの希望が未来へつながっていくように、私たち大人自身がしなければならないことは何か、考える月間でもありますね。 『洛風の誓い』 1. 目 的 洛風中学校が開校してから,わたしたちは洛風中学校のあるべき姿を探り,よりよくするための工夫と努力を積み重ねてきました。 そして,今確実にその成果を感じることができます。今も安心と安全を感じながら,学校生活を送っています。 でも,1つ1つの大切な出来事のなかで,わたしたちが気づき,みんなとともに納得して確かめてきたこと,忘れてはいけないことがありました。 そんな1つ1つのことを,これからの後輩たちのために,まとめ上げて,伝えていくことが,私たち3年生が卒業までにやり遂げておきたいことでした。 学校行事や取組,授業や休憩時間,そして学校生活に関わるすべてにおいて,わたしたちが大切にしてきたことやがんばってきたこと・・・。 その1つ1つの大切なかけらを,今,私たちは,「ともに洛風に集いしもの」の「誓いのことば」として,これまでの工夫と知恵をまとめました。 2. 誓 い それは,ともに洛風に集いしものの誓いのことばです。 ☆1 わたしたちは,1日1日を大切に楽しくおだやかに学校生活を過ごします。 この洛風中学校には,いろんな学校から仲間が集まってきています。だれもが学校生活を不安やよけいな心配なく,楽しく平和に過ごせることを大事にし ます。そのときそのときを「一期一会」という意味をこめて,出会えたことに特別な意味を感じながら,学校生活を送ります。 ☆2 わたしたちは,人を傷つける言動はしません。 人を悲しませたり,傷つけたりするのは,それを見ている他の人も悲しむと思います。「悲しむより喜びたい」からです。 ☆3 わたしたちは,人とお話をして,いいところをたくさん見つけます。 あいさつやお話をして,コミュニケーションをとって,親睦を深めます。 ☆4 わたしたちは,自分の行動に責任を持ちます。 何気ない一つの行動でも,人は悲しみを感じることがあります。だから,わたしたちは自分たちの行動に責任をもちます。 ☆5 わたしたちは,優しさや思いやりをもって,助け合います。 相手の気持ちを考えて,一緒にいて楽しい仲間,苦しみも悲しみも分かち合える仲間 になります。 創造工房 色のキモチ
洛風中学校にしかない教科 創造工房では、音楽を楽しんだり、校歌や合唱の練習をしたり、陶芸やランプシェード、版画などの制作、時には調理実習もしています。
以前には手づくりのオリジナルウクレレやカンカラ三線をつくって演奏したりしました。 先日の1・2年生の創造工房では「色のキモチ」というテーマで色のイメージを考えて表現することに取り組みました。 「やさしいキモチ」「さみしいキモチ」「あたたかいキモチ」「おこっているキモチ」 うまく表現できたかな? 転入学生歓迎会、温かく新しい仲間を迎えました
ようこそ!洛風中学校へ。Welcome!
5月6日(木)、新たに20名の転入学生を迎えました。 昨年度から在籍する生徒たちは4月から準備をし、校歌や校章、洛風の誓い、 学校行事の紹介や歓迎の気持ちを込めて「明日へ」の合唱をしました。 緊張の中にも、これから洛風に吹く風に希望が感じられる歓迎会になりました。 生徒特製ジャンボカレンダーが道行く方の目に
洛風中学校は烏丸御池に近く、観光客の方も多く学校の前を通っていきます。
街行く人のためにと総合的な学習の時間「風探し〜風夢風夢〜」で作成した姉小路通近辺の町屋や商店の載っている地図を掲示していました。今年からそれに加えて生徒の手づくりのユニークなカレンダーをジャンボサイズに拡大して掲示しています。道行く人たちの目に止まりなかには写真に撮っていく人もいます。 |
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