京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2021/03/25
本日:count up1
昨日:2
総数:166910
文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
ハートフルマーク
校訓「なかま」「夢」「成長」 教育目標「未来を創造し たくましく生き抜く力の育成」

「立冬を過ぎて」

画像1画像2
 冬の初めとされる「立冬(今年は11月7日)」が過ぎて、学校の裏山の木々が色づき始めました。きれいな紅葉になるための条件として、夏が暑く日照時間が長いこと、夏に十分な雨が降ること、昼夜の気温差が大きいこと、湿度が少なく乾燥していることなどが挙げられるそうですが、このところの冷え込みが木々の葉を美しく変えていきます。
 今週は後期の公開授業週間となっています。前回と同様に、朝学活から放課後までのどの時間帯でも参観していただける「自由参観週間」(但し、11月11日は右京支部授業研修会のため、放課後の学習会はありません。)としておりますので、ぜひご来校いただきまして子どもたちの普段の様子と、ちょうど後期中間テストに備える期間が、3年生は明日から、1・2年生については11日(木)からスタートしますので、放課後の学習に取り組む様子などもご覧いただけたらと思います。また、明日の10日(水)には「進路説明会」も予定しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

「高雄もみじ・三尾のライトアップ」

画像1画像2画像3
 11月1日(月)から始まった「高雄もみじ・三尾のライトアップ『神護寺金堂夜間特別拝観』」、地域の活性化を目指したこの事業に、高雄小学校・高雄中学校も参加させていただきました。高雄小学校の児童の描いた絵が照明(灯籠)として参道に配置され、本校和太鼓部は「もみじ太鼓」の演奏を5日(金)、夕刻よりのライトアップに合わせて行いました。当日は小学生・中学生や保護者の方々も大勢応援に駆けつけていただきました。
 今までこの和太鼓部を引っ張ってきた3年生にとっては、この地域行事への参加を最後に「引退」ということになります。最後の演奏は3年生のみで行い、今までの活動の締め括りという思いを込めて、一生懸命に演奏してくれたと思います。少し色付きかけた紅葉が照明に浮かび上がる美しい光景とともに、3学年での最後の和太鼓演奏は一人一人の胸に刻まれたことでしょう。

「全国学力・学習状況調査結果報告」

◆全国学力・学習状況調査結果報告(学校だより10月25日号所収)
 4月に3年生を対象として実施しました「全国学力・学習状況調査」の結果が、去る7月30日に文部科学省から公表され、生徒の皆さんには前期期末テスト後に「個人票」を返却しました。大変遅くなりましたが、本校としての分析結果概要(傾向や課題・改善策)を保護者の皆様方にお知らせいたします。

◇《国語》について
 今回出題された問題に関して、「学習指導要領の領域(話すこと・聞くこと、書くこと、読むこと、言語事項)」「評価への観点(関心・意欲・態度、話す・聞く能力、書く能力、読む能力、言語についての知識・理解・技能)」「問題形式(選択式、短答式、記述式)」の分類・区分ごとの数値を見る限りでは、いずれの項目も概ね良好な結果となっています。
 「主として知識」を問う国語Aと「主として活用」の力を問う国語Bの平均正答率は、全国的な傾向に比べて差はあまりありませんでした。

◇《数学》について
 今回出題された問題に関して、「学習指導要領の領域(数と式、図形、数量関係)」「評価の観点(関心・意欲・態度、数学的な見方や考え方、数学的な表現・処理、数量・図形などについての知識・理解)」「問題形式(選択式、短答式、記述式)」の分類・区分ごとの数値を見る限りでは、いずれの項目も概ね良好な結果となっています。
 「主として知識」を問う数学Aと「主として活用」の力を問う数学Bの平均正答率は、全国的な傾向と同じように差がありました。

◇《質問紙調査》について
 基本的な生活習慣が定着している生徒が多く、日常的な挨拶などができており、好ましい成長をしています。
 気になる部分として、「家で学校の宿題をしていますか」の質問で、「している」「どちらかといえばしている」という肯定的な回答は6割台に留まり、「自分で計画を立てて勉強している」の質問では、6割近くが「あまりしていない」「全くしていない」という回答結果でした。また、「国語の勉強は大切だ」「数学ができるようになりたい」の質問では、「あてはまる」「どちらかといえばあてはまる」の回答が7〜8割あるのですが、「学校の授業の予習をしている」「学校の授業の復習をしている」の回答では、ともに6割以上が「あまりしていない」「全くしていない」という結果でした。

◇学力向上に向けての具体的な取組
 今回の「全国学力・学習状況調査」の結果および日ごろの学習取組状況は、概ね良好であり、現在学校として行っている様々な取組を今後も続け、さらに一人一人に目を向けた指導を目指したいと考えています。
○教科の特性や少人数指導の利点を生かした学習指導について研究し、授業の改善を図る。
○「個に応じた、きめ細かな学習指導」を心掛け、基礎・基本の定着や学力の伸長を目指す。
○朝学習・朝読書を計画的に実施する。
○放課後の教科学習・学習相談の充実を図る。(定期テスト前、土曜学習を含む)
○長期休業中の学習相談の充実を図る。

以上、報告させていただきます。

「生徒音楽会」

画像1画像2
 11月3日(祝)、京都会館第2ホールにおきまして、第26回京都市中学校総合文化祭の「生徒音楽会」が行われました。
 「生徒音楽会」も今年で第63回を迎え、全市から22校の中学校約800名の生徒が参加して、合唱・和太鼓・琴・吹奏楽の各演目を午前・午後の2部に分かれて、鑑賞・応援に来ていただいたたくさんの皆さんの前で発表してくれました。
 本校からは今年も和太鼓部が参加してくれました。3年生のメンバーがちょうど模擬試験の日程と重なったため、1・2年生4名の参加となりましたが、大きな舞台でも力強く創作太鼓「もみじ」「雷」の2曲を演奏してくれました。

「薬物乱用防止教室」

画像1
 11月1日(月)、右京警察署生活安全課より講師の方をお招きして、「薬物の専門家により、薬物の怖さ、依存性や社会問題について学び、生涯を通じて自分の健康や生活は自分で守るという態度を養う」ことを目的として、「薬物乱用防止教室」を行いました。「気付いていますか?身近な薬物問題」と題して、「薬物の怖さ」を紹介したDVDを視聴し、その後、お話していただきました。
 「身を破滅させる薬物乱用、持っているだけで犯罪に、一度やったらやめられない。麻薬・覚せい剤などは、持っているだけでも犯罪になります。また、強い精神的依存性があり、体が欲しがるだけではなく、やったときの気分が良くなるなどの理由や、薬が切れたときの不安感やイライラ感に耐えきれず繰り返してしまい、いつの間にか自分ではやめられなくなってしまいます。薬物を乱用していると、実際には見えないものが見えてしまう幻覚や、実際には聞こえないものが聞こえてしまう幻聴が起こり、その結果、家庭内暴力や、さらには傷害・殺人などの重大な事件を起こすケースもあります。」(健全育成ハンドブック「あなたの明日のために」中学生用より)
 もちろん、これは違法で危険な薬物だとわかっていれば、自分から近づいたりしないのですが、「気分がよくなるし、頭が冴えて勉強がはかどる」「ダイエットに効果がある」などと言葉巧みに皆さんに近づいてくるのです。正しい知識をもち、甘い言葉に「ダメ。絶対。」と言える勇気、絶対にやらないという強い気持ちが大切だということを学んだ薬物乱用防止教室でした。

「子どもたちを取り巻く状況」

画像1画像2
 先日の新聞に気になる記事が2つ載っていました。1つは「子どもが歩かなくなっている」というもので、もう1つは「携帯電話の閲覧制限(フィルタリング)」についてでした。
 ・「習い事で忙しく遊ぶ時間がない」「学校の統廃合により学校まで車で行かざるを得ない」など地域によって理由は様々ですが、子どもたちは歩かないと体力が低下するだけではなく、生活習慣の乱れや学力低下などの要因になるというものです。そんな運動不足になっている子どもたちを歩かそうという試みが紹介されていました。東京都内のある小学校では年2〜3回「ミリオンウォーク」期間なるものを設け、1日1万歩以上歩くように促し、子どもたちに歩数計をもたせています。どれだけ歩いたかが数字でわかるので、子どもたちの歩く意欲づくりに役立っているそうです。その東京都では今年の7月に「子どもの体力を高めるためには1日1万5000歩相当の活動」が必要であるというガイドラインを設けたそうです。東京都に拠りますと30年前には1日約2万7000歩あった子どもの歩数が、今では約1万3000歩に半減したということです。
 ・「携帯電話の閲覧制限(フィルタリング)は法律で18歳未満が義務付けられたが、罰則はなく、保護者の申し出で解除が可能」となっており、利用率は小学生が約6割、中学生が約5割半ば、高校性が約4割(保護者対象の内閣府調査)となっていますが、今年1月〜6月の全国の警察に摘発された携帯電話の交流サイトを通じて被害に遭った児童のうち、98.5%が有害サイトへのアクセスを制限する「フィルタリング」に未加入であった。また、事件全体の約半数が「認定された10サイト」を通じて起こっていた。(警視庁まとめ)「ゲームサイトだから」と交流機能があることを保護者が知らずに注意しなかった例もあるということです。つまり、「自分だけは大丈夫!」という思い込みは大変危険だということです。

「アポイントメント」

画像1
 休憩時間に職員室に入っていくと2年の生徒が電話口で、「もしもし、○○高校ですか。私は高雄中学校の2年1組の○○といいます。先週に高雄中学校長名で○○高校校長先生宛てに高校訪問に対するご協力のお願いをお送りしたところですが、私と○○が○○高校を11月○○日に訪問することになりました。つきましては、高校訪問のお願いと時間などの確認をしたいと思いますので…」と少し緊張した表情で話していました。
 毎年、2年生の総合的な学習として「高校調べ」を行っています。「京都市内にある公立高校・私立高校をよく知り、進路希望の実現のための参考にする。」ことを目的として、後期のはじめから取り組み、グループごとの高校訪問終了後、お世話になった高校への「お礼状」を送付し、「まとめ」を冊子に仕上げます。電話のかけ方から、訪問時の質問内容、質問の分担など学級での指導を受け、自分たちでしっかり考えて行動していきます。「百聞は一見にしかず」という慣用句がありますが、高校についての情報を得るだけではなく、様々なことをこの体験学習を通して学んでほしいと思います。

「今日の一冊」

画像1
 「読書週間」が始まる今日、皆さんに紹介するのは「はい、わかりました。」という詩画集です。農作業中に事故に遭い、失意のどん底から独学で創作の道を歩み続けておられる作者。その著書の「おわりに」の中で、「絵の勉強をしたこともなければ、文章を書いたこともない、ましてや大勢の人の前で話した体験もなかったわたしが、今、絵や詩を描きながら、講演もさせていただいています。最初のころは、『どうやったらうまくできるか』、そんなことを考えている時期もありました。ところが、あるときから、こう思うようになったのです。『これはテクニックではないぞ。燃えている思いや情熱がいちばん大切だ。絵だって、文章だって、思ったらそのままでいこう。にこにこ笑いながら絵を描いたり、泣きながら文章を書く人がいてもいいじゃないか。そうだ、それでやろう! そのままの勢いでやろう!』もしかしたら、わかっていただけるのは、ほんのひとにぎりの人だけかもしれません。しかし、たったひとりの人から『よかったですよ、感動しました』と言われれば、それだけでもわたしはうれしいのです。そのひとりの人が、『いい話を聞いたから、だれかに伝えたくなりました』『大切な人に手紙を書きたくなりました』とそうやって実際動いて、ご自分なりの人生の中で、今までとはちがう『もうひとりの自分』と出会ってくださったのなら、それに勝るものはありません。」(「はい、わかりました。」大野勝彦詩画集・サンマーク出版)と書いておられます。
 二本の義手で命の輝きを描く作者の詩と絵の世界を、ぜひ感じ取ってみてください。

「生徒会活動」

画像1
 10月25日(月)の5時限目に生徒会役員選挙立会演説会を行いました。
 その時の選挙管理委員会からのはじめの挨拶を紹介しておきます。「高雄中学校の生徒全員が、より良い学校生活を送るためには生徒会が必要です。生徒会とは『生徒による生徒のための組織』です。生徒会には本部を中心に各委員会があり、それらとわたしたちの学級が結び付いてはじめて機能します。生徒会委員とは、それぞれの委員会とわたしたちの学級を結び付けるパイプ役になる大変重要な仕事です。また、わたしたちの学級を盛り上げる大切な役割です。その人が本当にその役に適しているか、その人に生徒会を任せられるか、このようなことをよく考え、しっかりとした自分の意志で選出してほしいと思います。」
 この挨拶にもあるように、「生徒による生徒のための組織」である生徒会活動を活発にしていくためには、生徒の皆さんが学校生活をより良いものにして行こうとする強い意識と、役員や委員が何かをしてくれるのを待つのではなく、それぞれが生徒会の一員として自ら進んで行動するという一人一人の実践が大切になってくると思います。

「読書の秋」

画像1
 10月27日(水)から「第64回 読書週間(〜11/9)」が始まります。今年の標語は「気がつけば、もう降りる駅。」です。通勤・通学の電車に揺られながら本を読んでいるとつい夢中になってしまい、目的の駅名のアナウンスを聞いて慌てて読んでいた本を閉じて電車を降りる。そんな光景が目に浮かんできます。
 今年が国民読書年だからということではなく、生徒の皆さんにはいつでも本を読んでほしいと思います。繰り返しになりますが、読書の効用として、「様々な知識が得られる。(物知りになる)」「自分では決して体験することのできない様々な人生を追体験することができる。」「自分と静かに向き合うことができる。(自分を見つめ直すきっかけが得られる)」などを挙げることができますが、究極は「純粋に読むことを楽しむことができる。」となるのだと思います。読書は皆さんの可能性を大きく広げてくれます。若い時の読書はできるだけ多くの本に出会う、つまり、「乱読」ぐらいがいいと思います。身近に本を置いて、ちょっとした空き時間に読んでみてください。
 「そんな時間がない。」と考えている皆さんに、1日24時間は誰にでも平等に与えられたもので、その時間を如何に有効に使うかは自分次第です。楽しい時は早く過ぎるように感じ、そうでない時間は永遠に続くかのように長く感じてしまうのですが、時間の進み方に違いはありません。もてる時間がたくさんある若いころには、意識することが少ないのですが、『少年老い易く学成り難し、一寸の光陰軽んずべからず』と詩句にあるように、「時間の大切さ」に敏感になり、ちょったした時間を見つける、あるいは時間を作ってもっともっと本に親しんでください。
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
学校行事
3/24 学年末休業
3/25 学年末休業
3/28 学年末休業
3/29 学年末休業
3/30 学年末休業
京都市立高雄中学校
〒616-8283
京都市右京区梅ヶ畑奥殿町36
TEL:075-872-1286
FAX:075-861-1029
E-mail: takao-c@edu.city.kyoto.jp