京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2021/03/25
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校訓「なかま」「夢」「成長」 教育目標「未来を創造し たくましく生き抜く力の育成」

「10月22日」

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 毎年10月22日に京都では2つの大きな祭りが盛大に行われます。1つは平安遷都1100年を記念して明治28年(1895年)に創建された平安神宮の「時代祭」で、もう1つは夕刻より行われる「鞍馬の火祭り」です。
 「時代祭」はその当初から、京都が日本の首都として長年にわたって培ってきた伝統工芸技術の粋を「動く歴史風俗絵巻」として内外に披露することを主眼としています。このため各時代行列に使用する衣装や祭具の1つ1つが、厳密な時代考証をもとに作製された本物であるところにその特徴があります。歴史と伝統の都ならではの祭として有名で、今では「葵祭」「祇園祭」と並ぶ京都3大祭りの1つとして、京都を代表する祭となっています。(「時代祭」平安講社本部発行)本校からも毎年地域の代表として数名が参加させていただいています。
 「鞍馬の火祭り」の起源は古く、平安時代中期にまで遡り、動乱や天変地異が相次いでいた当時、御所にお祀りしていた「由岐明神」を北方にある鞍馬に遷宮することでそれらを鎮めようとしました。天慶3年(940年)のご遷宮の際、葦の松明を作り道々には篝火を焚いて、神道具を先頭にした行列の長さは約1キロメートルに及んだといわれています。この行列に感激した鞍馬の住民がこの儀式と由岐明神の霊験を後世に伝えようと守ってきたものだそうです。

「生徒会役員選挙」

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 昨日から生徒会役員・委員長選挙に伴う選挙運動が始まりました。
 朝早くから、「清き一票をお願いします。」「○○さんを〜委員長に。」「よろしくお願いしま〜す。」と応援してくれる先輩たちや同級生と一緒に、登校してくるみんなに一生懸命に声をかけていました。今回の選挙には、10名が生徒会長などの役職に立候補してくれました。選挙運動期間は短いですが立会演説会も含めて、立候補した皆さんは自分たちの「生徒会活動への熱い思い」を生徒のみなさんにしっかりと伝えてほしいと思います。
 来週の25日(月)には立会演説会と投票が予定され、現2年生を中心とした新生徒会役員へとバトンが渡されます。一人一人の立候補者の健闘を祈ります。

「教育相談」

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 今週は後期の進路・教育相談週間です。各担任が一人一人の生徒と面談することにより、以下のことに取り組む一つの機会と考えています。

・生徒と学級担任が心を通わせ、温かい人間関係をつくる。
・学習、人間関係などに対する悩みや不安を共感的に聞き、生徒理解を深める。
・将来の希望や目標について共に語り、生徒自身の意欲を育てる。

 普段と違って少し緊張するかもしれませんが、この機会にいろんなことを担任の先生と話してみてはどうでしょうか。

「食欲の秋」

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 毎月19日を「食育の日」として、保健室からその時々に応じた「食育だより」を発行しています。今月のテーマは「旬の食べ物をいただこう!」です。
 今月の食育だより『もぐもぐ』には、「野菜、果物、魚などにはたくさんとれる時期があり、それを『旬(しゅん)』と言います。市場にたくさん出回る分、安い値段で手に入れることができます。旬の野菜や果物は、無理に育てないので、農薬などの使用が少なくて済み、安心度が高くなります。魚介類も養殖物が増えてきていますが、旬の時期においしく安全な天然のものが多く出回ります。また、旬の食材には多くの利点があるので、食卓に季節を感じる意味でも、毎日の食事に取り入れたいですね。」とありました。その他に、「食材リスト」から旬の食材を探す楽しいクイズがあったり、「目の愛護デー(10月10日)」に因んだ「目にいい食材」も特集されていました。本日配布の『もぐもぐ』をご家庭でもぜひご覧ください。

「収穫の秋」

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 6月に学校菜園に植えたサツマイモ(なるときんとき)がたくさん収穫できました。今年の猛暑・残暑にも耐えて、土の養分をしっかりと吸収して丸々としたおいもさんです。
 サツマイモは繁殖能力が高く痩せた土地でも育つため、江戸時代以降は飢饉対策として広く栽培されました。明治以降は品種改良を重ね、その結果甘みを増したことから、おやつ、お菓子の原料とされることも多くなりました。もともと「栗」に近い味だったことから、「栗(九里)より(四里)美味い十三里(サツマイモ)」という焼き芋の売り言葉も広まり、世間の人々に親しまれています。
 

「秋の七草」

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 万葉集第8巻に「山上臣憶良の、秋の野の花を詠む二首」として
 「秋の野に 咲きたる花を 指(おゆび)折り かき数ふれば 七種の花」〔大意〕秋の野に咲いた花を指折って数えると七種類の花になる。
 「萩の花 尾花葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌(あさがお)の花」〔大意〕萩の花、尾花、葛花、撫子、女郎花、また藤袴、朝貌。
 「二首が一組となって意味をなす。しかも短歌と旋頭歌(五七七五七七の形式)とで組になっていて、珍しい。」(日本古典文学大系5『万葉集二』岩波書店)が収められています。
 「秋の七草」は万葉集にあるこの山上憶良の2首の歌に由来しているとされています。後半の旋頭歌は花の名の羅列で、尾花は「薄(すすき)の穂」で朝貌は「朝顔」「昼顔」「木槿」「桔梗」などの諸説あるそうです。「春の七草」のように、疲れた胃腸を休め野菜が乏しい冬場に不足しがちな栄養を補給するというような「薬効」のあるものではなく、その姿・形や風情を楽しむものとなっています。学校の周りを見回してみますと、紅葉の兆しも見られます。次第に深まりゆく秋を楽しみたいものです。

「土曜学習として」

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 10月16日(土)、第3回目の「土曜学習」を行いました。
 今回は「英語検定」を準会場として実施し、準2級までの4つの級に17名がチャレンジしました。朝早くからまとまって登校する生徒たちもおり、各級のそれぞれの教室では、用意した参考資料などを手に直前まで勉強している人もいました。級によってテスト時間にも少し違いがありましたが、リスニングを含む試験問題に一人一人が一生懸命に時間いっぱいまで取り組んでいました。
 今年度から定期テスト前の休日を中心に、生徒たちが「確かな学力」を身につけるための一つの機会として「土曜学習」を実施しています。本校では、自校の教員が主体的に関わる中で、「学びの場」を提供し、生徒たちの学ぶ意欲を高めるとともに基本的な学習習慣の確立を図ることを目指しています。次回の「土曜学習」は11月の後期中間テスト前を予定しています。生徒の皆さんは、いつものように早起きして積極的に「土曜学習」に参加してください。

「小中合同避難訓練」

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 10月14日(木)第5時限目に高雄小学校と合同で避難訓練を行いました。
 「震度5の地震が発生。その後、給食室から火災が発生。校舎内では窓ガラスや蛍光灯が落下したり、ロッカーやテレビなどが倒れたりする恐れがある。」を訓練想定として、緊急放送により地震発生を知らせ、児童・生徒たちは机の下などでしばらく安全確保し、揺れがおさまってから、火災が発生したとの放送による連絡・指示で、運動場へ避難しました。
 避難する時には、「押さない・走らない・しゃべらない・戻らない・低学年優先(手は口に)」という「お・は・し・も・て」の約束を守りながら運動場へ速やかに避難しました。避難先の運動場では、右京消防署の方々に用意していただいた「煙体験ハウス(人体に無害な煙が充満した通路を通り抜ける体験訓練)」を各学年ごとに通ってから中央部に全体集合しました。「煙体験ハウス」では、少し甘いバニラの香りの煙でしたが、視界が悪くこれが実際の火災の煙だったら…と非常時について考える良い機会になったと思います。
 人員点呼後、小学校の校長先生から緊急時の行動についての話を聴き、署員の方から消火器の使い方を教えていただきました。そして、最後に今回の避難訓練の講評をしていただき、集合してからおしゃべりがあったことは残念な点であったが、「先生の話・指導をしっかりと聞けた」「冷静に行動できた」ことが良かった点として挙げられ、全体としてはしっかりできていたということでした。また、法令改正により平成23年5月末までに、「住宅用火災警報器」の設置が義務化されたことについても話されていました。

「天高く」

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 紀元前3世紀から5世紀の長きにわたって中国を脅かした(中国の人々が匈奴と呼んで恐れた)北方の遊牧騎馬民族がいました。あの無敵を誇る戦上手な秦の始皇帝が万里の長城を築いたのも、もっぱらこの遊牧騎馬民族の侵入を防ぐためだったというのですから、その武勇も想像がつくでしょう。北の大草原で春草、夏草を腹いっぱいに食べた馬は、秋になって肥え太って、乗り回せば乗り回すほど調子がでるようになる。この馬を自由自在に操って、今年も中国へ攻め込んでくるだろう秋が来た。さあ、警戒しなければというのがもともとの意味ですが、現在では『天高く馬肥ゆ』という慣用句は、「秋は空が澄み渡って高く晴れ、馬は肥えてたくましくなるという意で、秋の好時節をいう。(広辞苑第5版)」というような平和な意味合いで使われています。
 「読書の秋」「スポーツの秋」「食欲の秋」など様々な表現がされる、何事をするのにも好適な季節がやってきました。秋の深まりとともに静かに、あるいは元気に様々なことに取り組んでみたいものです

「今日の一冊」

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 今日、皆さんに紹介するのは『夢をかなえるゾウ』で、これはちょっぴり不思議なお話です。目の前に現れた象の神様「ガネーシャ」の指導の下、自分自身を変えるために課題を一つ一つこなしていく主人公。これらの課題はそれほど難しいものではないが、「人生を変えるほどの効果」を持つものだという。また、与えられた課題の中には一見、「そんなことをして何の意味があるのだろう?」と疑問に思うようなものもあるのだが、これらの課題は過去に大きな仕事を残した偉大な人たちが通過した課題だという。
 はじめの課題は「靴を磨く」こと。玄関先に無造作に脱いである靴をきれいに磨くというのです。神様ガネーシャの口から意外にも米大リーグで活躍するイチローの名前が出され、「小学生のころからイチローは野球グラブを大切にしてきた。自分を支えてくれるものを大切にできない者は成功しない。」と言い切る。異議を唱える主人公に神様は、「成功しないための一番重要な要素は『人の言うことを聞かない』ことだ、自分の考えにしがみついている。そこに変わろうとしても変われない原因があるのだ。」と言う。しかも、靴に感謝しながら磨くようにとさらなる指示が…。
 こんなふうにして、「食事は腹八分目におさえる」(自分をコントロールする)、「その日頑張れた自分をホメる」(頑張ったり成長することが「楽しい」ことだと自分に教える)、「明日の準備をする」(結果を出すには綿密な計画が必要)等々、そして最後の課題が「毎日、感謝する」ことが大切だと言うのです。
 様々な出来事を重ねながら、自分を変えるための課題をこなそうとする主人公が、最後に一人残った部屋の中でこうつぶやく。「ガネーシャから学んだことの中でも、僕が特に気に入っている教えは、人は楽しいことしかできない、ということ。自分に厳しい人、限界を超えて頑張る人というのはその人に特別な意志の強さがあるのだと思っていた。でも、頑張ることが楽しいと感じることができるようになれば、誰だって夢や目標に向かって努力することができる(いや、その時にはその作業を『努力』とは感じていないのかもしれない)。成功している人だけが特別じゃない。僕らは誰だって、あの人たちのように夢を追うことができるんだ。」ということに気付かされる。
 その気になれば、学べることは本当に多い。自分の周囲にいる人たちから、ふと手に取った本からも、私たちは学び、楽しく成長することができるのだと思います。
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学校行事
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