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最新更新日:2025/07/04 |
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〜朱雀マジック〜 ミラクル修学旅行を終えて![]() ![]() ![]() 結果的には「朱雀マジック」とでも呼びたくなるような,まさに奇跡的な天候のめぐり合わせの連続で,予定していたメニューをほぼやり切ることが出来ました。 今回の修学旅行で起こった数々の奇跡の一端を紹介します。 〈奇跡 その1〉アルペンルートの軌跡 前日,学校でインターネットを通じて見た「室堂ライブカメラ」では「真白な風景」だけが広がっていました。悪天候のため室堂にガスがかかり視界が極端に悪いのが一目で分かります。また,現地へ向かうバスの中でも天候が良ければ遠くから見えてくるはずの立山の姿がなかなか見えません。「室堂は雨,気温5度」との情報も入り「どうなることやら…」と思って美女平から室堂までの道のりをバスで向かいます。通称「雪の大谷」と呼ばれる道路の左右に壁のようにそびえる雪の中を室堂に向かうと…「真白」ではなく,目の前に雄大な景色が見えるではありませんか。 特にロープウェイで大観峰へ降りてみると,青空も顔を出してくれ眼下に「黒部湖」が綺麗に見えています。さらにケーブルカーで黒部平まで降り,黒部ダムをバックにクラス写真をとるまで雨はもってくれました。トロリーバスで長野県側の扇沢へ抜けるのを待ってくれていたかのように雨が本降りとなったのには驚かされました。 〈奇跡 その2〉体験学習の2つの奇跡 2日目は今回の修学旅行のメインとも言うべき自然体験学習が2つ。午前中のパラグライダー・マウンテンバイク・ファンスキーの3つから選択しての体験と犀川での川下りです。 残念なことに犀川の川下りについては前日の夜までに,降り続いた雨による川の増水で(国交省の定める)危険水位を超えているということで,場所を青木湖に移してラフティングボートによる体験とメニューの変更を決定し,降り続く雨の中2日目の天候の回復を願いつつ朝を迎えました。 宿舎の「グリーンプラザ白馬」をバックにクラス写真,学年全員による写真は無事に撮れたのですが,各体験種目を行うゲレンデへ移動するためにバスに乗ったら雨…しかし,ここでも奇跡が起こりました。体験のために室内で説明を聞いている間に雨が上がり,生徒たちはそれぞれの種目をこなすことが出来たのです。 さらに奇跡は続きます。昼食場所へ移動するためバスに乗ったら本降りの雨となりお昼御飯を食べている間も,ラフティングボートに乗るために青木湖に移動している間も「雨」は止むそぶりも見せてくれません。 さすがに「朱雀マジック」もここまでかと諦めかけていたのですが,湖にボートを浮かべ,生徒たちがボートに乗り込んで体験が始まった途端にそれを待っていたかのように雨が上がってくれたのには驚きを通り越し,不思議な気持ちにさえなりました。 青木湖を出発し,2日目の宿泊場所であるみそら野のペンション村に向かうバスが走りだして間もなく雨が降り出すのを見た時は,「奇跡」以外の言葉が見つかりませんでした。 雨が朱雀中学校の取組の間だけ待ってくれたとしか言いようのない今回のミラクル修学旅行でした。 みそら野のエコーランドでお土産を買っている間が唯一傘を差しての行動と言ってもいいほど「雨の影響」を受けずに済みました。 例によって一晩中雨が降り続いていましたが,3日目の朝にはその雨も上がり,白馬のジャンプ競技場の見学,下諏訪での時計・オルゴールづくりの体験と何の問題もなくスケジュールを消化して学校へ帰ってってくることが出来ました。 トイレ休憩のために停まった恵那峡SAでは快晴,夏を思わせる日差しが降り注いでいましたが,次の休憩場所である多賀SAへ向かう途中に急に曇りはじめ,雨まで降ってきたのはご愛嬌でした。 当然のことながら,多賀SAでの休憩中はもちろんのこと,その後朱雀中学校に戻ってくるまで雨が降ることはありませんでした。 この間,現地から写真を学校で待つ教頭先生に送り,出来るだけリアルタイムに修学旅行の状況をお知らせしてきましたが,その時に紹介出来なかった写真も含め,今回の「奇跡の修学旅行」の状況を紹介したくて記事をアップしました。 (善) |
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