京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/23
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学校教育目標 社会適応力の育成 〜変化する未来に向けて〜

ちょっといい話−15−

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接骨院の待合室で,診察時間が始まる前に待っていたときの出来事です。
待合室の3つの長いすは,すでに9人が座っていました。私は奥のいすに座っていました。そこへ若い男の人が足を引きずって入ってきました。いすに座れなくて立っていたら,彼の前に座っていたおじいさんが,席を譲ろうとして立ち上がりました。男の人は,老人に席を譲ってもらうのは,申し訳ないと思ったのでしょう。「いいです。」と言っていました。
 するとおばあさんが「詰めれば座れるよ」と声をかけて2人で座っていた長いすに,4人できゅんきゅんに座りました。みんな体のどこかけがを抱えて治療に来ています。立っているのはつらいことです。でも,自分よりも悪い人を見ると,さっと腰を浮かすことができていました。詰めたり,移動したりしているうちに,自然にみんながあいさつを始めたので,無表情だった待合室のが人たちが次第に笑顔になっていきました。
 待合室の声を聞きつけて,診察室の中から,お医者さんがいすを持ってきてくれたので,立ち上がった老人は新しいいすに座ることができました。
また,新しい患者さんが来て,待合室は満杯。4人で座ることになったけれど,ちっとも窮屈な思いはしませんでした。私は奥に座っていたので,様子を見守っているだけでしたが,横に詰めて4人がけで座り,隣の人に会釈をしました。(ぎっくり腰で,私は立つことができなかったのです。)
 医院長さんも少し早めに診察を始めてくださり,待合室の混雑は解消しました。親切な病院には,親切な看護婦さんがいます。そして,そこに通う患者さんもお互いが相手をいたわる気持ちが生まれるのでしょう。つらいときはお互い様。ちょっと気を配って動くこと,ちょっとにっこりすることで,痛みも軽くなるようです。

※「無表情だった待合室のが人たちが次第に笑顔になって・・・」怪我をして,たまたま居合わせることになった待合室という空間が,ちょっとした思いやりで,やさしく暖かな空間へと変わっていく・・・。人と人との関係を,より豊かで人間的な関係に変えていくのは,やはり人の気持ちに思いを馳せる“心”なんだなあと,あらためて気づかせてくれる「ちょっといい話」でした。

ちょっといい話−14−

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 岐阜県日吉町人権教育総合推進会議 編「ちょっといい話」から,今日は2つの心温まる話を・・・。

・私の家の近くには,饅頭屋さんがたくさんある。その中の一軒が,「栗きんとん最中」というヒット商品を開発した。数ヵ月後,その商品とほとんど同じものが近くの饅頭屋さんの店頭に並んでいた。開発したお店の友達や親戚から,「○○饅頭屋が,栗きんとん最中とそっくりなものを売っているから,抗議するなり,訴えるなりしたほうがよい!」と忠告があった。それを聞いた店主は,「私は,誰かにまねしてもらうぐらいの饅頭を作りたかった。まねをされることは,私にとってとても光栄なことです。それを聞いてとてもうれしいです。どんどんまねをしてください。」と言い,笑っていた。その後,そのお店は繁盛し続け,テレビ局の取材も来るほどになった。

・家族のお見舞いのため,電車で2時間半かかる病院まで行った日の帰りのこと。小さい子供連れで,帰りの電車を待つホームで子供はぐずり,荷物は重く,へとへとでした。しかもホームに到着したホームライナーは,夕方のラッシュで満員。ぐずる子供を抱っこしてその電車に乗りました。しばらくすると,少し離れた座席から,初老の男性が人ごみをかき分けて私のほうへ近づいて来られました。そして,「あそこに私の指定席がありますから,そこに座ってください。」と声をかけてくださいました。本当なら,私が席を譲るべき年齢の方だろうと思い躊躇しましたが,にっこりと笑顔で私が座るのを待っていてくださるのを見て,席を譲っていただきました。いつか子供が大きくなったら,この話を聞かせたいと思います。そして,この男性のような大人に育つように,私自身も周りの人に優しさを配っていきたいなあと感じました。

※やさしく親切な行為には,心と心をつなぐ力があります。その暖かさは,疲れた心を元気にしてくれます。そして,元気になった心は,また他の人の心を暖めてくれます。そんなつながりがどんどんと広がっていくことを願っています。

保健委員会からのお知らせ

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 1階廊下のところに,「保健委員会からのお知らせ」コーナーがあることを知っていますか?毎月の1日に,昇降口から各学年の階にあがる階段下に模造紙で書かれたメッセージが貼ってあります。朝全員が通り,全員が目にするところに貼ってあります。今月は「かぜの予防について」です。
 ・「休養」をしっかりとる。
 ・「保温,保湿」に努める。
 ・「栄養」をしっかり採る。
 これから寒さもどんどん増してきます。かぜを引いてからの対応ではなく,引かないような予防方法を考えて実践してください。保健委員会の人たち,1月はどんなメッセージを届けてくれるのか,今から楽しみです。

サッカー部 セルバカップ優勝 2連覇!(2)

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 1日3試合は,なかなか厳しいものがあります。それも20分ハーフですから,なかなか点が入りづらい試合になります。それをものともせずに,負けなしで勝ち上がっていくのですから,本当に力がついてきたなあとあらためて感じました。
 来週の土曜日はいよいよU−15の試合です。相手は強敵太秦中学校です。 
10時から太陽が丘A球技場で行われます。またの応援,よろしくお願いいたします。
 <セルバカップ 決勝リーグ 結果>
・1試合目 対 小栗栖中学校 2−0 勝利!
・2試合目 対 勧修中学校  0−0 引き分け
・3試合目 対 向島中学校  5−0 勝利!



サッカー部 セルバカップ優勝 2連覇!(1)

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 今年度の「セルバ・カップ」は,14チームが参加しての予選リーグ・決勝リーグを行いました。昨日は,決勝リーグの3試合を行いました。その結果,2勝1分けで見事優勝しました!昨年度もこの大会で優勝していますので,見事2連覇ということになります。この優勝を大きな自信として,更なる飛躍を期待しています。

『きれいな街が,きれいな心を!〜日野クリーンキャンペーン(2)〜』

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 今夏の暑さで,紅葉も一段ときれいに感じましたが,今日落ち葉を拾いながらあらためて,四季に恵まれている日本に暮らしていることに喜びを感じました。また,来春には,校庭の木々から芽が出,緑の葉を茂らし,美しい紅葉を彩ることでしょう。袋いっぱい詰め込んだ落ち葉を,何袋も重ねる生徒の姿を見ながらそんな思いに浸る,冬の日の1日でした。

『きれいな街が,きれいな心を!』〜日野クリーンキャンペーン(1)〜

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 12月12日(日)10時から,日野少年補導委員会主催の「冬のクリーンキャンペーン」が行われました。本校からも,水泳部,相撲部,卓球部の人たちが,汗をかくほど一生懸命に落ち葉拾いをしました。みるみるきれいになっていく様子を肌で感じ,充実感いっぱいにあふれた「クリーンキャンペーン」でした。各部の人たち,顧問の先生方,また小学生,地域の方々大変お疲れ様でした。

3年生 第4回土曜学習会

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 12月11日(土),3年生の土曜学習会の4回目がありました。テストも終わり,ホッと一息つきたいところですが,来週からの進路決定に向けての懇談会を控え,自主学習に集中して取り組む姿が見られました。京阪神の私立高校入試まで,ちょうど2ヶ月前になりました。3年間の学習の総まとめを,この間にやりきらねばなりません。計画を立て,効率よく,粘り強く取り組み続けてください。寒さも厳しくなってきています。手洗い,うがいを励行し,体調管理につとめてください。「あせらず,なまけず,あきらめず」に,この“受験”の壁を乗り越えていってください。

人権講演会 みんなの感想(抜粋)より(3)

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・私は,今日竹内先生の話を聞いて,目が見えないことだけでなくて,命の大切さを教えてもらいました。特に心に残っている言葉は,「自分の命は自分ひとりだけのものじゃなくて,お父さんとお母さんの命の3人分の命なんだよ」という言葉です。はじめて,親の優しさがわかりました。だから,次は竹内先生が言ったように,お母さんが疲れていたら手伝いをたまにでもいいからしてみようと思いました。今日は竹内先生の話が聞けて,自分の中で考え方が少し変わった気がします。本当にありがとうございました。

・今日はわざわざ岡山から来ていただいてありがとうございました。今日は実際に使っている物を見せてもらいもらい,とても面白かったです。目が見えなくていじめにあったと聞いて,ひどいと思いました。何でいじめるの?と思いました。私のおばあちゃんは,病気で寝たきりであまりしゃべれません。そんなおばあちゃんとまともに話し合った記憶はあまりありません。いつも一方的に話すだけでした。でも,そんなおばあちゃんを嫌いだと思ったことはありません。時々,普通のおばあちゃんがほしいと思うときもありましたが,私は今のおばあちゃんが大好きです。私の名前も呼んでくれるし,笑ってくれます。だから,次会うときは,今までよりやさしく声をかけられるようにしたいです。今日はわざわざありがとうございました。

人権講演会 みんなの感想(抜粋)より(2)

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・僕は小さいとき,体が弱くて入院していました。まともに歩けませんでした。体が不自由なときの気持ちは,僕も少しぐらいはわかります。でも僕はすぐに治りました。だから,今は丈夫な元気な体です。僕は丈夫な体をもらい,物を見たり,においをかいだり,音を聞いたり,物に触ったり,歩いたりすることを普通に思っていました。それがどれだけありがたいことなのか,竹内先生の話を聞いてわかりました。道を歩いているときに,障害のある人を近くに見かけたら,声をかけ,親切に接して,人の役に立てる人になりたいです。しんどいとき,つらいときは竹内先生のことを思い出し,くじけないようにしていこうと思いました。ありがとうございました。

・竹内先生の話に心を打たれました。私は目も見え,耳も聞こえ,不自由のない生活をしていられることに感謝したいです。両親に生んでくれてありがとうと言いたいです。竹内先生の心の強さに私も負けず,夢に向かって努力し続けます。竹内先生の話は,これからの人生においてとてもよい話でした。一日一日を大切に毎日を過ごしていきたいです。今日の話を,両親に話し,また話し合いたいです。ありがとうございました。

・話を聞いて,勇気をもらったし,考えさせられることがたくさんあった。最初は笑いもあったし面白かったけれど,後半はめちゃ真剣な話でためになりました。僕もいろいろと悩んでいたこともあったけれど,今日でその悩みもなくなりました。勇気を持って嫌なこととかつらいことにも立ち向かっていきたいと思いました。そして自分のことだけじゃなく,困っている人にも「大丈夫ですか?」と聞いて助けていきたいと思いました。

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