京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2021/03/25
本日:count up3
昨日:6
総数:166951
文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
ハートフルマーク
校訓「なかま」「夢」「成長」 教育目標「未来を創造し たくましく生き抜く力の育成」

「収穫の秋」

画像1画像2画像3
 6月に学校菜園に植えたサツマイモ(なるときんとき)がたくさん収穫できました。今年の猛暑・残暑にも耐えて、土の養分をしっかりと吸収して丸々としたおいもさんです。
 サツマイモは繁殖能力が高く痩せた土地でも育つため、江戸時代以降は飢饉対策として広く栽培されました。明治以降は品種改良を重ね、その結果甘みを増したことから、おやつ、お菓子の原料とされることも多くなりました。もともと「栗」に近い味だったことから、「栗(九里)より(四里)美味い十三里(サツマイモ)」という焼き芋の売り言葉も広まり、世間の人々に親しまれています。
 

「秋の七草」

画像1
 万葉集第8巻に「山上臣憶良の、秋の野の花を詠む二首」として
 「秋の野に 咲きたる花を 指(おゆび)折り かき数ふれば 七種の花」〔大意〕秋の野に咲いた花を指折って数えると七種類の花になる。
 「萩の花 尾花葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌(あさがお)の花」〔大意〕萩の花、尾花、葛花、撫子、女郎花、また藤袴、朝貌。
 「二首が一組となって意味をなす。しかも短歌と旋頭歌(五七七五七七の形式)とで組になっていて、珍しい。」(日本古典文学大系5『万葉集二』岩波書店)が収められています。
 「秋の七草」は万葉集にあるこの山上憶良の2首の歌に由来しているとされています。後半の旋頭歌は花の名の羅列で、尾花は「薄(すすき)の穂」で朝貌は「朝顔」「昼顔」「木槿」「桔梗」などの諸説あるそうです。「春の七草」のように、疲れた胃腸を休め野菜が乏しい冬場に不足しがちな栄養を補給するというような「薬効」のあるものではなく、その姿・形や風情を楽しむものとなっています。学校の周りを見回してみますと、紅葉の兆しも見られます。次第に深まりゆく秋を楽しみたいものです。

「土曜学習として」

画像1画像2画像3
 10月16日(土)、第3回目の「土曜学習」を行いました。
 今回は「英語検定」を準会場として実施し、準2級までの4つの級に17名がチャレンジしました。朝早くからまとまって登校する生徒たちもおり、各級のそれぞれの教室では、用意した参考資料などを手に直前まで勉強している人もいました。級によってテスト時間にも少し違いがありましたが、リスニングを含む試験問題に一人一人が一生懸命に時間いっぱいまで取り組んでいました。
 今年度から定期テスト前の休日を中心に、生徒たちが「確かな学力」を身につけるための一つの機会として「土曜学習」を実施しています。本校では、自校の教員が主体的に関わる中で、「学びの場」を提供し、生徒たちの学ぶ意欲を高めるとともに基本的な学習習慣の確立を図ることを目指しています。次回の「土曜学習」は11月の後期中間テスト前を予定しています。生徒の皆さんは、いつものように早起きして積極的に「土曜学習」に参加してください。

「小中合同避難訓練」

画像1画像2
 10月14日(木)第5時限目に高雄小学校と合同で避難訓練を行いました。
 「震度5の地震が発生。その後、給食室から火災が発生。校舎内では窓ガラスや蛍光灯が落下したり、ロッカーやテレビなどが倒れたりする恐れがある。」を訓練想定として、緊急放送により地震発生を知らせ、児童・生徒たちは机の下などでしばらく安全確保し、揺れがおさまってから、火災が発生したとの放送による連絡・指示で、運動場へ避難しました。
 避難する時には、「押さない・走らない・しゃべらない・戻らない・低学年優先(手は口に)」という「お・は・し・も・て」の約束を守りながら運動場へ速やかに避難しました。避難先の運動場では、右京消防署の方々に用意していただいた「煙体験ハウス(人体に無害な煙が充満した通路を通り抜ける体験訓練)」を各学年ごとに通ってから中央部に全体集合しました。「煙体験ハウス」では、少し甘いバニラの香りの煙でしたが、視界が悪くこれが実際の火災の煙だったら…と非常時について考える良い機会になったと思います。
 人員点呼後、小学校の校長先生から緊急時の行動についての話を聴き、署員の方から消火器の使い方を教えていただきました。そして、最後に今回の避難訓練の講評をしていただき、集合してからおしゃべりがあったことは残念な点であったが、「先生の話・指導をしっかりと聞けた」「冷静に行動できた」ことが良かった点として挙げられ、全体としてはしっかりできていたということでした。また、法令改正により平成23年5月末までに、「住宅用火災警報器」の設置が義務化されたことについても話されていました。

「天高く」

画像1
 紀元前3世紀から5世紀の長きにわたって中国を脅かした(中国の人々が匈奴と呼んで恐れた)北方の遊牧騎馬民族がいました。あの無敵を誇る戦上手な秦の始皇帝が万里の長城を築いたのも、もっぱらこの遊牧騎馬民族の侵入を防ぐためだったというのですから、その武勇も想像がつくでしょう。北の大草原で春草、夏草を腹いっぱいに食べた馬は、秋になって肥え太って、乗り回せば乗り回すほど調子がでるようになる。この馬を自由自在に操って、今年も中国へ攻め込んでくるだろう秋が来た。さあ、警戒しなければというのがもともとの意味ですが、現在では『天高く馬肥ゆ』という慣用句は、「秋は空が澄み渡って高く晴れ、馬は肥えてたくましくなるという意で、秋の好時節をいう。(広辞苑第5版)」というような平和な意味合いで使われています。
 「読書の秋」「スポーツの秋」「食欲の秋」など様々な表現がされる、何事をするのにも好適な季節がやってきました。秋の深まりとともに静かに、あるいは元気に様々なことに取り組んでみたいものです

「今日の一冊」

画像1
 今日、皆さんに紹介するのは『夢をかなえるゾウ』で、これはちょっぴり不思議なお話です。目の前に現れた象の神様「ガネーシャ」の指導の下、自分自身を変えるために課題を一つ一つこなしていく主人公。これらの課題はそれほど難しいものではないが、「人生を変えるほどの効果」を持つものだという。また、与えられた課題の中には一見、「そんなことをして何の意味があるのだろう?」と疑問に思うようなものもあるのだが、これらの課題は過去に大きな仕事を残した偉大な人たちが通過した課題だという。
 はじめの課題は「靴を磨く」こと。玄関先に無造作に脱いである靴をきれいに磨くというのです。神様ガネーシャの口から意外にも米大リーグで活躍するイチローの名前が出され、「小学生のころからイチローは野球グラブを大切にしてきた。自分を支えてくれるものを大切にできない者は成功しない。」と言い切る。異議を唱える主人公に神様は、「成功しないための一番重要な要素は『人の言うことを聞かない』ことだ、自分の考えにしがみついている。そこに変わろうとしても変われない原因があるのだ。」と言う。しかも、靴に感謝しながら磨くようにとさらなる指示が…。
 こんなふうにして、「食事は腹八分目におさえる」(自分をコントロールする)、「その日頑張れた自分をホメる」(頑張ったり成長することが「楽しい」ことだと自分に教える)、「明日の準備をする」(結果を出すには綿密な計画が必要)等々、そして最後の課題が「毎日、感謝する」ことが大切だと言うのです。
 様々な出来事を重ねながら、自分を変えるための課題をこなそうとする主人公が、最後に一人残った部屋の中でこうつぶやく。「ガネーシャから学んだことの中でも、僕が特に気に入っている教えは、人は楽しいことしかできない、ということ。自分に厳しい人、限界を超えて頑張る人というのはその人に特別な意志の強さがあるのだと思っていた。でも、頑張ることが楽しいと感じることができるようになれば、誰だって夢や目標に向かって努力することができる(いや、その時にはその作業を『努力』とは感じていないのかもしれない)。成功している人だけが特別じゃない。僕らは誰だって、あの人たちのように夢を追うことができるんだ。」ということに気付かされる。
 その気になれば、学べることは本当に多い。自分の周囲にいる人たちから、ふと手に取った本からも、私たちは学び、楽しく成長することができるのだと思います。

「今を大切に」

画像1
 爽やかな秋空が広がった昨日の「体育の日」、各地でスポーツイベントや体力測定などが実施されたようです。新聞に拠りますと、その体育の日に合わせて文部科学省が2009年度の「体力・運動能力調査結果」を公表しました。近年の調査では各校種での取組の実りとして、「走る・跳ぶ・投げる」という基礎的な運動能力の回復傾向が定着してきたそうです。しかし、1985年ごろのピーク時に比べると依然低く、「筋力や持久力にも課題がある。」(文部科学省)という分析もされています。この結果は何事においても日々の取組の大切さを再確認するものだと思います。1週間や10日間くらいではその成果はすぐに現れてこないが、1月、2月と長期間続けていくとじわじわと現れてくるのです。
 今日から後期がスタートしました。何事に取り組むにも好適な季節を迎え、12月までの3ヶ月間(授業があるのは50日間)を一つの目標として、『今を大切に、今日を頑張る』を合言葉に、朝学習から始まる毎日の取組を大切にしてほしいと思います。

「もみじ太鼓活躍」

画像1画像2
 10月10日(日)に行われました平岡八幡宮祭礼の「三役相撲」奉納太鼓に、本校和太鼓部が参加してくれました。小学生の和太鼓奉納に続いて、「もみじ太鼓」を2曲演奏し、その力強い太鼓の響きが多くの方の心をとらえたようで、大勢の方々から大きな拍手をいただきました。
 和太鼓部においては、今後、11月3日(祝)に京都会館第2ホールで行われます「第26回京都市中学校総合文化祭−生徒音楽会」、11月5日(金)に神護寺境内で行われます「高雄もみじまつりライトアップ」への参加など活躍が期待されます。

「前期終了」

画像1画像2画像3
 10月8日(金)、終業式の前に学校祭での各種表彰を行いました。文化の部での色別和太鼓演奏では、第1位の「高雄賞」が青組、第2位の「紅葉賞」が白組、第3位の「秋桜賞」が赤組にそれぞれ渡されました。体育の部では個人種目では第3位まで、団体種目では第1位のチームに賞状が渡され、大きな拍手で全力を出し切って競技した互いの健闘を称え合っていました。
 終業式の中では、前期を終えて今までの各自の取組を謙虚に振り返り、楽しいことばかりではなく、苦しいことしんどいことにも継続して取り組むことにチャレンジしてほしいこと、3年生にとっては残された中学校生活の期間が100日を切っていること、連休後にスタートする後期も日々の取組を大切にしてほしいことなどを、一生懸命に話させてもらいました。
 終業式後には、教室・廊下からトイレ、外回りまで学校中をみんなで美しくしようと頑張ってくれていました。これで後期の学校生活も気持ち良くはじめられます。

「明日で前期終了」

画像1
 早いもので学校祭終了とともに、前期も明日の終業式を残すのみとなりました。特別な休業期間は設けず3連休後に後期が始まりますが、何事をするのにも好適な季節を迎え、生徒の皆さんにはさらに充実した学校生活を過ごしてほしいと思っています。
 昨日終了した学校祭文化の部・体育の部のダイジェスト版ではありますが、南校舎1階水槽横の掲示板に「写真(一部は学校ホームページに掲載)」を貼り出しましたので、ご来校の節はぜひご覧ください。
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
学校行事
3/18 終業式
3/22 学年末休業
3/23 学年末休業
京都市立高雄中学校
〒616-8283
京都市右京区梅ヶ畑奥殿町36
TEL:075-872-1286
FAX:075-861-1029
E-mail: takao-c@edu.city.kyoto.jp