京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2021/03/25
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校訓「なかま」「夢」「成長」 教育目標「未来を創造し たくましく生き抜く力の育成」

「学びて時に之を習ふ」

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 6月19日(土)、初めての「土曜学習」を行いました。定期テスト前の休日に、生徒たちが「確かな学力」を身につけるための一つの機会として実施しました。本校では、自校の教職員が主体的に関わる中で「学びの場」を提供することにより、生徒たちの学ぶ意欲を高めるとともに、基本的な学習習慣の確立を図ることを目指しています。
 第1回目の「土曜学習」の19日(土)は、西京極で行われた京都市中学校選手権総合体育大会(夏季大会〉陸上競技の部の第1日目と重なったこともあり、各学年とも参加者が少なかったようですが、朝9時前から登校する生徒もあり、参加者はそれぞれの教室等で、各自の持参した課題に一生懸命に取り組んでいました。

「集う」

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 6月18日(金)、京都府立体育館において「第36回 京都市中学校育成学級・総合支援学校中等部 合同球技大会」が行われました。午前の部は「バレーボール」、午後の部は「ドッジボール」で、心地よい汗を流しました。本校はいくつかの学校との合同チームで競技しましたが、総合成績では「バレーボールの部」第4位、「ドッジボールの部」第2位という結果でした。休憩時間には、他の学校の生徒から親しく声をかけられたりと楽しく交流することができました。

「どちらを使っていますか」

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 新聞に私たちの身近な国語表記に関わることが載っていました。日本語表記で横書きの場合、句読点は「,」および「。」を用いる。(「公用文作成要領」昭和27年内閣官房)となっているのですが、身の回りには「、」「,」が混在しているというのです。
 教科書では横書きの場合、すべて「,」「。」を基本としていますが、新聞やマスコミ等では基本的に「、」「。」を使っています。新聞記者のための文章作成の手引きとして有名な「朝日新聞の用語の手引き」(2002年版)には、「読点は『、』を使い、横組みの文章の区切りとしては読点と句点を使い、コンマは使わない。」と明示しています。
 少し調べてみると政府機関の各省庁においても「、」が多く使われ、「,」は少数であり、地方自治体でも必ずしも統一されていないということです。文部省が1946年に出した「横書きはコンマ」(「くぎり符号の使い方」)についても、「文化庁」の見解は「あくまで参考」となっています。さて、皆さんはどちらを使っているのでしょうか。


「一つの機会として」

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 今年度、定期テスト前の休日に、生徒たちが「確かな学力」を身に付けるための一つの機会として、「土曜学習」を実施いたします。この「土曜学習」においては、自校の教職員が主体的に関わる中で「学びの場」を提供することにより、生徒たちの学ぶ意欲を高めるとともに、基本的な学習習慣の確立を図ることを目的といたします。
 第1回目の「土曜学習」は、6月19日(土)の午前9時〜正午の時間帯に各教室で行いますので、生徒たちが自主的に参加できますよう、ご家庭でもお子たちと話し合っていただけたらと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。

「学問に王道なし」

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 「梅雨」の時期となりました。代日明けの昨日から前期中間テスト1週間前となり、6月19日・20日に行われる夏季選手権大会に出場する選手以外の部活動が停止され、放課後には各学年で自主学習会が行われています。さすがに3年生は参加率も高く、それぞれの課題に真剣に取り組んでいました。
 中学校では、毎日の授業の振り返りをその日のうちにすること、つまり「復習」がまず大切で、これが毎日の「宿題」にあたる部分です。日々の取組である「復習」を大切にしないで、テスト前だけ頑張ってもなかなか結果はついてきません。「学問に王道なし」というように、コツコツと毎日取り組む以外に方法はないのです。高い山に登るためには、山道を登り続けなければなりません。足元を見つめ、一歩一歩と積み重ねていくほかないのです。たとえ時間がかかろうとも、歩みを止めない限り、必ず目指す頂上にたどり着けるのです。

「今日の一冊」

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 今日、皆さんに紹介するのは「山月記」です。作者の中島敦は33年の生涯の中で、本格的に小説を書いたのは2年足らずという短い期間だったにもかかわらず、優れた作品をいくつも残しました。その代表作の一つ「山月記」は、中国唐代の伝奇小説「人虎伝」を素材として作られました。人が虎に変身してしまうという不思議な物語です。

 主人公の李徴は若くして科挙(官吏登用試験)に合格する優れた才能をもちながら、自分の至らなさから「虎」となり山野を彷徨います。ある時、旅人を襲おうとしてかつての最も親しい友と山中で出会い、今や自分はこんな変わり果てた姿になったが、しばらくの間旧友として話をしてくれないかと言い、草むらに身を隠したまま、自分が虎になったいきさつを語り始めます。「旅先で目を覚ますと、戸外で誰かが自分の名前を呼んでいた。その声を追って駈けて行くうちに、気が付くと虎になっていた、今でも一日のうち数時間は人間の心に返るのだが、その時間は日ごとに短くなっていく。」また、「これまでに作った詩をいくつか記憶にとどめているので、それを記録しておいてほしい。」と頼みました。役人である友人は李徴が吟じる詩を部下に書き取らせながら、どの詩も作者の非凡な才能を思わせるものばかりだが、第一流の作品となるためには何かが欠けているのではないかと感じていた。虎になった李徴が語り終わると、友人に向かって、「二度とここを通らないでほしい、その時完全に虎になった自分は君を襲うかも知れない。君が再び自分に会おうという気を起させないために、この恥ずかしい姿をもう一度見せるから、丘に上ったら振り返ってほしい。」と言い残しました。虎になった李徴が最後に月に向かって咆哮する場面は、李徴の絶望的な孤独と相まって、一幅の絵画のような世界を創り上げています。

多数のご参観ありがとうございました!

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 6月12日(土)に実施いたしました「休日参観」に多数ご来校いただきまして、誠にありがとうございました。生徒たちも少し緊張しながらの授業風景であったかと思われます。参観後の学年懇談会・部活動保護者会では、生徒たちの様子やそれぞれの学年・部活動での取組や行事でのエピソードなどについて、資料映像なども交えた報告が行われました。また、生活面、学習面や進路などについて熱心な話し合いが行われました。今後とも、本校教育活動に対しまして、ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。

「じゃあ、読もう。」

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 南校舎2階廊下に、図書委員会制作の「おすすめの本」紹介ポスターがいくつも掲げられています。無地の画用紙におすすめ本の内容を言葉の力で伝えたり、イラストが入ったり、読者の心を如何に引きつけようかという工夫がされた、言ってみれば一つの「作品」となって、それぞれの本の良さを紹介してくれています。中には、コンクールに出品するのかと思わせるほど時間をかけたであろう力作も登場しています。
 本の選定に始まり、購入した図書を受入、配架するという活動に加えて、どうしたらたくさんの人に利用してもらえるかを考え、図書だよりや紹介ポスターでアピールし、新しい本を紹介していく。配架にも工夫を凝らすなど、本当に地道に活動してくれています。4月の図書だよりに掲載された作家の富安陽子さんのメッセージを、「もっと本を読んでほしい。」という図書委員会の熱い思いを込めて、再度紹介しておきます。

 読書というのは「究極のアウトドア」だと思っています。人間が一人で行ける場所には限りがありますが、本の楽しみを知れば、宇宙へでも、異界へでも行くことができます。その楽しさを大人も子どもも一緒に満喫してもらいたいですね。コンパクトで、どこへでも持ち続けて、好きなときに好きなだけ、自分のペースで読める。しかも、知識や情報量も充実している。こんなすばらしい「本」ともっと仲良くなったら、ぐんと世界が広がるでしょう。

「改定常用漢字表」

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 「海士、鍛冶、固唾、尻尾、老舗、真面目、弥生」は、常用漢字表に追加された熟字訓(あて字)です。生徒の皆さんは読めるでしょうか。
 文化審議会が5年をかけて議論した「改定常用漢字表」が答申されました。現行の常用漢字表に196字の追加、5字削除で計2136字(読み方に変更のある漢字32字を含む)からなる常用漢字表で、「メールやインターネットの浸透を背景に1981年以来の大幅見直し」となりました。基本的な考え方として「社会生活では、コミュニケーションの手段としての漢字使用の観点が重要」であり、「情報機器による習得機会が増加すると考えられるが、習得には書き取り練習が不可欠」としています。また、「社会生活で使われる漢字の目安」という常用漢字表としての性格は変わっていません。現行の学習指導要領では、「中学卒業までに常用漢字の大体が読めるように、高校では主な常用漢字が書けるように」と規定していますが、文部科学省では、「学校でどう教えるか検討したい。」としています。

「生徒会からのメッセージ」

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 昨日、午後から生徒総会が行われました。今年の生徒会スローガンは「Relationship(結び付き、関係、関連)」です。一人ひとりの結び付きを大切にし、一体となって生徒会活動の活性化を図り、男女・学年を越え他人の意見を聞き、自分たちに何ができるのかを考えて行動する。そんな生徒会を目指してくれそうです。以下に生徒会からのメッセージを紹介しておきます。
 
 「Relationship]には、何をするときも常に友だちや仲間との絆を大切にしてほしいという、生徒会の願いが込められています。学校生活でも「絆」が重要になってくる場面が数多くあります。特に部活動や(3学年縦割りの)フレンドリー活動をはじめ、球技大会、学校祭も一人がいくら一生懸命取り組んだとしても、それだけでは良い結果になりません。全員が協力して初めて、誰から見てもすばらしいものになるのです。そして、全員で一生懸命取り組んだ経験は、自分自身にとって一生の宝となる場合があります。来年の3月に1年間を振り返ってみたとき、このスローガンが達成されていれば、すべての学校行事が楽しかった思い出になっているはずです。そのためにも、性別や学年に関係なく全員が相手のことを思いやって、どんなときでも助け合える「深い絆」を目指してほしいと強く思っています。今年度がこのスローガンにふさわしい年になるように、みんなで協力して、より良い高雄中学校を目指しましょう。
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学校行事
3/8 球技大会
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