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最新更新日:2025/07/10 |
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ちょっといい話−26−![]() ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 『〜 “入 試 と 母” 〜 夜,母と話しをしていました。母は静かな声で話しました。 何の話かというと,入試のことなのです。母は高校受験に失敗したそうです。合格発表があった日,一歩も外に出られなくて,泣いていたそうです。だから世間話などで,あの子は入ったとか,この子は落ちたとか,そんな話は一切しません。今になってみると,あのときのことが,ひどく役に立ったと言っていました。心の優しさの大切さ・・・。 いろんな人の気持ちや立場。それが分かることの大切さを,その体験から学んだそうです。不合格を冷たい目で見ない母を僕は尊敬します。今夜,母が一層好きになりました。母を前より尊敬する気になりました。』 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ※母のつらかった経験・思いを,自分の息子に打ち明ける・・・。息子は母の失敗を失笑するでも責めるわけでもなく,母の優しさに心揺さぶられ,これまで以上に母を尊敬する・・・とまで言い切る。親から子へ,子からまたその孫へ…,伝えていくべき大切なものをしっかりと見極めていきたいと考えさせられる今日の「ちょっといい話」でした。 (写真は美術科の「絵文字」の作品です。) 1年総合 まとめ![]() ![]() ![]() 1・2年学年末テスト始まる![]() ![]() ![]() ちょっといい話−25−![]() 今日は,子どもの純真さがたくさん詰まった「ちょっといい話」を紹介します。 いくつになっても忘れたくないのは,素直な純真な“心”です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 『“席とってくれた優しい少年” 妊娠6カ月で少しおなかが目立ち始めた私は先日、いつものように混んだ通勤電車に乗って立っていました。座っている人は皆、私に気づかず…。いつもの光景にただ揺られていると、チラチラとこちらを見る視線に気がつきました。 隣に立つ灰色の制服を着た小学4、5年生くらいの柔和な感じの少年が、私のおなかを熱心に見つめているのです。妊婦が珍しいのかなと初めは気にしませんでした。しかし私のおなかを見ては周りを見回す、落ち着きのない少年の態度が次第に気になり始めた時、謎が解けたのです。 大きな駅で大勢の人が降車すると、少年は2、3メートルも離れた空席めがけまっしぐら。ランドセルを席に置くと、私の元へ戻って来て「さ、こちらに座ってください」。そう言われた時は何が起きたかわかりませんでした。少年にエスコートされるままに乗客の間をすり抜け、空席に座りました。 温かい気持ちで胸が詰まりとっさに言えたのは「ありがとう」の一言だけ。少年は少し気恥ずかしかったのか、私の着席を確認すると、すぐに遠くに行ってしまいました。 ずっと席を探してくれていた彼。本当にありがとう。』 (写真は美術家の生徒作品「絵文字」です。) シンキング・タイム〜全校道徳の時間〜![]() ![]() ![]() 3年生の人たちは,生徒会活動や部活動,また勉強(進路)の面で学んだこと,後輩に引き継いでいってほしいこと,また新たな歩みを進めていってほしいことなどを,素直な気持ちで話してくれました。その気持ちを心から吸い取ろうと,1・2年生の人たちはしっかりと聞き入っていました。心の交流をたくさん感じた「シンキング・タイム」でした。 1年総合 学級発表会(2)![]() ![]() ![]() 1年総合 学級発表会(1)![]() ![]() ![]() 1・2年学年末テスト範囲表 配布文書一覧にアップしました。
来週の水曜日から,1・2年生は今年度最後の学年末テストになります。そして学校では今日から,放課後学習に入ります。一旦は部活動は停止になって,学習に集中できる環境になります。これからの一週間は,復習に集中して全力で取り組んでください。来年度,進級して新2年生・新3年生になります。新入生も入ってきます。新しい学年,よき先輩としていいスタートが切れるよう頑張ってください。
春日丘中学校区 地生連カレンダー完成!![]() ![]() その中で,“3つのキーワード”を,来年度も意識して協議していくことが決まりました。それは,「あいさつ」「規範意識」「携帯電話」の3つです。 「あいさつ」は,児童会・生徒会・PTA(育友会)の連携の下,朝の登校時間はもちろん,普段の生活の中でも挨拶をする児童・生徒が増えてきており,その成果が現れてきていると評価していただきました。来年度以降も「心から挨拶できる子」を増やしていきたいと思っています。また,他の2つ「規範意識」「携帯電話」については,現状を出し合う中で,来年度も継続して話し合っていくことが必要との結論に至りました。 地域で暖かく,そして厳しく支えていただいていることにあらためて感謝です!! (写真は,地生連の1つの事業である人権カレンダー(中学校版)です) ちょっといい話−24−![]() ![]() ここで,入試で疲れた心を癒してくれそうな「ちょっといい話」を見つけましたので紹介します。 ☆『普段はバスにあまり乗らない私が久しぶりにバスを利用した。たまたま1万円札しか持ち合わせがなく、乗車する際に両替をお願いした。ところがバスには両替用の紙幣がなく、ほかの乗客もいたため、運転手さんから「次に乗った時に払ってください」と言われた。 小銭を用意していなかった自分のうかつさを責めながら、肩身の狭い乗客になった。やがてバスは終点に着いた。ほかの人が降りたところで、何とか両替できないものかと申し出たところ、運転手さんは「今回はいいですから。お年玉だと思ってください」と言われた。深々とお礼をし、私はバスを離れた。 たかだか200円程度のことだが、普段から乗客数の少ないと思われる、あのバス会社にとっては貴重な収入だったはずである。にもかかわらず気前よく「お年玉」にしてくれたことを思うと申し訳ない気持ちでいっぱいだった。 無論、次回乗車の際には払い、今後は積極的にあのバスを利用させていただこうと思った。』 ------------------------------------------------------ ※「お年玉」,で応対した運転手さんのユーモアたっぷりな温かい心づかいに,ほっと心がなごむお話でした。そして,その時の申し訳ない・感謝の気持ちを投書した,この方の思いが伝わってきました。 |
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