最新更新日:2021/03/25 | |
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「成人の日」
1月10日(祝)、新成人を祝う行事やイベントが全国各地で行われました。今年、成人式を迎えた新成人が京都市で約14,000人、全国では約124万人だそうです。成人式を迎えられた皆さん、ご成人おめでとうございます。
昨年12月に新成人を対象に実施されたある企業の意識調査によると、「あなたは自分が大人だと思いますか?」という質問に対して、「思わない」が76%を占め、その理由として「大学に行かせてもらっている」「経済的・精神的に自立していない」などが挙げられています。一方、自分のことを「大人だと思う」(24%)と答えた人に、「大人になったと感じたときは?」の質問には、「親から経済的に独立したとき」「運転免許を取ったとき」「一人暮らしを始めたとき」「社会人になったとき」という答えが挙げられました。 「大人になる」って何だろうと、誰しもが1度は考えてしまうことかもしれません。そこで、新成人となられた方、そして、近い将来成人となる生徒の皆さんへの激励の気持ちを込めて、詩の一節を紹介したいと思います。詩人谷川俊太郎さんの「成人の日に」という詩です。 「どんなに美しい記念の晴れ着も どんなに華やかなお祝いの花束も それだけではきみをおとなにはしてくれない 他人のうちに自分と同じ美しさを認め 自分のうちに他人と同じ醜さを認め できあがったどんな権威にも縛られず 流れ動く多数の意見に惑わされず とらわれぬ子どもの魂で いまあるものを組み直してつくりかえる それこそがおとなの始まり 永遠に終わらないおとなへの出発点 人間が人間になり続けるための 苦しみと喜びの方法論だ」(谷川俊太郎詩集『魂のいちばんおいしいところ』サンリオ出版) 「1月7日」
寒の入りを迎えて厳しい寒さとなっています。昨日、午後からの全校集会で生徒会より「百人一首大会」についての説明があり、発表されたグループに分かれて短時間でしたが全体練習をしました。11日の大会本番でも頑張ってください。
今日、1月7日は五節句の1つ「人日(じんじつ)」にあたります。中国から伝わった風習で、若菜を摘み「七草粥」を食べて、自然の恵みに感謝し、1年間の無病息災を願います。七草は春の七草と呼ばれる、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの七種です。最近では七草粥用に七草をセットにして売られているのをよく見かけます。 七草粥を辞書で調べてみますと、「1.正月7日に、春の七草を入れて炊いた粥。後には薺(なずな)または油菜のみを用いた菜粥。2.正月15日に、米・粟(あわ)・稗(ひえ)・黍(きび)・小豆など7種のものを入れて炊いた粥。後には小豆粥となった。(広辞苑第五版)」とありました。 最近では1月7日に七草粥を食べて松の内(門松を飾る期間)を終わるようになってきていますが、近畿圏では今でも1月15日(小正月)までは松の内とされています。七草粥は、お正月のごちそうで疲れた胃腸をいたわり、野菜類の不足する冬場の栄養補給をする効用から定着したものでしょうか。 「目標を掲げて」
1月6日(木)、後期の後半が始まりました。平成22年度の締め括りであり、新しい年の始まりでもあります。
「1日の計は晨(あした・朝)にあり、1年の計は春にあり」という言葉があります。新年(春)を迎えたこの時期に、「今年1年、こんなことに取り組んでみよう。」「これを頑張りたい。」という目標を具体的に掲げてみてください。そして、その願ったこと、思ったことを続けてみる。手近な目標として今年度末の3月まで続けてみる。短い期間で結果がでるものもあるかもしれませんが、多くは1月、2月と続けて少しは変わってきたかなぐらいで、大きな変化となって現れるのには長い時間がかかると思います。しかし、そこをとにかく続けてみるのです。はじめはかなり頑張らないと出来なかったことが、次第に慣れて、少しの頑張りで出来るようになり、さらに続けていくことによって、その状態が日常化してきます。周りから見るとすごいと思えることが、実行している人にとってはそれほどしんどいことではないというようになってきます。集会でも話しましたが、年の始めというこの機会に、小さな目標や大きな目標を掲げて、その目標実現に向けての取組をスタートしてください。 以前に実施した振り返りアンケートの結果から、「家庭学習が充分出来ていない。」という課題が見えてきました。そこで、皆さんの「目標」への具体的な提案として 1.1日1時間から1時間30分、時間を決めて、家で学習しよう。 2.1日15分、家で本や新聞を読もう。 3.テスト前は、家庭学習の計画を立てて、それに従って学習しよう。 4.学校のことを家の人に話そう。 5.日記を書いてみよう。 以上を1つの例として挙げてみました。 「継続は力なり」、各自の目標に向かって一歩一歩、確実に前進してください。 「小倉百人一首」
小倉百人一首が「かるた」としてお正月などの室内遊戯に取り入れられたのは江戸時代初期からです。それが次第に庶民の生活の中にとけ込んでいったようで、元禄のころになると「歌かるた」といえば「小倉百人一首」のことを指すようになります。
この小倉百人一首ですが、今から約七百七十年以上の昔、藤原定家が天智天皇から順徳天皇までの約五百七十年の間に詠まれた和歌百首を選び出して、京都嵯峨の小倉山の別荘で屏風(襖)に書き写したことから、この名があります。小倉百人一首とかるたの結び付きは平安時代に宮廷の人々の間で行われていた、いろいろな貝に添えて歌を詠んだ遊びが進歩して、歌貝というものに発展し生まれたとされています。歌貝では、すでに貝をかたどった札が上の句と下の句とも百枚あり、現在と同じように下の句を並べて上の句を読み、競って取り合う競技が行われていました。そして、上流階級の遊びであったものが、南蛮渡来の「かるた(語源はポルトガル語『Carta』)」に応用され、庶民の間に広まったのです。なお、元禄年間には京都寺町二条の辺りで木版刷りのものが売られていたそうです。 1月11日(火)に予定しています「百人一首大会」での皆さんの活躍を期待しています。 「頌春」
新年明けましておめでとうございます。雪景色の新年の始まりとなりました。残り少なくなりました平成22年度をより充実したものにできますよう、教職員一同、努力してまいりたいと存じます。本年も本校教育活動にご理解・ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
新しき年の始めの初春の今日降る雪のいや重け吉事(あらたしき としのはじめの はつはるの きょうふるゆきの いやしけよごと) この和歌は奈良時代末期の歌人で「万葉集」の編纂に携わったとされる大伴家持(おおとものやかもち)の作品で、万葉集(全20巻・約4500首)の最後を飾るものです。 歌意は「年の始めの初春の今日降る雪のように、あとからあとから絶えることなく続け(ますます積もれ)よいこと(めでたいこと)。」というもので、年頭にあたり、新しい年が良いものになるように願う気持ちや未来への期待を込める素直な気持ちを表現したものでしょうか。 「仕事納め」
年の瀬を迎え何かと慌ただしい日々となっております。保護者・地域の皆様方におかれましては、日ごろは本校教育活動にご理解・ご協力を賜りまして誠にありがとうございます。また、地域の子どもたちの健全育成にご尽力いただいておりますことを重ねてお礼申し上げます。
さて、学校は本日が「仕事納め」となり、新年は4日が「仕事始め」となりますので、どうぞよろしくお願いいたします。皆様方、良いお年をお迎えください。 「学校ホームページについてのお知らせ」 ・12月29日(水)0:00〜31日(金)7:00 上記の期間、コンピュータのメンテナンス作業のため、外部からも学校ホームページがご覧いただけません。また、新年は4日より更新していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 「年の瀬」
いよいよ今年も残すところあと少しになってきました。一年を締め括り、新年を迎えるための大掃除、年賀状書き、餅つき、除夜の鐘と諸行事が続きます。時の流れの早さは過ぎ去ってみて改めてその早さを知るものですが、年を重ねるほどにその早さが増していきます。
毎年、一年を振り返り、世相を表す「漢字」が選ばれていますが、今年は「暑(ショ・あつい)」が第1位だそうです。この漢字を選んだ理由を聞くまでもなく、今年は各地で記録的な暑さとなり、いつまでも猛暑日が続きました。暑さ対策で光熱水費がかさみ、野菜などの価格高騰が加わり家計への影響がでるほどでした。自然界でも魚介類の不漁や餌不足となったのか熊や猿が人里に出没しました。だれもが納得の第1位でしょう。後に続く漢字として、「中」「不」「乱」「異」「国」「高」「嵐」「熱」「変」の順だそうです。一つ一つの漢字がどんなイメージなのかは人それぞれでしょうが、来年は「明るく」「楽しい」漢字が選ばれる年でありますようにと期待します。 生徒の皆さんも年末年始は行事などもあり、家庭でのお手伝いも期待されるところでしょうし、体調管理をしっかりとやって充実した冬休みにしてください。 「地域クリスマス会」
恒例の高雄地域生徒指導連絡協議会(高雄地生連)主催の「地域クリスマス会」が行われています。この行事は中学2年生が中心となって、地域の小学生たちと楽しく過ごすクリスマス会の企画を考えて、自分たちの手で運営していきます。今年は5つの地域グループに分かれて、12月18日の午後の部から始まり、23日午後、24日午前・午後に、高雄農協と北部関連施設をお借りして行う予定です。
本日の午前中に高雄農協・北部関連施設で行われた2つのグループのクリスマス会を少しだけ見学させてもらいました。 出だしが大切ということで、会場内に隠されたあめ玉を探し出す「宝探し」やパーティー気分を盛り上げる「クラッカー」を鳴らしてクリスマス会がスタートし、その後も「イントロクイズ」「いつ・どこで・だれがゲーム」など、それぞれに工夫されたプログラムが用意されていました。参加した小学生の皆さんには楽しんでもらっているでしょうか。運営してくれている中学生も自分たちが小さかったころに、当時のお兄さんやお姉さんたちにお世話になりました。今度は自分たちが後輩である小学生たちの世話をして楽しませる。この行事は、地域での縦のつながりを大切にした、とても意義ある行事の一つだと思います。皆さんにはこれからも、自分たちが住む地域と人とのつながりを大切にしていってほしいと思います。 「後期前半終了」
今日で後期前半が終わり、今年も残すところあと10日になりました。時間の流れの早さは過ぎ去ってみてはじめてわかるものです。平成22年(2010年)は皆さんにとってどのような年でしたでしょうか。年の初めや4月の新学年スタートの時に、今年はこんなことを頑張ろうと目標にしたことや日々の取組が出来ましたでしょうか。
3年生の皆さんにとっては卒業後の進路決定の時期が間近に迫っており、これからの短い冬休みの使い方も大きなポイントになってきます。しかし、これは何も3年生に限ったことではなく、1・2年生にとっても4月から学んできたことは、今、この時期に身に付けなければならないし、来年はまた新しい学習が加わるのです。1日1日の積み上げ(予習・授業・復習)はとても大切で、昨日や1週間前とはあまり変わらないが、1月2月と続けていくと少しずつ変わっていくものです。 皆さんの一人一人がかけがえのない大切な存在ですから、しっかりとした頼れる自分となるために、自分を甘やかすのではなく、自分の持っている能力・可能性を最大限に引き出すための努力を続けてほしいのです。何事も初めから上手な人はいないのです。どうか日々の地道な取組を大切にしてください。 学校にはいくつかの節目がありますが、1年の終わりと重なる12月には、この1年間の自分自身を振り返り、そして、気持ちを新たにして新しい年を迎えたいものです。1月6日に皆さんの元気な顔が見られることを楽しみにしています。 「年賀状書き」
年賀状の受け付けが15日から全国の郵便局で始まっています。毎年のことですが、ついつい年賀状の準備が遅くなってしまい、暮れも押し詰まってから慌てて投函することになってしまいます。「年賀特別郵便物」という一種の特別扱いとし取扱われる年賀状は、今年の場合、受け付けの始まる15日から25日までに「年賀」(朱書)と書いて投函されたものが配達局に留め置かれて、1月1日に配達されるという仕組みになっています。ですから、26日以降に投函されたものは、(もちろん近隣の地域への年賀状ならば間に合うこともあるわけですが)元日に到着する保証はないのです。だから、「年賀状は1日も早くお出しください。」となるわけです。
年賀状といえば、毎年、年配になった教え子からも何枚か届き、楽しく読ませてもらっています。1枚のはがきから、様々な学校生活や部活動で同じ時間を共有できた懐かしい昔に一瞬にして戻ることが出来ます。教員という道を選ばせてくれたわたしの恩師たちと同様に、彼らにとってはいくつになっても先生は先生なのでしょうか。忘れずに年賀状を送ってくれる気持ちが本当にうれしいです。 年賀状も最近では、デジタルカメラで撮った写真入りのものを、家庭のパソコンとプリンターで作成・印刷するスタイルが定着してきています。パソコン・プリンターで作った年賀状のきれいな風景・笑顔とともに、手書きで近況などが記されているのは、何かしら心が温まる気がします。1年で1度のご挨拶になる方もおられるのですから、手書きで一言添える心遣いを大切にしたいものです。 |
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