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最新更新日:2021/03/25 |
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「食育の日」![]() 「食育だより(もぐもぐ)」に拠りますと、1月24日(月)からの1週間は「全国学校給食週間」だそうです。学校給食の起源は古く、明治22年に山形県鶴岡町の小学校から始まりました。「当時、家が貧しくてお弁当を持ってこられない子どもがたくさんいたそうで、学校を建てたお坊さんが、子どもたちにおにぎり・焼き魚・漬け物などの昼食を食べさせたのが始まりといわれています。そして、給食が子どもたちにとって良いものだと全国に広まりましたが、昭和16年になると戦争が始まり、物資が不足して給食を続けられるところが少なくなりました。昭和20年に終戦を迎えましたが、食糧不足は続き、小学校6年生は4年生ぐらいの体格しかなかったそうです。戦後はユニセフやアメリカからの脱脂粉乳や小麦の提供に始まり、昭和27年から全国すべての小学校の完全給食が始まったのです。昭和50年代に入ると米飯給食も始まり、このころから牛乳も紙パックに変わりました。」こんなふうに給食が今日のように実施されるまでには様々な努力や協力があったということです。 先日の座禅体験でお世話になった天龍寺の修行僧が食事(大切な修行の1つ)をされるときには、「目の前にある食事が出来るまでの多くの人々の働きを思いなさい」「食事というものは、身体を養い力を得るための良薬としていただきなさい」などの5つの言葉を唱えるといいます。皆さんの身体を成長させ、丈夫にする食事をきちんと摂り、お弁当でも給食でも用意してくださった方に感謝していただきたいものです。 「防災とボランティアの日の取組」![]() ![]() 集合完了後には、非常災害時に備えて「家族との連絡方法や集合場所を決めておく」「3日分の食糧と水を用意する」など、自分たちで出来ることについて考えてもらいました。また、「阪神・淡路大震災の記録」を一部視聴し、教室に戻って「阪神・淡路大震災から15年」という、昨年朝日新聞社から発行された別刷り特集を読みました。 これからも、関東大震災の教訓を忘れないようにと制定された「9・1防災の日」と阪神・淡路大震災に因んで制定された「1・17防災とボランティアの日」などを中心に、いつ起こるかわからない災害に対して、対処できる心構えと体制をと考えています。 ○「関東大震災」−大正12(1923)年9月1日午前11時58分、伊豆大島付近を震源とするマグニチュード7.9、震度6の規模で南関東一帯を中心に死者・不明者10万人以上の大きな被害のあった地震。 「古典との出会い」![]() ![]() これは、1年生が昨年の11月ごろに国語の授業で「竹取物語」など「古典」について初めて学習し、「故事成語」について自分たちで調べたことを、パワーポイントを使って1枚の作品に仕上げたものです。全体の構成や配色などそれぞれに個性のある作品となっています。 「わたしたちが日常使っている言葉には、中国の古典に由来するものがたくさんある。中国から多くの古典を受け入れたわたしたちの祖先は、そこから名句・名言を抜き出し、座右の銘にしたり、話や文章に生かしたりしてきた。それらの言葉の中には、長い年月をこえ、今もわたしたちの生活の中に生き続けているものがある。中国の古典に由来する言葉には、歴史的な事実や、たとえ話などのエピソードを背景にもっているものがある。それらを故事成語という。」(「国語1・光村図書」) 1年生の皆さんが調べてくれた故事成語は、よく知られているものですが、読むだけでも難しく、その由来となると…。この学習を機会に、これらの故事成語を自分の使える言葉にしてくれたでしょうか。 「学年末テスト」![]() ![]() 1・2年生については、学年末テストは1ヶ月ほど先のこととなりますが、後期後半を1年間の締め括りとするためにも、日ごろの取組をしっかりとやってください。いつも話すことですが、中学校では毎日の授業の振り返りをその日のうちにすること、つまり「復習」がまず大切で、これが毎日の「宿題」にあたる部分です。次に定期テスト前に、今までに習ったことをきちんと整理して理解を深める「テスト前勉強」です。日ごろの取組である「日々の復習」を十分しないで、テスト前だけ頑張っても結果はなかなかついてきません。 「学問に王道なし」と言われるように、コツコツと毎日取り組む以外に方法はないのです。高い山に登るためには、山道を登り続けなければなりません。足元を見つめ、一歩一歩と積み重ねていくほかないのです。たとえ時間がかかろうとも、歩みを止めない限り、必ず目指す山頂にたどり着けるのです。 「1月17日」![]() ![]() 京都でも震度5を記録しました。家が大きく揺れて、揺れが収まるまでは何もできない状態でした。時間の経過とともに入ってくる情報から、大きな被害が明らかになってきました。取材ヘリのカメラが黒煙を上げる神戸の街並みを映し出していたことを、今でもはっきりと覚えています。 今から16年前、生徒の皆さんがまだ生まれていなかったころの出来事ですので、「ずいぶんと昔のことだなあ」「自分たちの住んでいる所では地震なんか起こらない」と思う人もいるかもしれませんが、地震はいつ・どこで起こるかわからないのです。非常災害時はどんなふうに行動するか、こんな時は集合・連絡はここへなど、ご家庭でも1度話し合ってみてはいかがでしょうか。 「調理実習」![]() ![]() ![]() 「今日の一冊」![]() 「自然が大好きで、地球を守りたいと思って活動している。その姿勢は一貫している。日本にもこれからたくさんのセヴァンのような子どもが出てくるだろう。それは、もしかしたら、この一冊の本からはじまるのかもしれない。」(「あなたが世界を変える日」学陽書房・坂本龍一氏の推薦文より) 「3年生学年末テスト前」![]() ☆テストを控えた皆さんに、イライラの解消や集中力を高めるための「呼吸法」を、スクールカウンセラーの先生から教えていただきましたので、以下に紹介しておきます。 ○深い呼吸でリラックス ・浅い呼吸より深い呼吸をする…酸素が十分に体や脳に行き渡るので、体と気持ちが整ってくる。 ・ゆっくり呼吸する…ゆったりとする時間をとることで、本当に気持ちがゆったりする。 深い呼吸法は、体と気持ちを整える方法としては、簡単でどこでも、誰にでもできるとても効率的な方法です! ○やり方 1.いすに座って、軽く背もたれにもたれます。 2.足は組まずに、自然に床につけます。 3.目を閉じて、息を吐ききります。 4.ゆっくり「1・2・3」と心の中で数えながら、大きく息を吸います。そのとき、おなかの中に息を入れるイメージで。 5.心の中でゆっくり「4・5」と数えながら、息を止めます。 6.心の中でゆっくり「6・7・8・9・10」と数えながら、ゆっくり息を吐きます。「8」を過ぎると吐く息がなくなりそうなので、細〜く長〜く吐いてください。 7.4・5・6を繰り返します。 ○ポイント 3回くらいで効果がありますが、10回くらい繰り返すとかなりリラックスできます。テスト前とか、集中力を高めたいときにやってみてください。普段からこの「深い呼吸」をしておくと、テスト本番でより効果的みたいですよ。 「百人一首大会」![]() ![]() 「百人一首」はお正月を中心に、恒例の行事として取り組んでいますが、和歌という日本の古典文学に触れる機会でもあり、一首一首の解釈、当時の人々の暮らしぶりや考え方など学ぶべきものも多いかと思います。1・2年生は次の大会を目指して、今後も百人一首に親しんでください。 「成人の日」![]() 昨年12月に新成人を対象に実施されたある企業の意識調査によると、「あなたは自分が大人だと思いますか?」という質問に対して、「思わない」が76%を占め、その理由として「大学に行かせてもらっている」「経済的・精神的に自立していない」などが挙げられています。一方、自分のことを「大人だと思う」(24%)と答えた人に、「大人になったと感じたときは?」の質問には、「親から経済的に独立したとき」「運転免許を取ったとき」「一人暮らしを始めたとき」「社会人になったとき」という答えが挙げられました。 「大人になる」って何だろうと、誰しもが1度は考えてしまうことかもしれません。そこで、新成人となられた方、そして、近い将来成人となる生徒の皆さんへの激励の気持ちを込めて、詩の一節を紹介したいと思います。詩人谷川俊太郎さんの「成人の日に」という詩です。 「どんなに美しい記念の晴れ着も どんなに華やかなお祝いの花束も それだけではきみをおとなにはしてくれない 他人のうちに自分と同じ美しさを認め 自分のうちに他人と同じ醜さを認め できあがったどんな権威にも縛られず 流れ動く多数の意見に惑わされず とらわれぬ子どもの魂で いまあるものを組み直してつくりかえる それこそがおとなの始まり 永遠に終わらないおとなへの出発点 人間が人間になり続けるための 苦しみと喜びの方法論だ」(谷川俊太郎詩集『魂のいちばんおいしいところ』サンリオ出版) |
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