1月8日(土)10年前に在籍していた3学年・約150名が高野中にやってきました。タイムカプセルを掘り起こすと共に、当時の森田校長先生や在籍されていた先生方にもご参加いただき、体育館でイベントを行いました。当時の生徒会長であり、今回の発起人の神濃君の原稿を掲載させていただきます。
「サイカイ 〜ただいま、おかえり、久しぶり・・・高中!〜」
厳しい寒さの中にも太陽の暖かさを感じることができた新春の良き日に、10年前に埋めたタイムカプセルを無事掘り起こすことができました。少し大げさかも知れませんが、10年間にわたって継続しつづけた生徒会行事が無事終了し、発起人としてはほっと胸をなでおろしている状態です。
さて、1月8日の開封式当日、2000年度に在籍していた3学年・約150人が懐かしい母校へ集まりました。もちろんではありますが、もうそれぞれが別々の人生を歩んでいます。学生を続けている者、仕事をしている者もいれば、親になった者もいます。いろいろなフィールドで活躍している同窓生と、懐かしいあの母校・高野中学校で再会できるという機会はもう二度とないことでしょう。それだけに本当に貴重な時間でした。
上記にある「サイカイ 〜ただいま、おかえり、久しぶり・・・高中!〜」というのは、“学校との再会、友達との再会、先生との再会、10年前の自分との再会。それぞれの再会を経て、今日からまた、私たちは自分の人生を再開する。”というコンセプトがこの開封式には込められていました。10年前、確かに私たちは中学生でした。今の自分を構成してくれた高野中学校に感謝の気持ちを持って、再び自分の人生を歩んでいこうという力強いものだったのです。そして、この開封式をきっかけに、高野中学校がよりよい学校になっていけるよう、同窓生の協力を今後ともよろしくお願いすることができました。やはり自分が巣立った中学校をいつまでも大事にしていただきたいのです。
最後になりましたが、再会できる場所を提供していただき、企画・運営にご協力いただいた高野中学校様にはこの場を借りて厚く御礼申し上げます。そして協力していただいた実行委員の方々、参加者の方々には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
元生徒会長 神農 政晃