京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2021/03/25
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校訓「なかま」「夢」「成長」 教育目標「未来を創造し たくましく生き抜く力の育成」

「1月7日」

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 寒の入りを迎えて厳しい寒さとなっています。昨日、午後からの全校集会で生徒会より「百人一首大会」についての説明があり、発表されたグループに分かれて短時間でしたが全体練習をしました。11日の大会本番でも頑張ってください。
 今日、1月7日は五節句の1つ「人日(じんじつ)」にあたります。中国から伝わった風習で、若菜を摘み「七草粥」を食べて、自然の恵みに感謝し、1年間の無病息災を願います。七草は春の七草と呼ばれる、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの七種です。最近では七草粥用に七草をセットにして売られているのをよく見かけます。
 七草粥を辞書で調べてみますと、「1.正月7日に、春の七草を入れて炊いた粥。後には薺(なずな)または油菜のみを用いた菜粥。2.正月15日に、米・粟(あわ)・稗(ひえ)・黍(きび)・小豆など7種のものを入れて炊いた粥。後には小豆粥となった。(広辞苑第五版)」とありました。
 最近では1月7日に七草粥を食べて松の内(門松を飾る期間)を終わるようになってきていますが、近畿圏では今でも1月15日(小正月)までは松の内とされています。七草粥は、お正月のごちそうで疲れた胃腸をいたわり、野菜類の不足する冬場の栄養補給をする効用から定着したものでしょうか。

「目標を掲げて」

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 1月6日(木)、後期の後半が始まりました。平成22年度の締め括りであり、新しい年の始まりでもあります。
 「1日の計は晨(あした・朝)にあり、1年の計は春にあり」という言葉があります。新年(春)を迎えたこの時期に、「今年1年、こんなことに取り組んでみよう。」「これを頑張りたい。」という目標を具体的に掲げてみてください。そして、その願ったこと、思ったことを続けてみる。手近な目標として今年度末の3月まで続けてみる。短い期間で結果がでるものもあるかもしれませんが、多くは1月、2月と続けて少しは変わってきたかなぐらいで、大きな変化となって現れるのには長い時間がかかると思います。しかし、そこをとにかく続けてみるのです。はじめはかなり頑張らないと出来なかったことが、次第に慣れて、少しの頑張りで出来るようになり、さらに続けていくことによって、その状態が日常化してきます。周りから見るとすごいと思えることが、実行している人にとってはそれほどしんどいことではないというようになってきます。集会でも話しましたが、年の始めというこの機会に、小さな目標や大きな目標を掲げて、その目標実現に向けての取組をスタートしてください。
 以前に実施した振り返りアンケートの結果から、「家庭学習が充分出来ていない。」という課題が見えてきました。そこで、皆さんの「目標」への具体的な提案として
1.1日1時間から1時間30分、時間を決めて、家で学習しよう。
2.1日15分、家で本や新聞を読もう。
3.テスト前は、家庭学習の計画を立てて、それに従って学習しよう。
4.学校のことを家の人に話そう。
5.日記を書いてみよう。
以上を1つの例として挙げてみました。
「継続は力なり」、各自の目標に向かって一歩一歩、確実に前進してください。

「小倉百人一首」

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 小倉百人一首が「かるた」としてお正月などの室内遊戯に取り入れられたのは江戸時代初期からです。それが次第に庶民の生活の中にとけ込んでいったようで、元禄のころになると「歌かるた」といえば「小倉百人一首」のことを指すようになります。
 この小倉百人一首ですが、今から約七百七十年以上の昔、藤原定家が天智天皇から順徳天皇までの約五百七十年の間に詠まれた和歌百首を選び出して、京都嵯峨の小倉山の別荘で屏風(襖)に書き写したことから、この名があります。小倉百人一首とかるたの結び付きは平安時代に宮廷の人々の間で行われていた、いろいろな貝に添えて歌を詠んだ遊びが進歩して、歌貝というものに発展し生まれたとされています。歌貝では、すでに貝をかたどった札が上の句と下の句とも百枚あり、現在と同じように下の句を並べて上の句を読み、競って取り合う競技が行われていました。そして、上流階級の遊びであったものが、南蛮渡来の「かるた(語源はポルトガル語『Carta』)」に応用され、庶民の間に広まったのです。なお、元禄年間には京都寺町二条の辺りで木版刷りのものが売られていたそうです。
 1月11日(火)に予定しています「百人一首大会」での皆さんの活躍を期待しています。

「頌春」

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 新年明けましておめでとうございます。雪景色の新年の始まりとなりました。残り少なくなりました平成22年度をより充実したものにできますよう、教職員一同、努力してまいりたいと存じます。本年も本校教育活動にご理解・ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 新しき年の始めの初春の今日降る雪のいや重け吉事(あらたしき としのはじめの はつはるの きょうふるゆきの いやしけよごと)

 この和歌は奈良時代末期の歌人で「万葉集」の編纂に携わったとされる大伴家持(おおとものやかもち)の作品で、万葉集(全20巻・約4500首)の最後を飾るものです。
 歌意は「年の始めの初春の今日降る雪のように、あとからあとから絶えることなく続け(ますます積もれ)よいこと(めでたいこと)。」というもので、年頭にあたり、新しい年が良いものになるように願う気持ちや未来への期待を込める素直な気持ちを表現したものでしょうか。
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学校行事
1/11 百人一首大会、3年学年末テスト1週間前
1/15 土曜学習
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