京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2021/03/25
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校訓「なかま」「夢」「成長」 教育目標「未来を創造し たくましく生き抜く力の育成」

「大切にしたいこと」

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 チャレンジ体験学習などでお世話になっている地域の事業所の方から、毎年、仕事の内容、苦労話、職場体験活動での心構えなどを聞かせていただいています。今回、1・2年生は7月に予定しています「ファイナンスパーク学習」の事前取組、3年生は進路学習を兼ねて全校で貴重なお話を聞かせていただきました。
 昨日、お話していただいたのは、高雄ゴルフクラブでティーチングプロとして活躍されている方です。以前にも高校生を対象に「ゴルフの実技研修」などはされたことがあったそうですが、「お話」だけしていただくのは初めてということで、準備にも力を入れてくださいました。中学生ということでゴルフ経験のある人も少ないだろうと、「ゴルフ」を通して生徒一人一人が日ごろから大切にしなかればならないことを、わかりやすく丁寧に教えていただきました。一つの例として石川遼くんも登場し(さすがに彼のことは全員知っていました。)、すばらしいゴルフでの成績もさることながら、石川選手が見せる周りの人々への心配り、謙虚な姿勢や周囲の人々から多くのことを学ぼうとする姿勢など、テレビの報道などではあまり聞こえてこないこと、今後、社会人となったときにも必ず自分を成長させてくれるであろう生き方についても、やさしく、そして、熱く語っていただきました。

「水無月」

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 今年度が始まって2ヶ月が経ち、6月に入りました。2ヶ月ということは、1年の6分の1が過ぎたのですが、予定していたことがどの程度できているのか、一度確認してみる必要があると思います。学校には、前期・後期や長期休業前後などいくつも区切りがあるのですが、日々の振り返りを確かなものにするためには、「一日三省」とまではいかなくても、1月・1週間も程好い単位だと思います。この前も「1日24時間はみんなに平等に与えられたもの」と書きましたが、年齢を重ねるにしたがって時間が過ぎていくのが、どうしても早く感じられます。これからもさらに「時間の大切さ」を意識して行動していきたいものです。
 「水無月」は6月の異名ですが、たくさん雨の降る月なのにと思うのですが、これには諸説あるそうですが、「雨がたくさん降るので、天に水が無くなる。」というのが、なるほどと思えます。昔から6月の終わりには1年の半分が過ぎたということで、6月30日には氷片を象った三角形の「水無月」というお菓子を食べ、茅の輪をくぐって、これからの無病息災を祈るという行事が行われてきました。これからの梅雨や暑い夏に向かって「衣替え」をし、体調を整えて共に頑張りたいものです。

「今日の一冊」

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 生徒の皆さんには、多くの本と巡り合うことにより、自分自身を見つめ直し、自分の幅を広げていくようになってほしいと願っています。
 そこで、「今日の一冊」と題して、お薦めの本を紹介していきたいと思います。もちろん読書は自分の好きな本を自分で選んで読み進めていくから、分厚い本でも読み通せるのです。いくら良い本だからといって「これを読みなさい。」と示されても、すぐには読めるものではないと思います。ですから、あくまでも「一冊の本の紹介」と考えてください。もし気が向いたら読んでみるで結構です。
 今日紹介する『ロウソクの科学』という本は、1861年末のクリスマス休暇に、イギリスのロンドンにある王立研究所の教授であったマイケル・ファラデーが行った講演の記録です。
 「ロウソクの身の上には、あちらから見てもこちらから見ても、興味をそそる話の種だらけでして、それが科学のいろいろな分野につながる道の多様なことは、まったく驚くほかありません。この宇宙をまんべんなく支配するもろもろの法則のうちで、ロウソクが見せてくれる現象にかかわりをもたないものは一つもないといってよいくらいです。」と一本のロウソクを取り上げて、その種類、製法、燃焼、生成物質などを語ることによって、大人から少年少女たちにいたるまでの多くの聴衆に「自然科学の世界」を実験を交えて、わかりやすく解き明かしていくのです。「何か一つの結果を見たとき、ことにそれがこれまでのものと違うものであったとき、皆さんは『何が原因だろうか。何でそんなことが起こるのだろうか。』と疑問をもつことを、いつまでもお忘れないことを希望いたします。こんなふうにして、皆さんは長い間に真理を発見していくことになります。」と巧みに人々を科学の世界へと誘います。ファーブルの『昆虫記』と並び称される科学解説の古典として、日本では昭和のはじめごろから文庫本として登場し、以来学生たちに読まれ続けてきた名作です。

「育てる」

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 先日、3年生の教室で楽しそうな声がするので中に入ってみると、家庭科の授業で、「新生児人形」を使って着替えやだっこの実習をしていました。「首がすわっていないから、首をしっかりと支えてあげてや。」「きちんと抱いてあげて。」という指導が入るものの、はじめは男子は一歩下がり気味。だんだん慣れてくると、オムツ替えもしっかり(?)やっていました。
 人間は「大人」になるまで、実に多くの人々のお世話になり、たくさんの時間をかけて「一人前」に成長します。「大人」になるまで何十年もかかるのは、人間だけです。でも、中学生・高校生ぐらいの年頃ではそんなことはあまり意識せず、「自分一人でここまで大きくなった」ような気持ちでいることがあります。「チャレンジ体験学習(職場体験学習)」などで、幼稚園や保育園での実習を経験した中学生の感想文には、小さな子どもたちの世話をすることの大変さ・難しさと喜びが多く語られます。子どもたちの成長を見守り、手助けすることの苦労や喜びに気付くことが、「親の苦労」が少しはわかり、自分をしっかりと見つめ直すきっかけとなることもあります。

「学級文庫」

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 「もっと読書に親しんでほしい。」という図書館教育担当の願いから、1〜3年生の各教室に「学級文庫」が設置されました。何よりも手近に「本」があることが大切です。生徒の皆さんは朝早くから登校していますので、朝学習が始まる前、休憩時間、昼休みやゆとりのある放課後など、ちょっとした時間を見つけて「本」を手にしてもらうためには、いつでも身近に「本」のある環境づくりが大切だということです。家でも手近に「本」があれば、眠る前のひとときでも、「本の世界」から心地よい眠りへと向かうことができるのではないでしょうか。
 1日24時間は誰にでも平等に与えられたもので、その与えられた時間を如何に有効に使うかは本人次第です。楽しい時間は早く過ぎるように感じ、そうでない時間は永遠に続くかのように長く感じてしまうのですが、時間の進み方には違いがありません。もてる時間がたくさんある若いころにはあまり意識することがないのですが、『少年老い易く学成り難し、一寸の光陰軽んずべからず』と詩句にあるように、「時間」の大切さに敏感になり、ちょっとした時間を見つける、あるいは時間を作ってもっともっと「本」に親しんでください。

「地図パズル」

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 3年2組の「社会科」の授業として、楽しみながら日本地図を学習することのできる木製の「日本列島地図パズル」を制作しています。2年生当初から順次、各地方ごとに取り組み始め、今までに関東、中部、近畿、中国、四国地方を作り上げ、現在、九州地方のパズル制作に取りかかっています。昨年度も、出来上がった一部地方のパズルを学校祭文化の部に出展したのですが、今年は完成した「日本列島」が展示できればと考えています。
 「地図パズル」の制作は、パソコンでプリントアウトした各地方の地図を木版に貼り付けて、その線を糸のこ盤で切り取っていくという根気のいる作業です。特に、今取り組んでいる糸のこ盤を使って線を切り取っていく工程が大変難しいのですが、傍で見ていても安心というよりは、上手だなあと感心させられるほどでした。さすがに1年間の取組の成果が表れています。「日本列島地図パズル」の完成が今から楽しみです。

「読むことを楽しむ」

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 『本に教えられた。本に感動した。本に励まされた。時には、キツいことだって言います。泣かせることだってあるかもしれない。だけど読み終えたとき、一回り大きく成長した自分がいるはず。いくつになっても、心は成長できるのだから。本は心を育てる何よりの栄養なのだから。 2010年は「国民読書年」です。』(政府広報・文部科学省ホームページより)
 今年が国民読書年だからということではなく、いつでも生徒の皆さんには本を読んでほしいと思います。読書の効用として、「様々な知識が得られる。(物知りになる)」「自分では決して体験することのできない、様々な人生を追体験することができる。」「自分と静かに向き合うことができる。(自分の在り方を見つめ直すきっかけが得られる)」などを挙げることができますが、究極は「純粋に読むことを楽しむことができる。」となるのだと思います。読書は、皆さんの可能性を大きく広げてくれます。若い時の読書はできるだけ多くの本に出会う、つまり「乱読」ぐらいがいいと思います。身近に本を置いて、ちょっとした空き時間に読んでみてください。

「校外学習」

 5月21日(金)、3年2組が校外学習で白河総合支援学校と二条城へ行きました。よい天気で暑い一日でしたが、左京区にある白河総合支援学校では、学校施設の概要を見学し、その後、世界遺産の一つである二条城の美しい庭園や襖絵を鑑賞してきました。生徒がデジタルカメラで撮ってくれた二条城の庭園や建物の写真から、本人に選んでもらったものをいくつか紹介しておきます。
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「共に学ぶ」

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 大学から2名の教育実習生が来てくれています。「教育実習」とは、大学の教職課程の一部で、教職に関する専門科目の一つです。教員免許状を取得するために、学校教育の実際を学び、授業などの実地訓練を行うことです。中学校では、3週間にわたって教育実習を行い、実習生が将来教員として学校という職場で共に勤務してくれることを期待し、後輩育成の機会として受け入れています。実習生が大学で勉強している「専門教科」の指導以外に、朝学習・学級活動・昼食・清掃活動・部活動等々多くの指導が待ち構えています。
 実習生に今回の教育実習への抱負を尋ねてみたところ、「生徒たちの成長を肌で感じ取りたい。」「一人一人の生徒と話してみたい。」「部活動で一緒に汗を流したい。」という答えが返ってきました。
 しなければならないことも多く、苦労するかも知れませんが、実習生には、「中学校生活という同じ時間を一緒に過ごせる」喜びを感じ取り、「生徒と共に学んでいく」という謙虚な姿勢を大切にして、多くのことを吸収してほしいと思います。

台風等に対する非常措置について

 台風等により「京都府南部地方」または「京都・亀岡地方」に『暴風警報』が発令された場合、下記のような措置を取りますので、テレビ・ラジオ等の報道に注意していただきますようお願いいたします。

◎午前7時現在、「京都府南部地方」または「京都・亀岡地方」に『暴風警報』発令中の場合、解除されるまで自宅で待機すること。
(午前7時までに解除になった場合は、〈平常授業〉)

◎その後、
(1)午前9時までに解除になった場合は、〈3限目から授業〉
(2)午前11時までに解除になった場合は、〈5限目から授業〉
(3)午前11時現在、『暴風警報』発令中の場合は、〈臨時休業〉

なお、『暴風警報』以外の警報の場合は、臨時休業になりませんので、ご注意ください。(「台風等に対する非常措置についてのお知らせ」はホームページ右下の配布文書の項目に掲載してありますので、ご覧ください。)
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学校行事
6/7 公開授業週間(〜12日)
京都市立高雄中学校
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TEL:075-872-1286
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