京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/07/17
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ハートフルマーク
北にそびえる 鏡山   西に連なる東山 松のみどりに 包まれて 白くあかるく 照りはえる 希望あらたな 学び舎は 我らの 花山中学校

国際道りから美ら海水族館

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那覇国際通りでグループ行動。
気温は26度。大変蒸し暑く、Tシャツ・短パンが大正解。

15時30分、県庁前に集合を完了し、美ら海水族館に向けて出発しました。

沖縄到着

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沖縄修学旅行一日目

現在10時30分、無事那覇空港に到着。天気は晴れ。

平和祈念資料館に向けて、バスで移動中。

全員元気です!

修学旅行出発

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沖縄修学旅行一日目朝
MKボウルを5時20分に出発し、現在8時関西空港。
荷物検査を終わり、搭乗を待っているところです。
行って来まーす!

『東山を西に見て』

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「一人一人のニーズに応じた…」
 明日から沖縄への修学旅行に出発します。私の最後の修学旅行引率は8年前になります。一緒にゲームをしたり、子どもの部屋で遅くまで話し込んだりして本当に楽しかったです。その前のときには、子どもの部屋で眠ってしまって「先生のいびきがうるさくて寝られへんかった」と翌朝に文句を言われたこともありました。子どもの数が少なく、子どもとの距離も近いという極めて稀な状況の学校に勤務していたからで、同じことを期待しているわけではありません。ましてや、今年は旅行団の団長です。しかし、やはり楽しかった思い出は忘れられません。
 本校の修学旅行のメインは、ここ何年か計画しているという伊江島でのファームステイです。島のおっちゃん・おばちゃんが、子どもたちを丸1日面倒みてくださるそうです。「ヤンチャな子どもたちは指導に従うのか。」「迷惑はかけないのか。」計画を聞いた時、最初にそれを尋ねました。島を離れる際、そんな心配のある子どもたちも涙を流しながら別れを惜しむということです。
 親や教師の言うことに対してなかなか素直になれない子どもたちもいます。そんな子たちの心をたった1日で柔らかくする沖縄の風土と、そこに住む人たちの絶対的な愛情に、教育に携わる私たちはきっと学ぶところがあるのでしょう。今回の修学旅行では、是非ともその部分を感じて帰ってきたいと思います。
 さて、本日、新任校長研修会がありました。テーマは総合育成支援教育についてです。講義を聴きながらたくさんのことを考えさせられました。
「障害による支援を必要とする全ての子どもたちが、一人一人のニーズに応じた適切な支援を受けられるように、総合支援学校・育成学級・通級指導教室・普通学級の垣根を低くしてそれぞれの教育力を生かし、互いに連携してより柔軟で効果的な支援を行うこと。」これが、本市の「総合育成支援教育」の定義です。
 国が「特別支援教育」と呼んでいるものを敢えてそうしないのは、一人一人のニーズを把握し、それぞれに対応した指導法を行うことは、障害の有無に関わらず、すべての子どもたちの指導に対して有効であると考えているからでしょう。
 かつて同和教育に深く関わっていた頃、「同和教育は特別な教育ではない。教育そのものだ。」と考えていました。そして今日、総合育成支援教育についても同じことを感じました。
 一人一人の子どもを徹底的に大切にする教育を考えるとき、入口は違っても、行き着くところは同じなのだと再確認ができました。
 明日から125名の生徒と2泊3日を共にします。
 一人一人のニーズを知ることから教育はスタートします。
 これまで見つけてこられなかった所を出来るだけたくさん発見し、今後の教育活動に生かしていきたいと、出発を前に思っています。

『東山を西に見て』

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「本気」                           
本気
なんでもいいからさ 本気でやってごらん 本気でやれば たのしいから
本気でやれば つかれないから つかれても つかれが さわやかだから
                                  みつを
 各学級で盛んに学級通信が発行されています。
 担任の先生が通信を通して“思い”を子どもに届けているのです。毎日、何枚かが職員室の私の机上に置かれていますが、担任の先生の個性、先生と子どもたちとの繋がりの様子、学級の雰囲気などが伝わってくるので、それに目を通すのは楽しみの一つでもあります。
 その中の一枚に、相田みつを氏の上の詩が掲載されてありました。私もこの詩が好きで教え子に紹介したことがあります。「本気でやればこそ、分かることがある」とは、これまで出会ってきた中学生を見ても、自分自身の経験を通しても感じることです。
 行事などに本気で取り組んだ者は「楽しかった」と言い、いい加減な取り組み方しかできなかった者ほど「しょーもない!」という言葉を吐きます。また、「本気は人の心を動かす。」ということも経験上分かっているつもりです。学校には、子どもと先生との様々なやりとりがあります。なかなか先生の指導に従わない場面を見ることもありますが、しばしば先生の本気が子どもを突き動かします。生徒指導の場面だけではありません。授業においてもそうです。この時間に伝えたいことが明確で、そこに本気が感じられた瞬間には、子どもの目と心とが大きく開かれるように思います。今日もそんな授業を見ることができました。
 子どものヤル気が教師の本気を引き出すのか、教師の本気が子どもをヤル気にさせるのか、おそらく双方向の作用があるのだろうと思います。こういう場面が多くなっていけば、教師と生徒の信頼関係が強められ、信頼関係の上に立った授業においては子どもの学力はドンドン伸びていくのだろうと思います。
 GWが終って初めての土曜日、午前中に学校へ来ました。「今日くらいは先生も子どもたちもゆっくりとしているかな!?」そんなことを思いながら来た私は度肝を抜かれました。吹奏楽の練習の音、各部活動の声、先生の指導の声、普段の日とかわらない程の子どもの数と活動の様子がそこにはありました。すでに夏季大会に向けてフル回転です。ここにも先生や子どもたちの本気を感じました。
 9日には地元体育振興会主催の「歩こう会」に参加してみました。「地域を歩くことで見えてくるものもあるだろう」と思ったからですが、地域の多くの皆様方と本気というより本音の話ができました。今朝は早速、その時に知り合った方と朝のあいさつを交わすこともでき、有意義な時間であったことを思い返しました。
 明日もまた子どもと先生との本気のやりとりを見つけたいと思います。また、明朝もあの方々と挨拶を交わすのが楽しみでなりません。

『東山を西に見て』

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「この先を見つめて」
 GW中、市内各地で様々な春季総合体育大会の競技が行われ、本校の選手たちも熱戦を繰り広げました。若い力が跳び、走り、輝きました。女子バレーボール部の3位入賞は立派な成績だと思います。準決勝は大接戦の末のとても惜しい敗戦でした。第1セットは奪われたものの、次のセットは奪い返して最終セットを迎えました。一進一退の攻防が続きます。どちらかがポイントを挙げるたびに体育館の半分が揺れるほどの大きな歓声が上がります。コートでプレーする者だけでなく、応援する者も一体となっての見事な戦いでした。
 他にも、いい試合、いい光景はたくさんありました。学校では見せることのない溌剌とした元気な顔、澄んだ瞳、大きな声、魂と体の躍動に出会います。試合後も実に“いい顔”を見せてくれます。「そのくらい勉強にも集中してくれよ!」そう思わせてくれる子もいます。緊張が極まってか女子テニス部の選手は、試合中に涙を流しながらプレーしていました。あの試合、勝てて本当に良かったね。「校長先生、やる気・元気・マナーですよね!」激励会で言ったことを覚えていてくれた子もいました。
 誰も優勝できなかった訳ですから、皆どこかで敗戦を経験したことになります。結果に満足できない子どもも先生もいるのでしょうが、子どもたちは、本大会で確実に多くのことを学び、心身ともに成長したはずです。3年生諸君にはまだ次があります。次の夏季大会でこそ、今回学んだことを活かして、是非“悔し涙”を“喜びの涙”に換えてほしいと思います。
 これからの3か月、中学生は不思議なくらい成長します。そしてその時に蓄えた力が、進路に向けてのエネルギーになるということも教職員の多くが知っています。
 また本日、授業参観がありました。連休明けだということで若干心配された参観者数もたくさんになりました。子どもたちも落ち着いていました。GW明けの日の、しかも午後からの授業はダラけることが多いのですが、授業参観で結果的にはよかったのかもしれません。
「ちょっとお話したいことがあるのですが…」一人のお父様に声をかけられました。内容は、何人かの授業に定着できない子どもたちへの対応を心配されてのことでした。
「自分たちの中学生の頃は、先生に厳しく叱られた。殴られたこともあるが、今では感謝さえしている。一方、今の指導は……。」
 お話を伺った後、現在本校で実践しています“子どもとの間に信頼関係を築く指導”について説明申し上げました。「お話をお聞きして安心しました。今後とも宜しくお願いします。私たちにできることがあれば仰って下さい。」そう言って帰られました。
 この先が問われています。

『東山を西に見て』

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「心の土を耕す」
 28日(水)総合的な学習の時間を使って野菜の苗付けを行いました。本校では16年間、菜園活動を通して土に触れ、自然を体感する中で環境について考える取組を実践しています。4月9日の「土起こし」に続いて本日の「苗付け」を迎えたわけですが、1〜3年生まで実に楽しそうに活動します。先生の指示を聞いて、心をこめて苗を植え付ける様子を見ていると、殺伐とした今の社会の中で忘れかけていた大切なものを思い出すような気持ちになります。活動中の子どもにカメラを向けると、本当に“いい笑顔”でポーズを決めます。ここだけを見ても、この活動が、確実に子どもの心を耕しているのではないかと思えます。
 教師塾や教職大学院で、「心の土を耕す」ということを繰り返し話してきました。
 子どもはみな心に植木鉢をもっている。その土が耕されずパンパンのままだと、いくら水を撒いてもその水は土の上に溜まるだけ。一方、しっかりと耕されていると“すーっ”と浸み込み、根から確実に吸い上げられる。各教科の先生が数学や国語や英語の水を撒いた時、それがどんどん浸み込むような土にしておかなければならない。心の土を耕す時間が道徳や学級・学年活動や行事、部活動や総合的な学習の時間なのだ。
「本物の土を耕すことで、心の土を耕すことができるのだ」と、子どもたちが活動する姿を見ていて、そう思える今日の学習でした。
 また、6時間目には来月の憲法記念日に向けて憲法についての学習をしました。私が放送によって10分ほど講話をし、それを受けて各担任の先生がその内容を更に深めるというものです。憲法制定の背景、憲法の性格、そして三大原則について詳しく話したつもりです。なかでも基本的人権の尊重については、特に時間をかけました。
 一人ひとりが自覚をもって努力していかないと、全ての人の基本的人権を守ることは難しいこと。基本的人権の尊重は、それが尊重されてこなかったという事実から生まれているということ。人は誰にも幸せになる権利があり、その権利を他人によって侵されることがあってはならないこと。以上を特に強調しました。
 放送終了後、各教室を参観に行きました。担任の先生方がそれぞれの個性を生かして、私のした話を深めて子どもたちに届けておられます。この時間にもきっと子どもたちは、心の土を存分に耕していたことでしょう。
 正直なところ、今日の2つの学習が、生徒全員の心に届いていたかどうかについては自信がありません。今後も教職員が一丸となって、さまざまな場面といろいろな方法で、これら何人かの子どもたちの心の土をも耕す活動を続けていきたいと思います。

『東山を西に見て』

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「一生懸命さが心の成長に」
 いよいよ春季総合体育大会が始まりました。昨秋以来長い冬の間、本大会に向けて取り組んできた成果を発揮してほしいと思います。中学生の試合を見るのは大好きですが、3年間は教育委員会にいたため、客観的な態度で試合観戦をしてきました。しかし、今年からは違います。応援する学校があるというのは、これほどまでにワクワクするものなのかと、学校に戻ったことをここでも実感しています。
 すべての部の試合日程を手帳に書き込みました。全部応援に行きたいのですが果たして可能でしょうか。子どもたちが一丸となり、勝利という共通の目標に向かって一生懸命に取り組む姿は何といってもいいものです。放課後も、時間があれば各部の練習の様子を見に行くようにしています。どの部もキャプテンを中心に自分たちで本当によくやっています。相当に指導ができていないと、顧問の先生が付いていない状態でここまでしっかり練習はできません。「どうか、試合で練習の成果が発揮できますように!」と今は、祈るような気持ちです。
 さて、23日(金)には、生徒会主催で「春体激励会」が行われました。
 生徒会主催のこれまでの行事の中で、最も引き締まったよいものになったと思います。吹奏楽部の演奏も良かった。各部の試合に臨む意気込みのスピーチも良かった。司会進行も始めと終わりの言葉も、生徒会長からの激励の言葉もすべて簡潔でよかった。企画された先生方と生徒会本部の諸君に「ありがとう」と言いたいです。「校長先生、素晴らしい生徒たちですね。」来校された2名のお客様が、その様子をご覧になり豪く感心されていました。案内した私も鼻が高かったです。子どもたちが褒められて感じる喜びを初めて経験しました。今後は何度も何度も経験したいものです。いや、きっと経験することでしょう。
 24日(土)には先陣を切って野球部の試合が行われました。相手は秋季大会の優勝校です。「点を取られない限り負けはないからな!」前日まで、エースピッチャーに何度もそう言って試合の話題で会話を楽しみました。
 1対1のまま延長戦へ。9回まで戦ったが勝敗がつかず、10回からは、ノーアウト満塁で始まるプレーオフへ突入した。息がつまりそうだ。エースが相手の打者を2者連続三振にとった。3人目、大飛球がライトを襲う。「頼む!捕ってくれ!」グラブの先に……入った!! そして、うちの攻撃。1点で決着するのだから、当然相手は前進守備。打者はファールで粘る。タイミングが徐々に合ってきた。そして…、ゴロがセンターに抜けた。写真の“歓喜の瞬間”がやってきた。全員でつかんだ大金星の勝利だった。
 これから他の部の試合も次々と始まります。是非とも、心を成長させる試合をしてほしいと願っています。

『東山を西に見て』

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「個から集団へ」
 職員朝礼が終って、教頭先生と簡単な打ち合わせをしてから校内を見て回るようにしています。私と同様、初めは緊張気味だった先生方や子どもたちも徐々に慣れてきて普通に振舞ってくれるようになりました。休み時間に入ると声をかけてくれる子どもたちが増えてきて、とっても幸せな気持ちになれます。
 遅刻してくる子、授業を抜け出して保健室等に行こうとする子もいます。学年の先生がすぐさま対応するのですが、時には私も話をします。「厳しく叱って、力づくで直ぐに教室に戻す」そんなやり方もあるのでしょうが、本校ではそうはしていません。遅刻してきた理由、授業がしんどい状況等、子どもたちの声をしっかりと聴き、話をして納得させた上で教室に返すようにしています。そのまま終業のチャイムが鳴ることもあるのですが、その時間はきっと意味のあるものになると信じています。
 2年生の時、よく問題行動を起こしたというA。テニス部に所属しているというので練習を見に行きました。天気も良いので思わず“ボール出し”をし、ついでに指導もしました。その間の彼の眼差しが忘れられません。指導に対して「ハイ」と言います。私がコートを去る時には大きな声で「ありがとうございました!」と言いました。廊下での彼との会話で、そのことが嬉しい驚きだったと伝えました。それに対しての答えは「教えてもろてんにゃし、当たり前やん」でした。
 肢体育成学級で学ぶ2年生のB。彼の自立活動の時間は、本校の長い廊下を何往復も、腕の力をいっぱいに使って這って歩く練習です。疲れてくると、力を入れるときの声が校長室や2Fのフロアにまで聞こえてきます。担任の先生だけでなく、そばを通る全ての教職員が彼に声援を贈ります。はじめて見た時は、その一生懸命な姿に心を動かされ目頭が熱くなりました。
 BのことをAと話しました。意図を見透かしたようにAが言います。「俺が勉強するようになる前に、Bは歩けるようになるんちゃうか」彼もBの頑張りを認めていたのです。「授業が分からんし、面白んない。どうせ、高校へは行かへんし勉強してもしゃーない。」と繰り返すAに対して、担任の先生はじめ学年の先生方は手を変え品を変えアプローチしています。コートでの眼差しと指導に対しての態度を思うとき、必ず進路を見つけて学習に真剣に取り組む日が来ると信じています。
 個人的な関わり方をせざるを得ない子どもたちは他にもいます。勿論、それでよしとしている訳ではありません。集団の中で育てることの必要性と重要性とは全員が十分理解しているつもりです。良くも悪くも子どもが子どもを変えます。マイナスの力が働くとき、教師の力の小ささを思い知らされることもありますが、それがプラスに働くときは、教職の魅力を存分に感じる瞬間です。
 3年生では、既に修学旅行の取り組みが始まっています。この中で子どもを集団にとり込み、育てていけることを願っています。

『東山を西に見て』

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「スタート」
 花山中学校校歌の歌い出しはこうなっています。「北にそびえる鏡山、西に連なる東山」初めてこの歌詞を見たとき、不思議な感じがしました。私はこれまで東山を西に意識したことがありません。東山は常に東にある山々だと思って生きてきたからです。しかし、このことは、古い京都に住んでいる人間のエゴなのかもしれない。校歌の作詞者は、旧市街地に住む人にそのことを気づかせようという思いもあってこのように作られたのではないでしょうか。今はそんな気がしないでもありません。
 さて、京都市立花山中学校に赴任し、校長室の机に向かって今日で十日が経ちました。「不安と期待に胸をふくらませて校門を入った」とは、入学式でよく聞く件(くだり)ですが、将に今年の私がそうでした。圧倒的に不安の方が大きかったです。教職員や子どもたちに出会う過程で、それらが徐々に小さくなり、替わって期待と希望、喜びが大きくなっていきます。この歳で新入生の気持ちを共有できたのですが、貴重な体験になりました。
 教育委員会から学校へ異動して、一日がとても速く過ぎるように思います。次から次へと色々な事へ対応しなければなりません。同時に忘れかけていた感覚が呼び覚まされる感じです。子どもの歓声、先生の指導の声、楽器の音に部活動に励む掛け声、学校は生きているのです。情報として紙の上で知った名前の子どもたちに出会います。課題のある子どもたちは少なくありませんが、どの子もとても可愛らしいです。特に、3年生は私の下の息子と同い年でもあるので息子を見る目で見てしまいます。この子たちが1年後、「中学校生活は本当に楽しかった。」そう言って卒業していってくれることを願わずにおられません。
 始業式と入学式で子どもたちに伝えた「3つのこと」をもう一度綴っておきます。これらは、私がこれまで出会ってきた中学生に常に言ってきたことです。
 1つは、「今、この瞬間を大切に!」ということ。当たり前のことですが、“この瞬間”は一生に一度しかありません。だからこそ、授業や部活動、学年や学級活動の場面に全力で取り組み、思いっきり楽しんでほしいと思います。2つめは、「ねばれ」ということ。学校生活だけでなく、人生を生きる上で「しんどいなぁ」と思うことはたくさんあります。「もう、アカンわ」と感じたときに、簡単に諦めずひと踏ん張りできる“ねばり”の気持ちを身につけてほしいです。3つめは、「感謝の気持ちを大切に」ということ。人は誰しも一人で生きてはいけません。親や地域の方や先生や友達などの支えがあって暮らしているものです。そのことに気づき、素直に感謝の気持ちをもてる人になってほしいと思います。
 今週は「生活確立週間」ということで、全教職員が校門に立ち「おはよう」の声と共に生徒を迎えています。7時半ごろから部活動の朝練習に励んでいる生徒、先生の間を照れくさそうに通って行く生徒、遅刻しそうになって走り抜けていく生徒、どの姿にも中学生らしさを感じます。当面の目標は、本校生徒407名の顔と名前とを覚えることです。充実した毎日がいよいよスタートしました。

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京都市立花山中学校
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