最新更新日:2024/11/01 | |
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わくわくチャレンジ『蝶の羽の美しさの秘密』
3月6日(土)に下鴨小学校・理科室で第8回わくわくチャレンジ『蝶の羽の美しさの秘密』を行いました。1〜6年の約20名の子どもたちが参加しました。
成田研一先生から蝶の名前や特徴,生態などについて教えたいただきました。「世界中の生き物のほとんどは節足動物で,地球は昆虫の世界といえます」「昆虫は方位やにおいや食べ物を見つける超能力があります」などおもしろいお話を聞くことができました。 ツマグロキチョウが京都で増えてきたのは,ツマグロキチョウが卵を産みつけるパンジーが京都でたくさん植えられるようになったことや温暖化によること,ギフチョウ(絶滅危惧種)が減少してきたのは,ギフチョウの食べ物であるアオイの植物が減ってきたからなどを教えていただきました。オオムラサキ(国蝶),アサギマダラ(長距離を飛ぶ),オオゴマダラチョウ(体が大きい),モルホチョウ(見る角度により羽の色が違って見える)などたくさんの蝶の標本を見せていただきながら,説明していただきました。 また,蛾(が)の標本も見せていただき,蛾の種類や数は蝶に比べてはるかに多く,まだ名前や生態が知られていないことがたくさんあるということでした。 そして,顕微鏡で4種類の蝶の羽の鱗分を観察しました。「鳥の足跡みたいな形だな」「黒や赤の色をしている」などの声が子どもたちからあがっていました。また,鱗分が水をはじく性質があることも教えていただきました。 最後に「不思議だなと思うことが大切です」と成田先生は言われました。疑問を持ち,それを探求していく心や実行力が大切だと思いました。下鴨小学校から昆虫博士が誕生するとうれしいですね。 環境学習
環境学習として樹木医の中井先生をゲストティーチャーに迎え,木のお話を聞きました。子どもたちは木が本当に生きているということを実感したようです。運動場にある2本のメタセコイアを中井先生の指導で,治療を行いました。
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