本日5・6限 本校体育館にて「芸術家を学校に呼ぼう 〜音登夢とともに〜」が行われました。この事業は文化庁が行う「芸術家を学校に呼ぼう」プロジェクトに学校長が申し込みをして実現しました。
音登夢(おととむ)とは、1998年、ヴァイオリンの木村直子さん、チェロの木村政雄さんのご夫婦によって結成された音楽企画集団で、その名の由来はユニット結成の時、京都フィルハーモニー室内合奏団時代から親交厚い俳優の常田富士男さん(まんが日本昔話の男性語り手)に「ユニット名、貴方達の息子2人の名前くっつけたら、いいよ」と助言いただき長男 音登(おと)次男 登夢(とむ)の名前を足して 音登夢(おととむ)と命名されたそうです。本日はお二人に加え、ピアノの南木優子さん、ソプラノの岡田由美子さんを含めた4名構成でお越しいただきました。
学校長のメンバー紹介に始まり、
*オペラ座の怪人のテーマ:ロイド・ウェッバー作曲
*ひばり:ディニーク作曲
*白鳥:サンサーンス作曲
*平城山(平城京遷都1300年記念の曲):北見志保子作詞、平井康三郎作曲
*猫のセレナード:ラセック作曲
*タイタニックから 愛のテーマ:ホーナー作曲
*サウンドオブミュージック メドレー:ロジャース作曲
*情熱大陸のテーマ:葉加瀬太郎作曲
が演奏されました。
事前に生徒に聞いた質問にもメンバー全員がご自身の体験に基づくお話を交えながらお答えいただきました。音楽や楽器を好きになり、聞き手に伝えることで相手に感動を与えることができるのが嬉しいとおっしゃっていたのが印象的でした。
スペシャルサプライズ企画(びっくりするような目玉企画)としてPTA会長Kさんと学校長が音登夢の伴奏で「故郷」をデュエットして下さいました。PTA会長の本格的な歌声に会場は大喝采となりました。
第2部として生徒と音登夢のコラボレーション(共同・協調・共同作業の意)企画がおこなわれ、本校1年2組のYAさんがピアノ連弾によるハンガリー舞曲第5番(ブラームス作曲)を音登夢の伴奏で披露してくれました。次は2年1組YKくんがピアノでトルコ行進曲(モーツァルト作曲)を見事に演奏してくれました。会場はおおいに盛り上がり、フィナーレへ・・・
最後は音登夢の伴奏で「ワィンディングロード(綾香×コブクロ)」を全校で合唱しました。3年生女子の精鋭によるオブリガート(古典派以後の音楽で、主旋律と競うように奏される独立した旋律的伴奏、助奏。)が掛け合いとなり美しいハーモニーを響かせてくれました。
生徒会副会長TYさんがお礼の言葉を述べ、本部生徒から音登夢の皆さんに花束が贈呈されて楽しかった時間が終わりました。
一般に日常的には味わう機会の少ないクラシック音楽を優しく・楽しく我々に伝えてくださった音登夢のみなさん、本当にありがとうございました。
音登夢のウェブページ
http://ototom.com/ もご覧下さい。
1枚目 立て看板
2枚目 学校長によるメンバー紹介
3枚目 演奏の様子