今, 2年生は, 栄養職員の須永先生と『味』の勉強をしています。子どもたちは, 次のようなことを知りました。
・人はみんな, 生まれたときにお母さんのおっぱいを飲んで, 食べ物をおいしく感じ, 意欲的に食べることで大きくなってきたということ。
・人がおいしいと感じる味は4つあり, それは, 「甘味」「塩味」「酸味」「苦味」であること。
・「甘味」や「塩味」は, 生まれたときから好きな味であること。
・「酸味」や「苦味」は成長とともに好むようになってくる味であること。
授業中, 子どもたちは, ジャガイモとカボチャを素焼きしたものをいただきました。ジャガイモを食べた子どもは,
「塩味がする。」
「あまい味がする。」
と, 自分の舌で感じたことをそのまま表現していました。焼いたジャガイモを食べたときには, 本当に塩味がしました。塩をかけて焼いたわけでもないのに, びっくりしました。
カボチャを食べたとき, 子どもたちは,
「甘い。」
「お菓子みたいだ。」
「少し苦味もあるな。」
と, ジャガイモとはまたちがった感想を言っていました。
学習の終わりに, 須永先生からメッセージがありました。
「これからは, 何かを食べたときに, 『まずい』という言葉は使わないようにしてほしいです。同じものを食べた人の中には, 『おいしい』と思う人もいます。そういうときは,少し苦い味がするからぼくは好きじゃないという言い方をしてほしいです。」
「4つの味」について学習した子どもたちには, 給食時間に4つの味を言葉で表現し, 味わいを深めてくれることを願っています。これからもおいしく給食をいただきましょう。