京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2014/10/08
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平成26年3月31日をもって月輪小学校は閉校致しました。92年間,本当に有難うございました。

子どもたちに本物の体験を

11月 学校だより
 ある日、公園を通りかかると、5人の子どもが並んですわっていました。一人一人がゲーム機を持ち、黙々と指を動かしています。
 この子たちは家に帰れば「きょうは、○○君たちと遊んで楽しかったよ。」と話すのでしょうか?
 子どもたちの中から、集団で体を動かして、外で遊ぶという行為が急速に減少しています。そして、体を使っての体験ではなく、機械を通しての擬似体験がとても多くなっています。心と体の成長にとって、これは決して好ましいものではありません。
 学校では、「仲間体験・本物体験・感動体験」を子どもたちに、たっぷりさせたいと考えています。
 これらの体験から、子どもたちは集団の中で希望や目標を持ち、友達への信頼を深め、自分や他者を大切にしようと思います。
 5年生が4泊5日の長期宿泊を体験しました。この中で、時間を守ること、ルールを守ること、助け合うこと、がまんして取り組むこと、自然の美しさに感動することなど多くのことを学びました。
 そして、苦楽を共にしたことへの深い喜びや、達成感、満足感も味わうことができました。
 本物の体験こそが、子どもを育てます。

3校合同野外学習「花脊山の家」へ出発

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 10月26日(月)朝,あいにくの雨模様の中,参加児童は元気に出発しました。これから,金曜日までの5日間,3校の子どもたちが一緒に行動します。はじめは,戸惑いもあるでしょうが,7月に3校合同で「みさきの家」に行った4年生のように,今度は5年生たちが『山の家』で過ごす5日間の間にきっと3校の大きな友だちの輪になって,帰ってくることと期待しています。
 本日は,館内ウォークラリー,野外炊事(カレーライス作り),キャンプファイヤーと行事が続きました。現地での様子は,帰校後に改めて作成いたします。

 ※画像は,講堂での出発式の様子です。

キッズクラブ(英語活動)

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 10月16日(金)5・6校時 京都市立日吉ヶ丘高校との連携による英語キッズクラブが実施されました。日吉ヶ丘高校から高校生と3名のALTの先生,そして高校の先生をお招きして,英語で道案内するために必要な表現を学びました。ALTの先生方には,少し恥ずかしそうに接していましたが,高校生のお兄さんたちには,いろいろわからないことや知りたいことを進んで聞いていました。高校生のお兄さんたちも英語で話す姿がとってもカッコよかったです。

なかよし運動会

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 10月16日(金)東山支部育成学級の『なかよし運動会』が本校運動場で開催されました。秋晴れのよい天候に恵まれ,育成学級の子どもたちも,月輪小学校全校児童もみんな力いっぱい活動できました。開閉会式では,本校育成学級の子どもたちが力を合わせ,元気にあいさつしました。
 また,高学年の子どもたちになると,そっと手を差しのべたり,はげましの言葉かけができたり,初めて出会う他校児童にもやさしく接することができました。これからも相手を思いやる心を持ち続けてくれることだと思います。

土曜学習(狂言に挑戦!)

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 土曜日のお昼前,日本能楽会会員,京都能楽会会員で重要無形文化財保持者の網谷 正美先生をお招きして,第3回目の狂言教室を開催しました。6年生の国語の教科書にもでてきます「柿山伏」というお話をご指導いただきました。

 山伏が修行を終えて国へ帰る途中,おなかがへり,畑の柿の実を見つけ,食べてしまいます。そこへ見回りに来た畑主が,木の上の山伏を見つけます。畑主は,山伏をからかって「カラスだ」「サルだ」と言い,そのたびに山伏は,カラスやサルのまねをします。そんな山伏と畑主の面白いやり取りの場面を教えていただきました。
 みんなかわいいカラスやサルになって,楽しい狂言のことばや振る舞いを体験させていただきました。

10月 月輪だより

10月 月輪だより
 作家の田辺聖子さんが、子育てについて話しておられました。
『「えーとね。うーんとね。」と子どもが話し始めたときに、「忙しいから。」とおしゃべりにストップをかけてしまうと、言葉や思考をどちらに向けていいのかわからへん、という子になってしまいます。「え〜何?落ち着いてしゃべってね。」「○○君があ〜」「うんそれで?」とつきあってあげて、話の内容が分かったときに「あんたの話のおかげでよう分かった。」と言ってあげれば、こんな話でわかるねんな、と伝わる。少しでもいいところがあったら、「そこんとこ面白い〜。あんたの話聞いてたら、目の前に見えるようやった。」と褒めてあげるんです。 そんな風に引っ張ってやると、子どもの顔がパッと明るくなる。自信もつきます。少し褒めるところがあったら、すごく大きく褒めてあげることです。そのときに、仕事の手を休めるのがしんどいと思ったら、「ちょっと待っててね。その話聞きたいから、10分位あとにまたしてね。」と、子どもとの縁、おしゃべりの縁を繋ぐことを大切にしたいですね。 おしゃべりなんか面倒くさいと言う人もいるけれど、その場の雰囲気を逃がすと、生涯取り返せないこともあります。子どもの成長はあっという間ですから、「もう一度」というのがかなわないこともある。できる限りおとなが「うん、それで。」と聞いてあげると、子どもは自分の話すことが期待されていると受け取ります。子どもの言わんとすることを、おとなが先回りしてしまうと、その子の言語能力は引き上がっていきません。例えば、「けんかになって〜」と子どもが言い出したら、それを新聞の見出しだと思うことがコツ。「けんかしたん。それでどうしたん?」とゆっくり丁寧に聞き進めていくのがいいですね。初めから整理して言える子はなかなかいませんから。「あたし泣いてしまったん」「悔しかったん?」「うん」 (悔しくて泣く)と(悲しくて泣く)は全く違いますが、子どもにはまだわかりません。大人が引っ張ってあげて、語彙を増やしてあげるわけです。子どもの口からなかなか言葉が出なくても、それにめげずに付き合ってあげます。そうすると、子どもの中で混乱していた気持ちが自分で整理できるようになっていきます。
 結婚したとき、おっちゃんには子どもが4人いて、一番下が小学3年でした。毎日のおしゃべりが、もうおもしろくておもしろくて。ちゃんと喋れなかった子が、だんだんと語彙を覚えていくのが可愛くて。
 そうやって、何てことない些細なおしゃべりでも、1つ屋根の下でゆっくりゆっくり付き合っていくと、一緒に暮らした年月も厚みのあるものになってくると思います。』
 子どもの心の成長、学力づくりに言葉は不可欠です。毎日の子育ての中で大人も楽しみながら、子どもの言葉を育てていける。そんなコツがわかるお話です。

3年地域学習『月輪まち自慢』 窯元さんを招いて

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 9月16日(水)「地域自慢を見つけよう」をテーマに3年生の総合的な学習の時間に京焼・清水焼の窯元さんの工房を見学しました。そして今回は,9月25日(金)地域の窯元さんに教室までお越しいただき,「作品の作り方」や「作品を作るときの思い」について,お話していただきました。子どもたちも熱心にお話を聞き,質問していました。月輪の地元に根付く日本を代表する伝統文化・工芸に親しみ,学習する中で『月輪まち自慢』の一つにしてくれることを願っています。

泉涌寺夜間コンサートに3校で出演

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 9月23日(水)夕方に泉涌寺夜間コンサートに地元3小学校鼓笛バンドクラブ『メープルキッズ』が出演しました。出演前は少し緊張した面持ちでしたが,月輪小,一橋小,今熊野小3校の子どもたちの息もピッタリ合い,素敵な演奏を聞かせてくれました。先週は敬老会,今後は区民運動会や地域の福祉施設等での出演も予定しています。これからも応援よろしくお願いします!

PTA主催 陶芸教室

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 9月5日,19日の土曜日,2日間に分けて,恒例の陶芸教室を行いました。両日ともに地元の陶芸家の方たちを指導者に迎え,親子で楽しいひと時を過ごすことができました。5日には,器作りをし,19日には,絵付けを行いました。この後は,本校にあります『月輪窯』で陶芸家の皆さんの手で焼き上げていただきます。保護者の方々は,どれも力作ぞろいで,我が家の食器棚に自作のお皿やマイカップが並ぶことを楽しみにしておられます。

環境出前学習実施

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 4年生では,「環境」をテーマにして総合的な学習の時間の取組をすすめています。9月18日(金)KESC交通環境学習チームの環境出前授業を実施しました。「水戸黄門」さまが,現代の車と江戸時代の“かご”を比較したり,自動車会社の方からハイブリッド車や燃料電池車の仕組みや“燃費”のお話をしたりしていただくなど,自動車のエネルギーについて,楽しく,そしてためになるお話を聞かせていただきました。
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学校行事
11/11 携帯電話教室5・6年
11/12 ストーリーテリング2年 演劇鑑賞教室6年
11/13 3校マラソン大会6年(鴨川)
11/14 PTA支部コーラス交歓会(東山小)
11/16 就学時健康診断:13:15〜(完全下校)
11/17 すこやか教室5年 なかよし遠足(太陽学級)
京都市立月輪小学校
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