先月の日曜日(8/30)から2泊3日の日程で,4,5年生が三重県志摩市にある京都市野外教育センターの
『みさきの家』に行ってきました。
初日はとっても暑くて,”すき焼き風煮”飯ごう炊さんの準備では,かまどの火を扱って汗がひっきりなしに額から滴り落ちるほどでした。150名がその暑さと喧騒のなかで,力を合わせながら美味しい食事をいただきました。
二日目,台風の関係で海は波が高いですが風が適当にあってとても活動がしやすかったです。磯観察では,波に磨かれたきれいな石を拾ったり,海水につかって貝や魚を見つけて楽しみました。午後からは,4,5年生混合のグループで浦山ラリー。この試みはお互いの学年の成長を見る上でとても貴重な体験でした。5年生の先輩や高学年としての
責任とその
自覚,4年生は5年生に迷惑をかけまいと一生懸命にサポートしながらともに力を合わせた活動によってお互いの
成長したすばらしい姿を見ることができました。
ですから,その夜の催しであるキャンプファイヤーではすごく盛り上がって
感動的でした。
三日目は,鳥羽の水族館に行きました。ここでの3時間近くの行動は,教師の指図なしに,自分たちで決めた見学計画と自分たちだけで食事を取る活動でした。自主的な活動を通して友だちと力を合わせてやる楽しさと大切さ,責任といったものを学びとれたのではないでしょうか。
このように,無事に楽しいみさきの家での活動を終えることができました。保護者の皆さん方には,子たちの心配事が多々あったことと思いますが,このような集団活動を通して一歩一歩成長するものです。早急な結果を求めずに,そのちょっとした成長を見逃さずに
温かい目で見守ることは,親としての成長にもつながります。子どもたちは確実に成長し,一段一段と階段を着実に上っています。ともにその
成長を喜び,支え合いましょう。