最新更新日:2024/07/24 | |
本日:1
昨日:31 総数:790533 |
今年も桂東の子ども達を応援していただき,ありがとうございました。
今年最後の練習を終えた陸上部の子ども達が,手分けして校内の清掃活動をしてくれました。
職員室前の廊下,大鏡前の読書・掲示・展示スペース,中庭,体育館とプールの間,そして1年間お世話になった運動場。廊下や展示物等は冷たい水で絞った雑巾で拭きあげてくれました。陸上部の子ども達は,夏休み中も猛暑の中,体育振興会の皆さんと運動場の溝の泥上げを頑張ってくれたことを思い出しました。 桂東の部活動の指導者は,子ども達がスポーツが上手くなったり,楽しんだりするだけでなく,スポーツを通して人間的な成長をすることを目指しています。 今年,ダンス部が新設されるとともに,どの部活動も参加人数が増えました。陸上部は今年も登録が100名を超えています。桂東では,運動やスポーツの場が,得意な子どもに独占されることなく,全ての子ども達に門戸を開き,その子に合わせた指導で全ての参加者に運動の楽しさを味あわせることができる指導を理想としていきたいと思っています。 その中で「できるようになる楽しさ」「競い合う楽しさ」を知った6年生が,今年も「大文字駅伝」大会の予選会を突破してくれました。本大会で走ることができる子どもは一握りですが,部活動全体,陸上部100名全員でスポーツに真摯に取り組む結果としての予選会突破に意味があると思います。 来年も一人でも多く運動やスポーツに苦手意識を持つ子に運動・スポーツの楽しさを伝え,得意な子には仲間と共に高め合う楽しさを実感させられたらと考えています。 今年1年,桂東の子ども達を応援していただき,ありがとうございました。 日々,授業改善 その3
13日に,「6年 ソフトバレーボール」の授業研究会を行いました。
バスケットボールやポートボールなどの手を使ったパスゲームと比べて,バレーボールはボールを止めて扱うことができないため,部活動でバレーボールをしている子とそうでない子の技能の差が大きくなります。 子ども達は,様々な経験の違い,技能の差,性格の違いを含めてチームの特徴を知り,自分のチームの力に合わせた練習や戦術を工夫していました。苦手意識をもつ子に声をかけながらチームで練習し,その子が試合で練習の成果を発揮して得点し,チームが勝てたことを喜び合ったチームがありました。その温かい雰囲気でみんなが意欲的にゲームに向かう様子が素敵でした。 授業の後の研究会では,6時間の短い単元の中で,ゲームの様相をどこまで高めるのか,コートやネットの高さ,ボールの重さ,ルールの工夫はどのようなものが良いか等,先生方の熱い討議が続きました。 指導者が,ソフトバレーボールの楽しさ(運動の特性)をしっかりとらえ,どの子にもその楽しさを伝える授業を工夫していくことの大切さを再確認しました。 日々,授業改善 その2
11月30日に,4年生のポートボールの授業研究会がありました。
体力・運動能力の二極化の傾向が言われて久しいですが,桂東の子ども達も,保護者の皆さんが子どもの頃と比べると,ボールを投げる・受ける技能については,普段から運動に親しんでいることそうでない子の格差が広がっている傾向がみられます。 そのような実態の子ども達が,クラスの友だちと単元の中で協力して学習を進める中で,運動を楽しむための技能を身に付けつつ,相手チームに勝つための戦術工夫をしながら,チームで高め合う学習を目指してきました。 単元前半では,技能が伴わないこともあって,なかなか勝てなかったチームが,素早いパス回しで連勝しました。苦手意識をもっていた子ども達が大活躍していました。 チームの時間には運動が得意な子も苦手な子も意見交流ができ,課題解決に向かって練習をしていました。どの試合も子ども達がチームの勝利に向かって一生懸命力を合わせる姿が印象的でした。 さらに,振り返りではチームの勝ち負けに関わらずに,対戦相手の良いところに気づき,素直に発表する姿が多く見られ,4年生の子ども達がスポーツを楽しむ資質をしっかり身に付けようとしていることが分かりました。 スポーツマンシップの大切な要素に「全力を尽くす」ことがあります。子ども達はチームで力を合わせ,全力で相手チームに立ち向かうからこそ「相手を尊重する」というスポーツマンシップの最も大切な内容が身に付いてくるのだと考えています。 スポーツマンシップの基礎が身に付いた子ども達の学級は,他の学習や生活においても,全ての子どもが安心して楽しく過ごせる学級であると考えます。 今後も子ども達にスポーツの楽しさを伝える学習を積み重ね,スポーツマンシップを育んでいきたいと思います。 |
|