最新更新日:2024/09/24 | |
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第4回 探究道場
12月20日(土),「不倒之塔 〜より高く,より強く〜」というテーマで,今年度最後の探究道場を実施し,中学生47名と保護者15名にご参加いただきました。今回は,全ての運営を本校生徒スタッフが行いました。
内容は,風が吹いている状況でも,それに耐えられる,できるだけ高い構造物をめざし,「構造」について探究するというものです。 初めに,本校生徒の師範より,構造物にはたらく力と倒れやすさの関係について,説明と実演がありました。 次に,画用紙2枚という制限のもと,中学生たちは,ハサミとセロハンテープを用いて塔をつくり,その高さを競いました。師範からの説明をヒントにしながら,設計図を描いたり,同じグループの人と話し合ったり,様々な形にしたり,おもりの量を変えたりしながら,塔を扇風機の風に当てて倒れやすさを確認していました。 コンテストでは,各グループの作った塔が15秒のカウントを見事耐え抜くたびに歓声が上がりました。風で倒れなかった塔の中で,その高さの順に,優勝,準優勝,第三位を決定し,本校生徒スタッフより表彰が行われました。 SSH神戸理研フィールドワーク
12月12日(金)に1年生36名、2年生24名でSSH事業企画フィールドワークとして神戸の理化学研究所(理研)に行ってきました。ポートアイランドにある研究所に到着すると、セミナー室にて広報の方から理研の沿革と2つの研究センターの研究内容のご説明をして頂きました。
つづいて、ライフサイエンス技術基盤研究センター(CLST)の研究員の方から有機化学の研究について、ご講演頂きました。2年生にとっては習いたてのとても良いタイミングで、学校で習った内容を土台に医薬品の歴史から現在の応用分野の紹介まで幅広くお話していただきました。講演後の休憩時間も多くの生徒が研究員を囲んで質問するほど盛り上がりました。 多細胞システム形成研究センター(CDB)の研究員の方からは個体発生や細胞分化に関する研究についてご紹介して頂きました。ES細胞やiPS細胞の研究に触れることができ、研究で使われる胚や細胞の実物もみせて頂き、生徒たちは大きな声をあげて感激していました。 第19回SSH運営指導委員会
12月8日(月)、財団法人稲盛財団専務理事稲盛豊実様、京都大学総合博物館館長大野照文様のお二人をお迎えし、第19回スーパーサイエンスハイスクール(SSH)運営指導委員会を行いました。
平成22年から5年間、第3期SSH研究指定を受け、その最終年度として、「探究活動の指導と生徒の変容を共有する手法」「科学的な態度としての論理的・批判的言語能力を育成するための指導法」の2つの研究課題と卒業生約3200名へのアンケート調査結果と分析について報告を行いました。 委員の先生からは、「失敗談が盛り込まれている体験記集はおもしろい。後輩へのいい動機づけとなる。」「未来が信じられる社会をつくっていかなければならない。」「リスクテイクできる生徒や環境づくりが大切だ。」「目標を変えず、ギブアップしない生徒が伸びていくのであろう。」など、今後の改善に向けての、貴重なご意見とアドバイスをいただきました。 |
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