京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/26
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第2回 探究道場が実施されました。

 7月12日に,堀川高校本能館で今年度第2回の探究道場を実施しました。今回のテーマは「重心から考える物体の制御」です。京都府内の中学生58名が参加し,前回同様に3〜4人で1グループとなり,堀川高校生スタッフがサポートする形式で行いました。
 今回の道場では,物体の重心についての基礎知識を学んだ後,グループごとに,積み木をできるだけ長く横にせり出すように積み上げる設計図を作成し,実際に積み上げてせり出す距離を競うコンテストを実施しました。
 まずは道場師範から物体の重心についての講義です。師範が大きな積み木を使って,重心と積み木が倒れる条件について基礎知識を伝授しました。中学生は,積み木が倒れる条件について,感覚的に知っていたようですが,重心という考え方で明確に説明できることを知りました。
 その後,まずは予備コンテストを実施しました。各グループに4個の積み木が与えられ,中学生は,師範に学んだ知識だけでなく,どのように工夫したら積み木が倒れないか,手と頭を動かして試行錯誤し,6個の積み木を積む設計図を完成させました。コンテストでは,微調整としてそれぞれの積み木を少し動かすことはできますが,積み方は設計図どおりでなければいけません。実際に6個の積み木を積み上げたら崩れてしまい,微調整しても思ったほどせり出せないなど,中学生は悪戦苦闘していました。
 予備コンテスト1位のチームの記録は13.5cmで,事前に堀川高校生が試したときの最高記録に並びました!これは本コンテストでは大記録が期待できそうです。
 いよいよ本コンテストです。改めて各グループに6個の積み木が与えられ,10個の積み木を積む設計図を考案し,実際に積み木を積み上げました。予備コンテストで気づいた工夫も生かし,グループ内でいろいろな意見を交わすなど,楽しそうに取り組んでいました。
 本コンテストの1位のチームの記録は13.6cmでした。重心の知識を活かすとともに,積み木が倒れないように他の積み木をおもりとしたL字形の積み木のユニットを組み合わせるというユニークな設計で,師範も感心する設計でした。
参加した中学生の感想を紹介します。
「積み木を横に長く積むには,規則性を見つけて積んでいくとうまくいくことに気づいた」
「積む物体の摩擦力などが変わるとどうなるのか」
「自分一人で考えているより,他の人の考え方に触れて,自分では思いつかないことがあって,とても面白い」

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