最新更新日:2024/09/20 | |
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12月10日(土)に,SSH「名古屋フィールドワーク」を実施しました。
今回のテーマは「理学と工学のつながり」です。ある一つの物事を見るときに,様々な視点から見ると全く別のことが読み取れる場合があります。探究をおこなう上でもとても大切な力となる,多視点を持つことを,関連性が大きい理学と工学の2分野から見る事で培おうとするフィールドワークです。
訪問先は名古屋市立科学館とトヨタ産業技術記念館です。普段,展示を見るときには意識をしていない,自分がどのような学問分野の視点から展示を見ているのか意識することで,それ以外の視点からはどう見えるかを考えるきっかけとなりました。 名古屋市科学館では,理学を中心とした展示に対して,なぜそのものが必要だったのか,なぜそのような構造にしたのかという考え方を持ち,物作りをした人の考え方に迫ろうとする姿勢が見られました。 トヨタ産業技術記念館では,紡績工場として発展してきたトヨタが,なぜ車の開発に乗り出した理由や,そこにどのような思いが込められていたのかを展示を通して学習しました。チャレンジすることの大変さや,失敗した時にどのように向き合う姿勢を持つべきなのかを学ぶ機会となりました。 事後学習は他の参加者と意見交換することで,自分が持っていなかった視点を得る機会となりました。同じものを見ていてもすごいと感じる部分や,見方が大きく異なっていることでフィールドワークで得た視点がさらに広がったようでした。 |
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