平成28年度が始まりました。
平成25年度に開校しました「白河総合支援学校東山分校」は,平成28年3月31日に閉校し,4月1日から,田邉滋人新校長を迎え,「東山総合支援学校」として新たな出発をされました。
この3年間,地域の皆様,企業・事業所の皆様に支えられて,東山分校は大きく成長させていただきました。旧東山分校長として御礼申し上げます。本当にありがとうございました。今後とも引き続きご支援賜りますようよろしくお願いいたします。
さて,白河総合支援学校も本年は多くの教職員を迎え入れ,「新生白河」としての新たなスタートを切ったところです。
学校教育目標は,昨年度と同じで,「自ら働く力を高め,働くことを通して社会に貢献し,自らの未来を切り拓く人を育む」です。
生徒の働く力を育てる「職業学科」としての使命をしっかり担い,着実に歩みを進めていきたいと考えています。
目指す生徒像・教職員像は,よりわかりやすくするために表現等を変更し新たに設定し直しました。
■目指す生徒像 <自ら考え行動する生徒>
○自ら学び,自らを高めようとする生徒
○自ら律する力を高めようとする生徒
(他者や社会とのかかわりの中で,自らより良い行動をとろうとする生徒)
○自らの未来を切り拓こうとする生徒
○自ら健康管理に努める生徒
○人に感謝し,社会に貢献しようとする生徒
■目指す教職員像 <職業人として生徒のモデルとなる教職員>
○一人一人の生徒を徹底的に大切にする教職員
○生徒一人一人のキャリア発達を支援するための適切な学習内容・学びの場を提供する教職員
○総合支援学校教職員としての専門性を高め,自らキャリアアップを図る教職員
○保護者・地域・企業・関係機関等との連携を大切にする教職員
○自らの健康管理に努め,ライフワークバランスをとる教職員
■目指す学校像 <地域・企業と共に歩む学校>
○地域に開かれ,地域や企業と協働し,社会に貢献する学校
○生徒・保護者・市民から信頼される学校
○「育」支援センターを中心に総合育成支援教育に関する相談センター機能を発揮する学校
※学校教育目標・経営方針の詳細につきましては,ページの右の欄の配布文書「H28 学校教育目標・経営方針」をご覧ください。
本校は,数多くの企業からの協力を得て,企業とのパートナーシップによる「デュアルシステム」を取組の中核とし,生徒自らが働く力を高めていくことを支援しています。
また,地域の皆様や諸団体・関係機関の協力を得て,「地域協働活動」の開発を推進しています。
本年も,この「デュアルシステム」の充実と「地域協働活動」の開発を柱に教育実践を展開してまいります。
地域や企業の皆様,日ごろからのご支援・ご協力,本当にありがとうございます。本年も教職員一丸となって教育実践を進めてまいりますので,どうぞよろしくお願い申し上げます。
平成28年4月1日
京都市立白河総合支援学校
校長 松田 実