京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/31
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H27年度入学式 式辞

 本日、午前中に岡崎本校の入学式、午後には東山分校の入学式を行いました。
 新入学生は、緊張した面持ちでしたが、その引き締まった表情からは、「これから、頑張っていくぞ」という決意が見て取れました。

   式 辞

 桜の花びらが舞う春爛漫の季節となりました。この春の佳き日に、ご来賓、並びに保護者の皆様のご臨席を賜り、平成27年度 京都市立白河総合支援学校・東山分校入学式を、かくも盛大に挙行できますことは、新入生はもちろん、私達教職員、在校生にとりましても大きな喜びです。
 新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
みなさんは、後3年たって本校を卒業するときには、社会に出て働きたい、企業に就職したいという思いを持って本校に入学を希望しました。昨年度までに、何回か学校見学やオープンスクールに参加し、本校に入って働く力をつけるんだという強い意志をもって本校を希望し、そして、見事に入学を果たしました。
 皆さんは、今日から、白河総合支援学校・東山分校の生徒の一員です。皆さんの入学を、心から歓迎いたします。

 さて、本校は、職業学科の学校です。職業学科である本校の教育目標を次のように定めました。
「自ら働く力を高め、働くことを通して社会に貢献し、自らの未来を切り拓く人を育む」 です。
 どんな仕事であっても、社会に出て働くこと、それは、人の役に立つことであり、社会に貢献することです。これからの3年間の学びを通して、働く力をしっかりと身に付け、社会に貢献する人になっていってください。そして、さらに、仕事だけではなく、スポーツや音楽・美術・旅行・その他の趣味なども楽しむ豊かで文化的な生活も送ってほしいと思っています。
 皆さんは、将来どんな人になりたいですか。どんなことがしたいですか。どんな仕事に就きたいですか。どんなふうに働きたいですか。どんな生活をしたいですか。皆さんそれぞれ一人一人に夢を持っていることと思います。
 皆さんの夢を実現していくために大切なことを二つお話しします。
まず一つは、自分で自分自身を高めていくということです。自分から進んで様々な学習・実習・生徒会活動・部活動などに取り組んでいってください。自分で考える、自分からする、そして常に自分自身を振り返るということを心に留めておいてください。
 次に、なによりも大切なのが健康です。しっかり勉強や部活動ができるよう、そして働く人としての力が発揮できるよう、自分で自分自身の健康管理ができるようになってください。具体的には、睡眠時間を十分取る、バランスの良い食事をとる、適度な運動をするというようなことを実行していくことです。
 一つ、自分で自分自身を高めていくこと。一つ、自分で自分の健康管理をしていくこと。この二つをしっかり心にとめて、3年間頑張っていってください。

 保護者の皆様、本日は、お子たちの白河総合支援学校・東山分校へのご入学、誠におめでとうございます。本日より卒業するまでの三年間、お子たちをお預かりいたします。私たち教職員は、全校をあげて、一人一人の生徒を徹底的に大切にし、一人一人が働く力をしっかりと身に付けていけるよう、指導・支援に当たってまいります。
 子どもたちのより良い成長のためには、学校と保護者の皆様との連携が不可欠です。子どもたちの基本的な生活習慣を整えていくとともに、子どもたちの頑張りを認め,誉め、また、子どもたちが間違ったことをしているときには、愛情をもって叱り正しい方向に導いていくということをしていきたいと思っています。
 適切なアドバイスや支援によって子どもたちはどんどん成長し、働く力・生きる力を付けていきます。卒業時には、子どもたちが自ら働く力を高め、企業等への就労を実現していけるよう、学校と保護者が一体となって子どもたちを支えていきたいと思っています。
どうか、学校に信頼をお寄せ頂き、ご支援、ご協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。

 本校は、企業とのパートナーシップによる「デュアルシステム」を取組の中核としています。産業現場での実習に力を入れ、生徒自らが働く力を高めていくことを支援しています。
 また、地域の皆様や諸団体・関係機関の協力を得て、地域で学習させてもらったり、地域の方と共に活動したり、地域に貢献させてもらったりする「地域協働活動」の開発を推進しています。
 今年は、この「デュアルシステム」の充実と「地域協働活動」の共同開発を柱に教職員一丸となって教育実践を展開してまいります。

 最後になりましたが、ご来賓の皆様、地域や企業の皆様、日ごろからのご支援・ご協力、本当にありがとうございます。ご多用のなか、本校の入学式に、ご臨席いただきましたこと、高いところからではございますが、御礼申し上げます。


         平成27年 4月 9日 
         京都市立白河総合支援学校
         京都市立白河総合支援学校東山分校
         校 長   松 田   実

平成27年度のご挨拶

画像1
 平成27年4月1日付で,校長を拝命いたしました松田 実です。

 「自ら働く力を高め,働くことを通して社会に貢献し,自らの未来を切り拓く人を育む」を教育目標に据え,目指す生徒像・教職員像・学校像を以下のように設定しました。

<目指す生徒像>
○自ら学び,自らを高めようとする生徒
○自己実現を図る生徒(自らの未来を切り拓く生徒)
○自らを律する生徒(自分自身をより良くするように自分でコントロールする生徒)
○自ら健康管理に努める生徒
○社会に貢献する生徒

<目指す教職員像>
○一人一人の生徒を徹底的に大切にする教職員
○自らキャリアアップを図る教職員(高まり合える教職員集団)
○職業人として生徒のモデルとなる教職員
○学校経営の視点を持つ教職員
○ライフワークバランスをとる教職員

<目指す学校像>
○地域に開かれ,地域や企業と協働し,社会に貢献する学校
○生徒・保護者・市民から信頼される学校
○「育」支援センターを中心に総合育成支援教育に関する相談センター機能を発揮する学校

※学校教育目標・経営方針の詳細につきましては,ページの右の欄の配布文書「H27 学校教育目標・経営方針」をご覧ください。

 本校は,数多くの企業からの協力を得て,企業とのパートナーシップによる「デュアルシステム」を取組の中核とし,生徒自らが働く力を高めていくことを支援しています。
 また,地域の皆様や諸団体・関係機関の協力を得て,「地域協働活動」の開発を推進しています。
 今年は,この「デュアルシステム」の充実と「地域協働活動」の共同開発を柱に教育実践を展開してまいります。

 地域や企業の皆様,日ごろからのご支援・ご協力,本当にありがとうございます。本年も教職員一丸となって教育実践を進めてまいりますので,どうぞよろしくお願い申し上げます。

             平成27年4月1日
             京都市立白河総合支援学校
             校長 松田 実


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京都市立白河総合支援学校
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