京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/08/26
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新年明けましておめでとうございます

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新年あけましておめでとうございます。
本年度は東山分校の開設,産業総合科に加え,地域総合科の創設に始まりました。年度が変わるまで3ヶ月を切り,卒業式までには2ヶ月を切りました。3年生の就職戦線もラストスパートに入りました。
年明けは年度のまとめの時期であり次年度の準備の時期,どうしても慌ただしさを感じるわけですが,追われるという気持ちではいけないと思っています。スケジュールに追われるというのは,ともすれば主体性のなさでもあり,ルーティンの繰り返しでもあります。もちろん,平常心でもって一つ一つのことをクリアしていくことは大切ですが,同時に,先を見ることやまわりを見渡すことを忘れないでいたいと思います。
夢には追われません。夢は追うものです。本年もよろしくお願いします。

前期が終わり後期が始まります

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 岡崎キャンパスで行われる恒例の地域感謝祭,今年は地元地域から150名を超えるみなさんにご来校いただき盛況に終わることができました。養正サテライトでは七夕祭り,東山キャンパスでは修道夏祭りや体育祭等様々な地域行事が行われました。日常的な催しとして,岡崎キャンパスでは,高齢者体操教室,あんずの会さんの配食サービス,岡崎社会福祉協議会の井戸端サロン,養正サテライトでは養正カフェや図書サービス,保育所との協働事業等,そして,東山キャンパスでは自治連行事,社会福祉協議会行事をはじめ,諸事業が催されています。
 平成16年の職業学科開設を期に白河総合支援学校の「地域とともに」というスローガンが芽生え,それが徐々に発展し,平成21年のサテライト教室・専門教科地域コミュニケーションの開設,平成25年の東山分校の開校にともなってより中身の濃いものになってきました。
 地域との協働事業は学校側においては,生徒の職業観や人生観をより確かなものにする社会貢献意識や社会性の伸張と支援者の拡大を目的としたものですが,今一度,生徒たちの育ちについて振り返り,地域協働事業によって生み出される1回1回のチャンスを一人一人の生徒の成長に活かせるようにしなければなりません。支援学校における地域協働事業は非常に意義ある教育活動であることは認められていますが,まだまだ全国的には進んでいるわけではなく,市民のみなさんと京都市立総合支援学校がトップランナーとして牽引していくことが求められています。

 岡崎キャンパスの地域感謝祭をもって1年生が総合科として臨む初めての前期が終わり,1年生がそれぞれの専門教科の方向性を定めて取り組む後期が始まります。
終業式では岡崎キャンパスに全学年が揃い,私から振り返りと気づきについて話をしました。産業現場実習や地域協働活動をはじめとする専門教科の演習等,学習活動全てにおいて,「なんのために=意義や自己目標」「何を=活動内容・すること」「どのように=方法・いつ,誰と,どこでどのように等」を一人一人がしっかりと見据えて,「どうだった」という結果の客観的な振り返りと,そこからわかったこと「気づき」をもとに,これからこうやっていこうという見通しを持ち目標を更新していってほしいと思います。

軟式高校野球選手権大会に参加して

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 7月28日の太陽が丘球場、3塁側を埋める100名以上の応援団の声援の下、白河総合支援学校軟式野球部は初めて高野連主催の夏の京都府選手権大会に出場しました。立命館高校に15対0でコールド負けしましたけれど、1回裏、4回裏は0封してますし、相手の大量得点時でも折れずに頑張ってました。バントできる場面でもフルスイングするなど堂々たる戦いぶりでした。私からは、生徒たちに、「悔しい思いをしている3年生は是非、立派な職業人になることでリペンジしなさい。1年2年はこれからです。みんな素晴らしい試合をありがとう」と伝えました。
 さて、試合への出場だけではありません。京都府野球連盟軟式野球部はみんなで助け合って試合を運営しています。グランド整備、スコアラー、電光掲示板、アナウンス、ボールボーイなど、自分の試合のないときは他のチームの試合のために活動します。
本校女子選手は公式戦スコアラーを担当しました。それを京都翔英の女子マネージャーがサポートしてくれました。グランド整備も周囲の選手に教えてもらいながらやりました。ある男子選手はボールボーイをやっていて勝利校の校歌斉唱の時にお茶を飲んでいて審判に注意されました。
 こうして、一般の高校と共に活動することで生徒たちは多くのことを学べたと思います。「共に生き共に学ぶ」ことを実感できた機会でもありました。

地域とともに

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 先週の土曜日に、東山分校で地元の修道地域の方への「お披露目式」をしました。何度も喫茶サービスのプレオープンにお越しいただいている方から、「1年生のみなさんが、入学して間もないのに、こんなに立派なサービスができているのに感心しました。いろいろなことをご一緒できそうで期待しています。」との言葉をいただきました。「ありがとうございます。皆様に育ててもらった成果なのですよ」とお答えすると、「もっと毎日学校に来ないといけませんね。私たちもがんばらないと。」と言っていただきました。
 セレモニーの後、地域のみなさんに校内をまわっていただきましたが、みなさんにとっては懐かしい修道小学校の校舎、今も残る階段の手すりをみなさんでなでながら、「よく滑り台にしたね」と話しておられました。地域のみなさんと本校の生徒が協働し、そのことで、ともに幸せになる学校であることが実感できるひとときでした。

「教えて学ぶ」

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 久しぶりに校内をゆっくり見て回れる時間があったので,食品加工の厨房に入って生徒たちと活動を共にしました。校長が厨房内をうろうろ巡回していても邪魔なだけなので,できることのお手伝いをさせてもらうことにしました。私の「指導」には3年生のYさんが担当してくれました。物静かな彼女には中3の時の印象とそんなに変わらないものがありました。しかし,彼女の食パン作りにあたっての的確な指示の出し方に私はびっくりしました。「手でちぎらないでスキーズを使います」「こういうふうにもう少し力をいれて手を動かしてください」「シワは下になるように、上は丸くなるように」向かい側で自分の手をやすめないで仕事をしながら私の様子をちらちらと見,ニッコリしながらタイミング良く声をかけてくれます。声だけかけるときと,自分の手元をとめてゆっくり例示してみせてくれるときがあります。声が小さいという印象がある彼女ですが,声は聞き取りやすく他の人には漏れない丁度いい大きさです。
 仕事を教えるということは,単に仕事ができるだけではなく自分が学んできたものを言葉やしぐさにして表している姿でもあります。自己有能感にもつながるし,人間関係の形成やコミュニケーション能力を伸ばすことにもなっているし,工程を言葉に変換して組み立て直すということができれば,それは,新しい職場で新しい技能を習得していく力にもなります。オープンキャンパスでは2年生3年生を中心に中学生にガイダンスしているのですが,教えて学んでいくことの効果を期待しています。

生徒会のスローガン

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生徒会のスローガンを決めて、本部役員が校長室に持ってきて報告してくれました。

 ☆ みんながメリハリをつけ、楽しい学校にしよう
 ☆ 協力し合おう
 ☆ 自分から笑顔で挨拶しよう
 ☆ 身だしなみを整えよう

 生徒のみんながこのスローガンを意識できるように生徒会のみなさん活躍を期待しています。みんなで楽しくはしゃいでいることもあれば、身だしなみをバシッと整えて挨拶や報告をしたり、会社面接に行ったりというところでしょうか。
 みんながそうした学校生活を送っているのはきっと「笑顔の挨拶」でわかるんだと思います。


会社訪問をして

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 ただ今、会社訪問をしています。特に人事関係の部署は年度初めのお忙しい時期ですが、担当の方に貴重なお時間をいただいて、障害のある人の就労に関する様々なお話をうかがっています。
 日本新薬株式会社では、白河と鳴滝の3人の卒業生の社員の方にお会いすることができました。応接室にお茶を持ってきてくださった人事課の方はまさしく白河の卒業生でしたが、思わず「立派になって・・・」と言ってしまいました。また、もう7年目になる卒業生の方は、上司の方より、「課のスタッフがみんな彼女の仕事が終わるのを今か今かと待っているんですよ(彼女がいないとできない仕事がいっぱいある)。」と紹介いただきました。卒業生が会社の中で普通に社員として、戦力として活躍している姿を目の当たりにし、彼女たちの育ちをとても嬉しく思うと同時に、こうした喜びを与えてくださった会社に敬意を表さずにはいられません。ありがとうございます。

新年度がスタートして

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 東山キャンパスで全校生徒が一同に会した新入生を歓迎する会では、1年生がしっかりとした自己紹介ができていたことと、2、3年生が、先生たちのフォローなして会を運営できていたことに感心。
 それからまた1週間が過ぎ、1年生もずいぶん学校に馴染んできましたね。クラスの目標を決める様子を拝見しました。どのクラスも和気あいあいとしており「夢を語り合えるクラス」という言葉も出ていて、なかなかやるじゃないかと、これまた感心でした。中学校での取組やオープンキャンパスで参加者グループでのキャリアアドバイスを積み上げてきた成果ではないでしょうか。
 さて、今日から岡崎キャンパスと東山キャンパスをつなぐスクールバスが業務運行されました。1年6組から本校で専門教科をする学習するためのオリエンテーション学習を、実際にスクールバスに乗車しながら始めました。そして、今晩からオリエンテーション合宿が東山キャンパスで始まります。

ご挨拶

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ご挨拶

平成25年4月5日、門川大作京都市長、大西均京都市議会議長をはじめ、たくさんのご来賓のみなさまにご臨席いただき、白河総合支援学校東山分校開校式が盛大に開催され、岡崎キャンパス(本校)、養正サテライト教室、東山キャンパス(東山分校)からなる新しい白河総合支援学校が発足いたしました。関係機関のご尽力と、地元修道学区のみなさまにおかれましては、暖かく迎え入れてくださいましたこと深く感謝申し上げます。
本校は高等部職業学科単独の総合支援学校であり、生徒たちが企業就労していくことを目指して働くことを学ぶ学校です。これまで、地域に開かれた学校として、岡崎・吉田地域の皆様、また養正学区の皆様とともに、販売演習や、地域感謝祭、高齢者介護予防事業、配食サービスなどに取り組んでまいりました。
また、カリキュラムの中心として、学校での学習と企業での職場実習を組み合わせたデュアルシステムに取り組み、300社を超える企業・事業所の皆様のご協力の下、長期間かつ数多くの実習に取り組んでまいりました。
こうした取組の結果、産業総合科では、平成18年度卒業の1期生以来、200名を超える企業人を輩出してまいりました。
改めまして、これまでの、多大なご支援ご協力に感謝申し上げるとともに、各地元地域の皆様、企業の皆様におかれましては、今後ともご交誼たまわりますよう宜しくお願い申し上げます。

 1年生の保護者の皆様、お子様のご入学おめでとうございます。2年生、3年生の保護者の皆様におかれましては、改めまして、日頃の本校教育へのご理解とご協力に感謝申し上げます。
 私たち教職員は、全校組織をあげ、一人一人のお子さんを徹底的に大切にし、一人一人の目指すキャリア(生き方)の実現に全力を尽くします。付きましては、学校に信頼をお寄せいただくとともに、本校教育について、ご協力並びにご忌憚のないご意見を頂戴しますようお願い申し上げます。

平成25年4月5日 校長 芝山泰介

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