最新更新日:2024/05/31 | |
本日:97
昨日:166 総数:1069050 |
総P連と市教委との教育懇談会につきまして
11月30日(月),京都市総合教育センターにて,「京都市立総合支援学校PTA連絡協議会と京都市教育委員会との教育懇談会」が行われました。
以下のような内容を重点項目として掲げ,障害のある子ども達が安全安心に学校生活を送り,必要に応じた質の高い教育を受け,社会参加をめざす取り組みを維持・発展していけるように,保護者の皆様から頂いたご意見(要望書)をもとに,京都市教育委員会との話し合いがもたれました。 <総P連としての最重点項目> 1 子どもたちが,障害種別を超えて,互いに協力し合い,学び合いながら育っていけるような教育内容を充実させること。あわせて,児童生徒数増加に伴う増収容対策等,教育環境の改善整備を進めること。 2 個に応じた教育が,個別の包括支援プランの実践を通して確実に高まるよう,意欲と情熱のある人材を確保し,専門性の育成のための学校支援を図ること。あわせて,PT・OT・ST等の専門家の継続的な配置も図ること。 3 育支援センター充実のための条件整備を進めるとともに,センターの相談・支援活動が,より効果的なものとなるため,地域の幼,小,中,高等学校等の自らの取組を更に進めるよう働きかけること。 4 地域社会で生活することを考えて,より積極的な交流及び共同学習を進める条件づくり・環境づくりに取り組むこと。あわせて,放課後学習や余暇活動の充実にも取り組むこと。 5 新型コロナウイルス感染症拡大による死者等が発生している状況を鑑み,感染症対策の徹底による児童生徒の感染防止と保護を優先して行うこと。 <地域制総合支援学校においては> 1 スクールバスに乗れない医療的ケアの必要な児童生徒の登下校にかかる保護者負担の軽減。 2 教育水準を落とさないように計画的な人事異動と,専門性と意欲をもって指導及び支援にあたる教員の採用。 3 特に重度障害のある子どもや,医療的ケアが必要な子どもに経験の充分な専門性の高い指導者や看護師の配置。 4 教員の質や専門性の向上のため,研修等の時間確保ができるような教職員の増員。 5 卒業後も地域でよりよい生活をしていくために,教育委員会と福祉関係機関の更なる連携。 6 子どもや介助員が安全に乗降できる低床バスやリフト付きのスクールバスの配置。 |
|