京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/22
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深呼吸

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 5月も末となり,これから梅雨の季節を迎えることとなります。体育館横のテラスからまなびの森を見渡すと,うっそうと茂る森の向こうに宇治黄檗の山々が見えますが,あたかも深山幽谷にいるような気分になります。
 4月から頑張っていると少し息切れするのが5月です。「しんどいな」と感じたら,体育館横のテラスに来て目の前の森と遠くの山並みを眺めながら深呼吸するのもよいでしょう。分教室のある病院から見る眺めでは,私は特に,黒谷の五重の塔が山裾に見える如意ヶ岳(大文字山)の眺めが好きですが,みなさんはいかがでしょうか。

憲法月間によせて

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 人はひとり一人違います。この社会にはいろいろな人がいます。世界に目をやると,様々な文化や宗教,考え方があります。身近なところに目を移すと,まわりにいる人たちは,みんな違った性格や価値観を持っています。玄関の前の花壇のようにその人その人の花が咲いていていいですね。
 ある人は「明るく強く優しくありたい」と努力するかも知れません。それは素晴らしいことです。でも,そうありたいと思っても,誰でも落ち込み暗くなることがあります。強くありたいと頑張ってポキッと折れてしまうこともあるでしょう。優しくありたいと思って人に気遣いし過ぎて疲れることもあるでしょう。しかし,どうであっても,その人はその人のままで尊重されるのです。同じように,他の人もまた,ありのままで尊重されなければならないのです。
 日本国憲法13条には,「すべて国民は個人として尊重される」とあります。ひとり一人みんな違ったそのままで大切にされなければならないということと,そのために,「違い」を認め受け入れられるようになることが大切だとしています。同時に,「公共の福祉に反しない限り」とあります。誰かだけを「尊重」するために他の人が傷つけられるようなことはあってはならず,みんなが尊重されなければならないのです。
 5月は憲法月間です。3日の休日参観の日には,このテーマをとりあげて話をします。日本国憲法の精神に思いを寄せ,人は誰もがかけがえのない存在であり,自分を大切にすること,人を大切にするということについて振り返る機会にしたいと思います。

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