最新更新日:2024/09/18 | |
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平成26年度 校長挨拶
ご挨拶
本校は,昭和52年4月に,隣接する国立療養所宇多野病院(現在の独立行政法人国立病院機構宇多野病院)に長期療養・入院する進行性筋ジストロフィー及びそれに類する筋疾患等の児童生徒を対象とする病弱養護学校としてその歩みを始めました。現在,小学部児童1名および高等部生徒3名が学んでおります。 病弱部門の支援学校としては,平成22年度から,分教室が設置されていない市内の病院で入院治療を受けている小中学生に対する訪問教育を,それまで単独で実施してきた桃陽総合支援学校と分ける形で実施しております。具体的には,本校は北総合支援学校と西総合支援学校の通学圏にある病院への訪問教育を実施しています。 また,昨年度から,京都市立病院内に新たに分教室「わかば」を開設しております。この教室で「できる」「わかる」喜びを一つずつ積み上げ,児童生徒の自信や自尊心を育てることが,病気に立ち向かっていく大きな原動力になると考えております。 ご希望等がございましたら,お気軽に本校までご相談下さい。 前後致しますが,本校は平成16年度に高等部に職業学科(生活産業科)を設置し,今年度で11年目を迎えております。専門教科として,流通・サービス(ビルメンテナンス),家政(クリーニング),福祉(福祉・介護)を設定し,卒業後の企業就労を目指した職業教育に取り組んでおります。 1期生が卒業してから過去8年間に120名余りの生徒が企業就労を果たしており,今年度も3学年70名の生徒が,それぞれの夢の実現に向け学んでおります。 校外演習も地域の皆様方のご理解ご支援のもと,年々充実発展してきており,一昨年度からは「壬生サテライト施設」を拠点として地域貢献活動も展開しております。 今後とも本校教育の推進に一層のご支援ご協力を賜りますよう,どうぞよろしくお願い致します。 京都市立鳴滝総合支援学校長 竹内 香 |
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