京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/09/18
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本校は、本年7月1日に創立145周年を迎えます。これからも将来を見据えた教育内容を実践する学校として、地域や市民に愛される学校づくりを行います。

万博イベント振り返り会

 8月5日に実施しました本校生徒の独自イベント「未来のオアシス〜五感で感じる涼感アート〜」が終了し、その後5週間目のステップとして、イベントを通した気づきや学び、その後の変容や成長を確認し合う「振り返り会」を9/12に行いました。

 (イベント当日の報告記事はこちら → <前編> <後編> )

 司会者から目的の確認後、当日参加いただいた来賓の方々の暖かい感想や1年生からのレポートや写真を見て、当日の空気感や達成感がついこの前の様に蘇ってきました。
 その後イベント発足当初のメンバーの思いを記した「未来日記」をLKPTの手法を用いて、学んだこと、続けて行きたいこと、課題、挑戦したいことに整理して振り返りを行いました。皆自身の書いた日記を読み返しながら、当時の思いと今の思いを重ね合わせて、真剣に自分を見つめ直していました。発表では今まで人前で話すのに苦手意識をもっていた生徒が一番に手を挙げて、積極的に発表していました。
 「参加する」という一歩が自分の大きな行動変容に繋がったことから、今後世界に向けて発信する「提言」も最初の小さな一歩のアクションを起こすことから始まり、より多くの方に受け取ってもらえる大きなインパクトに繋がる可能性があることを生徒たちは学びました。

 各チームから発表された「提言」をまとめ、世界に向けて発信していきます。今後も引き続き皆で協力し合いながら行動変容を促し、挑戦し、5ヵ月後の2026年1月に活動の総まとめを行い「解散会」につなげていきます。

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探究F授業の集大成として「ハッシンショー」を実施

 3年生アートフロンティアコースの生徒たちは、卒業後の自身のキャリアや生き方を主体的に考えることを目的に、探究F授業の中で美術作家や大学関係者などの講演・ワークショップを通して、柔軟な発想と批判的思考を発揮し、他者に効果的に伝える技術を身につける取組を重ねてきました。
 9/9(火)はその集大成として、昼休みの時間を利用して全校生徒に向けて「ハッシンショー」を実施しました。3チームに分かれ、それぞれに決めたコンセプトを元にチームで協働し、単に服飾を発表するファッションショーではなく、自分自身が伝えたいメッセージを他者に発信するというイベントです。
 まだまだ外は暑い中、生徒たちは思い思いの服装や持ち物で工夫を凝らし、校舎の通路をランウェイのごとく闊歩し、それぞれの考えた決めポーズを決め、少し照れながらも笑顔がはじけていました。教員も生徒たちにプロデュースされながら、一緒に楽しんでいました。観客からはあちこちで「かわいー」と大きな声援や拍手、歓声が沸き起こっていました。生徒達は今までの楽しかった思い出やこれからの希望を胸に、思いっきり楽しんで発信していました。
 グループで協働して創り上げた今回の経験を活かして、それぞれが新たな価値を生み出し、社会への貢献意識を高めてほしいものです。

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ハッシンショー その2

全体写真と個人写真
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能登半島ボランティア生徒派遣報告(3日目)

 最終日も、取材したスポットを巡りながら輪島市方面に進みました。
外浦の海は、白いサンゴが露出し、海で磨かれた丸い石が拾えたり、流木などのごみがたくさんそのままになっていたりと、隆起の状況が見て取れました。
 また、昨年に起きた集中豪雨による土砂災害の被害もあり、多くの崩れたままの家屋や道路を目にすることになりました。生徒たちにも緊張感が走ります。

 派遣の前日の8月6日、この日も能登は集中豪雨で、私たちが3日目に通る予定の道路が冠水。実は、2日目でもまだ交通規制があり、通れるかどうかわからない状況でしたが、ちょうどこの日に解除されたとのことで、予定通り石川県輪島漆芸美術館に向かうことができました。貴重な輪島塗の作品を解説を交えながら見せていただきました。
(この美術館が所蔵している夜の地球儀は、現在大阪万博に出品されています)

 美術館のロビーを少しお借りし、絵本をどのようにまとめるか、方向性をミーティングしました。少しだけ話すつもりが、意見が活発に交わされ、バスの時間ぎりぎりまで話し込みました。慌ただしく大学生と別れ、宮城野さんと一緒に帰路につきました。


「風景や建物が失われても、人の中に残る思い出や感情は生き続けるのだなと強く感じました。その"心の風景"を、アートの力で可視化することは単なる復元ではなく、"心に残る珠洲"を表現することだと考えます。また、復興という言葉の意味について考えさせられました。能登半島地震のような大規模災害において復興とは、"ただ戻すこと"ではなく、"未来を創ること"だと私は思います。その未来を描くために、アートは人の心を癒し、つなぎ、動かす力を持っています。能登で息づいてきた文化や芸術が、災害を乗り越えた先の"新しい風景"を創る鍵になるのかなと強く感じます。」


生徒はこのように語ってくれました。

これからも私たちにできることを考え、思いをつないでいきます。

(写真上)外浦の海
(写真中)隆起の様子
(写真下)石川県輪島漆芸美術館にて


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新3年生に向けてコース選択説明会を実施しました

 9/5(金)LHRの時間を利用して、新3年生に向けてコース選択説明会を実施しました。2年生の秋は進路選択の上で大変重要な時期となり、3年生次の自身の進路志望やその実現方法について改めて考えるタイミングとなります。
 本校には2つの進路選択コースがあり、3年次のクラス編成にもかかわってきます。進行担当教員から「皆さん選択コースは決めていますか」との質問に、約半数の生徒が手を挙げていました。裏を返せば半数の生徒たちはまだ今後の進路を決めかねている状況で、教員の説明に真剣に聞き入り、うなづきながらメモを取ったり、スライドを写真で撮ったり、その眼差しは真剣そのものでした。
 進路部からは、2年生の後半の過ごし方やコース選択のポイント、入試の流れや勉強の仕方といった内容を、厳しく、そして応援のメッセージを込めてアドバイスがありました。
 最後はケーススタディを生徒同士で考え、話し合い、発表しました。高校生活のちょうど折り返し時期、生徒たちには教員や周囲の先輩によく相談して、しっかりと自身に向き合って決断してほしいものです。

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鉄道警察隊との連携(デザイン専攻)

 本校デザイン専攻(3年生)では、京都府警察鉄道警察隊との連携授業を行っています。このほど「ちかん・盗撮 ZERO」スタート式(8/30)において、4月から3年生のチームが制作に取り組んできた広報ポスターおよび啓発映像のお披露目が行なわれました。また、本校に対して、各鉄道事業者様ご臨席のもと鉄道警察隊会から感謝状を贈呈いただきました。
 今後、駅や車内でポスターや映像を使った啓発が行われます。鉄道を利用されるときにぜひ本校生徒の作品をご覧いただくとともに「ちかん・盗撮 ZERO 〜あなたができることは、ゼロじゃない〜」の推進にもご協力ください。

京都警察鉄道警察隊の生徒作品紹介ページはこちら
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能登半島ボランティア生徒派遣報告(2日目)

 2日目の朝は、珠洲市飯田町の付近を自由に散策しました。
開けている場所が多く、「公費解体された」とのこと。草が鮮やかで海も見えてきれいだと感じていたので、やりきれない思いでした。

 自由に散策したあとは2グループに分かれて行動しました。
 1チーム目は、石川県立飯田高等学校に訪問させていただきました。
夏休みというのに生徒さんと先生方が温かく迎えていただき、お話を聞かせていただいたりしました。校舎は壊れている状況のままのところが多く、爪痕を直視しながら校内を歩かせていただきました。
 2チーム目はあみだ湯に訪問させていただきました。
この銭湯は、昨年まだ水道の復旧が各家庭にいきわたっていないときに、地域の人にお風呂に入って癒されてもらいたいという思いでオーナーの方々が自分たちで工事をして営業を再開させたそうです。まずは銭湯で使用する薪を運ぶお手伝いをさせていただいたりしました。この薪は、震災で崩れた家の木材です。手伝った生徒は、「この銭湯は言葉通り住民全員の思いの詰まった銭湯なのだと思った」と語っていました。薪運びが終わったあと、たまたま訪問日が重なった、兵庫県芦屋高校の生徒さんたちと一緒に発災直後のお話を聞かせていただきました。

 その後、初日に取材をした場所をめぐり、宿舎に到着。夕食は、昨年に取材・絵本制作した能登の食事から、食べてみたい料理をピックアップしてみんなで作りました。できあがってみると、3品とも汁物!どれも味に違いがあり美味しかったです。

(写真上)飯田高校のみなさんとフィールドワーク
(写真中)あみだ湯での活動
(写真下)晩御飯づくりの様子
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能登半島ボランティア生徒派遣報告(1日目)

 本校と交流の深い宮城県宮城野高校と一緒に、金沢美術工芸大学の協力のもと、昨年の能登半島地震の被災地域の方との交流を今年も実施しました。
8月7〜9日の夏真っ盛り、4人の有志の生徒と教員2名で能登半島へ行ってきました。

 今年は能登半島の先端である珠洲市まで足を延ばせることになったので、その風景をしっかりと目に焼き付けたいという思いで、珠洲市の「風景」をテーマにしよう、とワークショップを計画しました。インタビューをした場所を実際に訪れ、語り手の記憶の風景と、実際の風景を見て、生徒たちが感じた風景を描き、それを絵本という形にまとめます。

 1日目は珠洲市立図書館にご協力いただき、地元の利用者の方や館長・副館長さんから「あなたの珠洲市の思い出の風景を教えてください」とインタビューし、その風景の詳細や思い出のエピソードを聞きながら、お話から風景の絵をクロッキー帳に起こしました。

生徒たちは、

・ある男性は、「震災後の景色にマイナスな感覚しか抱かないのではなく、その景色もダイナミックで自然を感じられる」と語っていたことが印象的だった。
・私たちはただの「風景」ではなく、人々の「記憶」や「想い」が刻まれた場所の大切さを実感した。今、その「記憶」をどう未来につないでいくかが、私たちにとっての大きな問いだと感じた。

と語ってくれました。

 夜は3校合同でインタビュー内容の共有と、翌日のルートを相談しました。

(写真上)出発の京都駅で
(写真中)珠洲市図書館でのワークショップの風景
(写真下)宿での3校合同ミーティングの様子


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グラウンドの草抜き

 暑い夏休みもあっという間に終わり授業が再開しましたが、気がつけばグラウンドに雑草が生い茂っている状態でした。
 このままでは授業に支障が出そうでしたので、今日の放課後、教職員みんなで、草ぬきを行うことにしました。そして、30名ほどの生徒たちも手伝いをしてくれました。「先生と一緒に草抜きって楽しいわ!」と言ってくれる生徒もいて、およそ30分間の作業を楽しそうにしてくれました。
 暑い時間帯を過ぎていたとはいえ、手伝ってくれた生徒の生徒の皆さん、ありがとうございました!

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「BIKO Art Hunting」を実施しました!(実習室見学編)

 実習室の見学では、3年生たちが実際に卒業作品を制作している様子を(運営上遠目からではありますが)興味深く見学されていました。近くで見学できる場合は、本校生徒の方から笑顔で話しかけたり、来場保護者の方から質問される等、和やかな雰囲気で見学されていました。
 また、実習室の展示作品について、在校生の説明担当者が一生懸命説明する様子に来場者の方々も真剣に聞き入っておられました。スタンプラリーも人気で、すべてコンプリートされた方には本校PTAから記念品(校名入り鉛筆)の贈呈がありました。

 今回は、中学校1年生から3年生まで300名近い来場がありました。沢山のご来場ありがとうございました。いただきましたアンケートを元に、さらに期待に応えられますよう工夫を重ね、企画を充実させてまいります。

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