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最新更新日:2024/07/24 |
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専攻を越えた学び(藍染め)ーBIKO steAmの観点からー
染織専攻では、伝統的な染料のひとつである「藍」を使用した授業を実施しています。
移転に伴って新たに藍を建てることになったため、日頃よりお世話になっている田中直染料店より鹿児島様をお招きしてレクチャーをしていただきました。 今回は授業ではなく、放課後に染織専攻とファッションアート専攻の2・3年生の希望者を募って、行いました。 天然の藍は、蓼藍という植物を発酵させた「すくも藍」を用いて建てられますが、本校では化学薬品などを用いて建てた藍(化学建ての藍)を使用しています。藍を建てるためには様々な薬品を使用しますが、それらが果たす役割や使用する理由などに対して丁寧にご説明やアドバイスをいただき、たくさんの新たな発見がありました。 また、どうすれば美しく染めることができるのか?という疑問に対しては、実演を交えた説明をしてくださり、生徒も教員も目を輝かせて熱心に話を聞いていました。 普段から何気なく作品制作に使用してきた藍ですが、化学的な視点を踏まえて改めて学んでみると「そうだったのか」と納得することばかりでした。小さな疑問について多角的に知るこが、学びをより深めるということを改めて実感できた有意義な機会となりました。 レクチャーを受けた生徒の一人は、「平安時代の前から藍染めなどの天然染料での染めは行われているが、今みたいに化学的な知識がない中で、昔の人は酸化やアルカリ化(還元)する触媒を使用するなどの知識をどのように得たのかなどの疑問がわいてきた。また、昔の人はすごいなとも思った。非常に興味が持てたレクチャーだったので、今後もいろいろ勉強していきたい。」などと感想を述べていました。 ![]() ![]() ![]() 校舎見学会を実施連休中の5月6日(土)、本校の新校舎の見学会を実施しました。 美工の卒業生、保護者、地域の皆様、本校関係者の方を対象にした見学会には、卒業生100名以上を含む470名を超える多くの方が参加していただきました。 特に地域近隣の方も100名近く来ていただき、地域に根差した学校でありたい本校としては、とても嬉しい限りでした。 参加された多くの皆様からは、「とても素晴らしい環境の学校ですね。」「私もこんな学校に入学したかった。」「ここに通っている生徒さんがうらやまし。」などといった感想が聞かれました。 この取り組みには、本校生徒14名とPTA役員の方7名がボランティアとしてお手伝いをしていただきました。感謝いたします。 本校はこれからも、地域に愛され京都や世界で活躍する青年を、素晴らしい環境のもと、育成したいと思っています。 今後も、皆様の変わりないご支援をよろしくお願いいたします。 ![]() ![]() ![]() 令和5年度新旧生徒会執行部・各委員長研修会大型連休の初日(3日)、今年度の生徒会前期役員が決まったことを受けて、新旧執行部・各委員長研修会を行いました。 この研修会は、昨年度の総括を踏まえて、今年度の生徒会活動全般について、企画や運営方法を議論することが目的です。 まずは、4月当初の新入生歓迎会、7月の文化祭、11月に時期を変更した体育祭などをはじめ、その他の様々な取組について、みんなが熱心に意見を出し合い、相談していました。 新校舎での生徒会行事は、初めてとなります。銅駝校で実施していたことが、そのままできるのかなどわからないことも多くありますが、一つひとつの生徒会行事にしっかりと準備をして、実行してくれることを楽しみにしています。 ![]() |
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