最新更新日:2024/06/08 | |
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崇仁〜ひと・まち・れきし〜 Vol.17号完成記念講演会で本校生徒が発表!
3月2日(土)午後、世界人権問題研究センターにおいて崇仁〜ひと・まち・れきし〜Vol.17号完成記念講演会が開催されました。
講演会の中で、崇仁地域に移転した本校と京都芸大の生徒・学生で地域にかかわる取り組みをしているプロジェクトの発表が行われ、本校からはアートフロンティアコース3年生の実習B授業で「ふるさとの偉人たち」のテーマで絵本製作した内容を発表しました。 完成した絵本は2種類あり、一つは「伊東茂光伝」で、初代崇仁小学校の校長であった伊東茂光先生の生涯の活躍を紹介したもので、崇仁発信実行委員会の藤尾まさよ様にご協力していただきながら、絵本にまとめたものです。 もう一つは「崇仁おはやし物語」で、崇仁地域に昔から伝わっていたお囃子が、戦後人口減少や維持費の高騰で祭礼が中断されたのを、復活させた奥田様と藤本静信様を取り上げたもので、藤本様の奥様の節子さんや藤尾まさよ様にご協力していただきながら、絵本にまとめたものです。これらの絵本は今後、市内の公立図書館をはじめ地域の児童館等に配架予定となっています。 絵本製作をした生徒からは、「美術工芸高校の生徒たちにはこの本の内容について知ってもらい、この崇仁という地域で学びを得ることができるということにそれぞれの思いをもって学んでほしい。」「この絵本が崇仁のことをもっと沢山の人に知ってもらうきっかけの一つになればいいなと切実に願っています。」「学校の移転をきっかけに、この崇仁地域について学ぶ機会が多くありました。人の意識次第でどうにでもなってしまう問題の難しさを実感しました」「一つの文化を繋げる役割に関われて、とてもうれしく思います。」など感想を述べていました。 この取組が、本校の生徒にとっても良い学びとなり、かつ地域にも意義あるものであったことは言うまでもありません。今後も地域とは様々な取り組みを通して連携を進めていきたいと考えています。 ◆実習Bの授業の紹介 → こちら |
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