最新更新日:2024/09/25 | |
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WHAT’S UP? Vol.7
アカデミア科1年の生徒は、7月22日、23日に京都学・歴彩館で英語だけを使用して2日間を過ごす「サマーセミナー」に向けての準備を進めています。本日は、本校の専門科目であるアカデミック・スキルズの授業の様子をご紹介します。
サマーセミナーでは、ホームステイで役立つ英会話、実際のホームステイを想定したスキット学習の他に、ALTの先生と少人数グループで京都市内にフィールドワークに出かけ、外国人にインタビューを行います。写真は、初日に自己紹介するためのプレゼンテーションを作成しているところです。 また、京都府立大学の文学部・欧米言語文化学科の学生から研究の作法を学び、3月に行われる海外研修旅行に向け、探究活動の視野を広げていきます。 紫野小との連携―英語に親しむ―小学生が英語に親しみ使えるようになることを目標に臨みました。単に英語を教えるのではなく、「FUKUWARAI」(写真中)「DARUMA-SAN」(写真上)「ORIGAMI」(写真下 作ったカエルを飛ばして競争しています)「Question Time」といった遊びや体験を通して、使える英語を学べるように工夫しました。 特に、「FUKUWARAI」(写真中)では、始めてしばらくすると、「right,more right,No,no,left...」などの指示や歓声が飛び交っていました。 終わりの会で小学生の感想をハラハラしながら聞いていると次のようでした。 「英語なんて感心なかったが、やってみると面白かった。また、参加したい。」「知らない英語を学ぶことができた。早く使ってみたい」等々、前向きなものばかりで、胸をなでおろしました。他方、感想は挙手で順番に言っていくのですが、参加約40名中15名ほどが、先生の「感想が言える人は手を挙げて!」の掛け声にすぐに反応していたのが、とても印象的でした。 今回は、今年度中に5回計画しているうちの1回目です。 次回も楽しみになります。 Expression Skills でのディベートの取組み
アカデミア科1年生は、英語でのディベートを通じて、受け取る力、考える力、発信する力などを磨いています。写真は、"AI (Artificial Intelligence) should replace live performers." というトピックに、賛成・反対の立場に分かれて、意見や理由を述べている様子です。相手の意見に、即興で反論しなければならず、現在はメモを参考にしていますが、今後は目線や身振り・手振りなどを意識したコミュニケーション能力を伸ばしていきます。また、ジャッジ(審判)の生徒は、全ての意見を理解し、公平公正に勝ち負けを決めねばならず、緊張感のある知的ゲームとなっています。
アカデミック・スキルズ(総合的な探究の時間)の取組み2年普通科スタンダードクラス 進路講演会
6月19日(水)
LHRに、2年普通科スタンダードクラス生徒対象の進路講演会を実施しました。 「進路選択のモヤモヤ感を吹き飛ばそう」というタイトルで、ワークシートを用いた作業を通じて自分の好きなことから志望する学部学科の選択について考える講演会でした。 すでに将来の目標が定まっている人はもちろん、まだ決めきれていない人も、今回の取り組みをきっかけとして、大学のオープンキャンパス参加など具体的な行動を進めていってほしいと思います。 GAP2 2年生アドバンスト人文 高大連携講座今回の講師は立命館大学共通教育推進機構の秋吉恵先生で、国際的な問題となっている「貧困」というテーマで授業を行っていただきました。 まず前半では,秋吉先生に同行された大学院生の方がファシリテーターとなり,自分の身近にあるお金がかかっているものに注目しながら,コストについて学びました。「どんなものにコストがかかっているのかな?」という問いかけに,中には想定外な答えもあり,互いに驚く場面もありました。自分の生活とコスト削減,そのバランスをどう取ればよいのか,生徒たちは真剣に考えていました。 後半では,前半の流れを引き継いで,秋吉先生が所得水準や貧困層の定義について,日本とバングラデシュを比較して話してくださった後,実際に先生が交流を持ったバングラデシュの子どもたちの写真を見て,彼らの仕事,彼らが今思っていることを考えて書き出してみたりしました。貧困層の定義が国や世界で異なること,生活のために子供たちが児童労働に従事せざるを得ない理由があることなどを目の当たりにし,生徒たちはあらためて貧困という問題について考える機会になったと思います。 GAP1 「第2回 論理的な文章を書く」
今週の月曜日と火曜日の6、7限目は、論理的な文章の書き方を学ぶための第2回目の授業でした。本日の授業では、文章の論理性を吟味するために、これから書こうとしている文章の構造を、ピラミッドストラクチャーの形に視覚化する方法を学びました。ピラミッドストラクチャーとは、意見(主張)を述べる際、理由をいくつか用意し、それを支える例をいくつか用意する、というように多段構造をなす図式です。これを活用することで、「意見‐理由‐例」を適切に整理することができます。文章を読み、そこから「ピラミッドストラクチャー」によって、文章の設計図を書き出したり、逆に、設計図から文章を書き出したりして、論理的な文章を書くための方法を学びました。
授業の最後には、テーマを「男女の格差を埋めるために、国会議員に『女性枠』を設けるべきか否か」(関連するSDGs:5 ジェンダー平等を実現しよう)に設定し、配布された資料を読み、意見文を書くための設計図を書きました。テーマが難しく、苦戦する姿も見られましたが、練習を重ねながら、論理的な文章を書く力を身につけていって欲しいと思います。 二年アドバンスト人文、高大連携講座講師は国文学者の山本淳子先生で、仮名文字の歴史について簡単に説明して頂いた後、豊臣秀吉が書いた文章を使って仮名文字の読み解きを体験しました。 後半は、筆ペンでお手本となる和歌の文字を書き写す練習をした後、「文付け枝」を作るという実習を行いました。文付け枝とは、手紙を折りたたんで花の枝に結びつけたもので、主に平安貴族などが手紙をやりとりする際に使用していました。3番目の写真のように、今で言うおみくじを木に結びつけたときのような状態になります。 生徒たちも王朝文化を実感することができたのではないでしょうか。 1年生 進路オリエンテーション
6月5日(水)
LHRの時間に、1年進路オリエンテーションを実施しました。 前半は進路部から、4月に話した高校生の生活リズム(「起床時間・学習開始時間・就寝時間」の固定など)の大切さの確認をした上で、大学入学共通テストなど大学入試改革に関する情報を整理しました。また、秋の文理選択に向けて、オープンキャンパスへの参加など今からするべきことについて話をしました。 後半では、学年主任から文理選択など自身の将来について考える上で重要となることについて伝えました。 この秋のコース・科目登録は、将来の方向性に関わる重要な選択の場となります。自分の将来のために、今から行動を開始してほしいと思います。 WHAT’S UP? Vol.6
この夏、京都市高校グローバルリーダー育成研修に本校から1・2年生の計4名の生徒が参加します。今年度は研修先がフィリピンということもあり、英語だけでなくタガログ語を事前に学んでみたいと言う生徒の声にこたえ、6月6 日(木)の放課後にフィリピン出身の先生にお越しいただき、タガログ語講座を行いました。初めての言葉に戸惑いながらも、一生懸命発音を真似し、フィリピンのことについて話を聞くいい機会となりました。研修に参加する生徒の皆さん、この夏、楽しんで、たくさんのことを学んできてくださいね。
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