最新更新日:2024/05/30 | |
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2年生地学基礎の授業「探究活動」
明日から学年末考査が始まります。今日で最後の授業です。
あるクラスでは、地学で“石”焼き芋をしてみたいと提案があり、最後の授業は地学の教科書にもあるSDGsに関する探究活動として、石焼き芋とSDGsとのつながりを、石で芋を焼きながら、考えてみることにしました。 まず、石焼き芋の「石」に注目し、石はどんな役目をしているのか調べてみました。石は熱を蓄えては放熱し、芋の甘みをじわじわと引き出しているそうで、熱を蓄える(=エネルギーを蓄える)性質を持っていることがわかりました。 さらに調べていくと、岩石蓄熱技術の研究開発を環境省や日本の企業がしていることがわかりました。地表に沢山ある岩石にエネルギーを蓄えさせることで、太陽光発電や風力発電の課題である供給の安定性を解決できるかもしれません。 石焼き芋の石が蓄熱している原理は、再生可能エネルギー関連技術に応用されていく可能性があることに気づき、石焼き芋とSDGsの共通点が見えて、生徒から思わず拍手が湧いていました。 身近な発想から学びを深められ、紫高生の素晴らしさが見られた時間でした。 |
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